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「近くのDX」 on 21MHzSSB

2014年08月23日 | 移動運用
今日23日、家人を乗せて運転手をやりました。中国山地の「弥高山 標高650m」へ日の出にあわせて出かけました。

   


ここは雲海の景色で有名です。何度か訪れているのですが、大阪からの友人を案内しました。本当は早朝の気温の下がってくる秋から冬にかけての季節がベストなのですが、ここのところの雨模様でじっとり湿度も上がっていて、真夏ですが目論見どおり雲海を見ることが出来ました。

この場所は海抜が600mを越えるので、到着後一人車に残って少し無線機のダイヤルを回してみました。早朝でしたが、5エリア四国のOMが21MHzSSBでCQを出されていたので、コールすると取ってもらえました。(ボンネット基台1.2mホイップAnt、IC-706MarkII50W)

電離層に強力反射して強い信号が届いているわけではなさそうでしたが、お互いに了解するのにおいてはまったく問題のないQSOが実現しました。

5エリアかあ珍しいなあ・・・と思いつつ交信をしていたのですが、5エリアのOMが「近くのDX」と表現されました。確かに瀬戸内海をはさんですぐ向こうとこちらです。もし430MHzだったりしても、かえってV/UHFのFM電波の方がいい具合に飛んでくれたりしそうです。21MHzバンドでは「相性の悪い」5エリアと4エリアですが、そのことをポンと一言で表現されました。

近くのDX、5エリア愛媛今治のOMによると2014年の今年21MHzバンドで4エリアとのQSOは4局目だということでした。(当局はゼロのはずです)

一つ前の4エリアとのQSOは、相手局が海抜500mの高いところにHomeQTHのある無線局だったそうです。そんなことから、電離層反射が厳しいコンディションでも「高さ」があって「見通し」の比率が高ければ交信が実現するものですねー、とそんな話題でちょっと盛り上がりました。

・・・と今朝はそんな思いがけない21MHzバンドでの移動運用QSOが実現しました。

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