Nikonカメラを使うようになって、ポツリポツリだったと思うのですが、それでもニコンのレンズが増えてしまったので、ちょっと再確認のためにまとめてみようと思っています。
Nikonレンズその1・・・マクロレンズ
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Micro-Nikkor55mmf3.5 Tamron 90mmf2.8 Micro-Nikkor105mmf2.8
標準レンズとマクロレンズとの違いのこと
明るく基本性能にすぐれた50mm標準レンズは、開放絞り値がf1.8と明るいレンズ(暗い場面でも手ブレしない速いシャッター速度で撮影可能)で、とても重宝するのですが、それでも何かの撮影に夢中になっている時、どんどん構えラカメラを被写体に近づけていって、ピントを合わせることが出来ない!という状況になることは結構多く経験しました。(撮影最短距離が40cm前後のものが多い=レンズの先から被写体の距離は20cm以上でないとピントが合わない・・おおよそ)
それに対して、マクロ(接写のための専用設計)レンズは、開放絞り値がf2.8とか、f3.5とか(一般標準レンズよりも暗いレンズ)になってしまいますが、「撮影最短距離」がとても小さくなります。すなわちレンズの先が被写体にくっつきそうになっても、それでもピントを合わせることが出来る!レンズということになります。
(マクロレンズを用意しなくても、接写のためのアダプタ=レンズの長さを長くするための筒=エクステンションチューブ=マクロリング、を手元に用意したら、接写は可能になります。しかしながら、普通に遠くの撮影を使用という場面では、そのアダプタを外さないと遠くの景色にはピントが合いません。
その点、マクロレンズは眼の前のものを大きく撮影することも可能であるし、遠くの景色も普通のレンズとしてそのまま撮影が実現しますので、出かける時にカメラに取り付けるレンズとして一本だけ持ち出すとしたら、とても守備範囲が広くて便利です。
(公園の花を撮影したり、喫茶店で休憩中に注文したケーキを撮影したりしながら、普通に出先の様子をそのレンズ一本でそのままスナップ撮影、記念撮影も可能になります)
Nikon105mm(中望遠)マクロレンズのこと
そんなこんなで、いちばん最初に55mmマクロレンズを入手してNikonカメラで使い始めたのですが、とても個人的な使い方にマッチしていて気に入ってしまったので、その後、105mmマクロレンズを入手しました。
個人的には、「足元の草花を接写する時、55mmではどんどん体を屈めて、窮屈な姿勢で撮影」するところを・・・105mmレンズだと、ちょっとしゃがむだけで、もしくは膝立ちするだけで、被写体から少し遠いところで身体がふしぜんな形になることなくカメラを構えて撮影出来るようになった点が、なによりありがたかったです。
(50mmレンズで足元の小さな花を撮影する時に、腰を痛めて、その後3週間くらい感知するのに時間を必要とした経験があるので・・・)
105mm中望遠(マクロ)レンズでの注意点のこと
55mmとはまた雰囲気、空気感の異なる105mmレンズは使っていてとても興味深く、楽しいのですが、55mmレンズと比較すると、中望遠ということもあって55mmレンズで普通に使うときと同じようなシャッター速度(例えば1/50秒とか、1/60秒などで)で撮影すると、105mmレンズでは「手ブレ」したり、ブレまでいかないとしても切れ味の鈍い写真になったりしてしまいます。
遠景を写す望遠レンズほどではないにしても,105mmという焦点距離はやはり望遠レンズなので、手ブレしないシャッター速度を確保できているかどうか?(55mmでは問題のないシャッター速度でも、105mmでは問題になるシャッター速度になっていないか?)という点については・・・・
しばらく55mmでマクロ撮影経験を重ねた後、105mm中望遠を使い始めた当初、シャッター速度が適正でないため、まともな写真になっていないカットを量産してしまいましたので、個人的にいつも105mm使用時のシャッター速度に留意しています。
タムロン、レジェンドのタムキュー・レンズのこと
・・・で、Nikon純正マクロレンズ、55mmと105mmとふたつあればもうこれで安泰!と思っていたのですが・・・
「マクロレンズでレジェンドとも言えるタムロン90mmってどうなんだろう」
ずっと気になっていたタムロン90mm=通称タムキュー、「じゃあ、このさいいっとく?!」とついつい手を出してしまったのでした。
レンズの重量差のこと :Nikon105mm と Tamron90mm
(作成途中)
Nikonレンズの使い回しのこと
個人的な言い訳として、Nikonを使うようになって再確認できたことに「 CanonのレンズをNikonではレンズ基部とセンサーまでの距離の関係で使用不可能・・・ながら、Nikonレンズはアダプターを付けるとCanonカメラボディに取り付けて使用可能」 ということでした。
つまり・・・・
Nikonのレンズは、もちろんNikonカメラで使用可能ですが、Canonカメラに取り付けても利用することが出来る!「一粒で二度美味しいレンズ」ということになります。
(ちなみに我が机のまわりに、Canonカメラに取り付けるCanon純正レンズはほどんどなくて・・・Pentaxペンタックスレンズにマウントアダプターを取り付けて、Canonカメラで利用してきています。 理由は個人的な好みの問題で、CanonレンズよりPentaxレンズの描写が気に入っていたからです。)
ピント合わせのこと
Nikon55mmはフィルム時代の古いレンズで、旧型メカニズム・絞り値をカメラに情報を取り込むための通称「かに爪」のついたレンズです。すなわち撮影ではピント合わせは、ピントリングを操作して利用するレンズになります。
それに対してNikon105mmとタムロン90mmは、オートフォーカスレンズでカメラ側のシャッターボタン、もしくはボディ背面の親指AFボタンで、ピント合わせをすることが可能になります。ただピントの合う幅の小さい=被写界深度の小さい接写撮影では、ある程度ピントを合わせた後、カメラ・レンズごと前後させてピント合わせをすることのほうが個人的には多いです。
とはいえ、撮したいと思った被写体にむけてAFボタンを押すことで、一気にあるていどピント合わせがモーター駆動で可能になるAFレンズは、手持ち接写でとてもスピーディな撮影が実現して、便利な機能だなと思っています。
(マニュアル手動レンズの場合、とにかく左手でリングをクルクルクルと回し続けないといけないので・・・・。)
Nikonレンズの描写のこと
Nikonレンズの描写は、使い始めてちょっとびっくりすることの多い、好みの写真になることがとても多くて、そのようなNikon製レンズをCanonカメラに取り付けて利用できるというのは、とてもありがたい、幸いなことでした。
・・・・なので、「Nikonのレンズは買ってもいい!」という、個人的な言い訳が成立してしまいました。
ということで、Nikon用のレンズが増えてしまったのですが、最近ちょっと自分でもよくわからなくなってきた感があるので、Nikonを使い始めてこの一年間で、どれだけNikonレンズが並ぶことになったのか再確認していくことにします。
で、今回その1では、Nikon用マクロレンズです。これは上の写真の3つ以外にはありません。 (Pentax用のマクロレンズはありますが・・・)
次は、Nikon鉤爪のついたレンズを整理してみようと思っています。
2023年1月 Nikonカメラ・レンズを試してみることにする
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