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アンドロメダ銀河 一眼レフ・レンズで撮る星空

2022年09月24日 | カメラ・ビデオ関連
台風15号が西日本から遠ざかる9月23日深夜の岡山市、空はほとんど雲に覆われているものの、部分的に雲間から星空が小さく見えています。(東海・関東・東北では雨台風の影響が大きいようですが)

その見えている星の中にカシオペア座があったので「それではそのちょっと先のアンドロメダ銀河が撮れるかも」と、玄関先に三脚を構えて撮影してみました。

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)
ISO1600  f3.5開放  7 s秒 JPEG *16 shots 
Pentax M135mm f3.5 (簡易星追尾)  ノートリミング
Pentax K-5(APS-C) +AstroTracer

先日PCにアプリケーションSequatorをインストールしたので、三脚の上のカメラを16回シャッターを切って、その16枚のJPEG写真をカメラからPCの取り出し、そのままアプリケーションまかせで重ねて合成してみました。

細かな調整などはまったく操作していなくて、しかもお手軽なカメラの生成したJPEGをそのままSequator利用で重ね合わせた写真が上のものです。




(ちなみに自分の目ではこの銀河の光は直接見えません!)

(直接レンズを向けることが出来ないので、まず最初に50mmあたりで試写して、自由雲台を微調整しフレームの真ん中に来るように合わせます。そのうえで、カメラから50mmレンズを外し、かわりに135mmレンズを取り付けます。・・最初から135mmのような望遠レンズだと、フレームの中にアンドロメダ銀河を入れるために、かなりの試写をしてしまうことになります。面倒でなかったらまず広角レンズ、それから50mm標準レンズ、そして希望する焦点距離の望遠レンズと付け替えながら、フレームの中に目に見えない星を入れていく、というのが具合良さそうです)

Pentaxカメラの上にPentaxアストロ・トレーサーというGPSで星の動きを(星が点ではなく線で写ってしまう)、イメージセンサー手ブレ補正機能を星の動きに合わせて動かして、星を普通に見たままの光の点で撮影することのできるオプションを取り付けての撮影です。

135mmf3.5の単焦点望遠レンズの絞りを開放にして、シャッター速度を7秒にしての撮影です。単純に7秒✕16枚ということで、112秒の露光時間ということになります。

(もし星の動きを追尾する本格的な赤道儀を構えて撮影すれば、一枚の撮影で120秒くらいシャッターを開いたままにして赤道儀が星の動きに合わせてカメラの角度を振って星が点でキレイに写るでしょう。そして、その写真を16枚合成すれば、かなり本格的できれいな撮影ができるのだろう・・と予想しますが・・)

今後、普通のJPEG撮影写真を合成する前に、少しだけ画像調整して、その調整後の写真を16枚合成してみようと思っています。またアプリケーションSequatorもある程度調整項目が組み込まれているので、それらのパラメーターを変化させながら、写真の合成もいろいろ試してみようと思っています。

上記のように、天体望遠鏡を使うことなく(所有していません(^-^;))、普通のカメラとそのカメラレンズで、なんとか出来るだけきれいな星空撮影ができないものかなあ?と、ここまで夜の星撮影をして遊んでいるところです。


追記 Sequator写真合成実験

せっかくなので、とても簡単な実験をしてみました。もとの16枚の写真を明るく(とても雑に適当な調整)してみて、その明るくしておいた写真を16枚重ね合わせてみました。(それ以外のことはまだ何もしていない・・何もできない・・・知識がない・・・(^-^;))

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)

上の、最初の写真と全く同じ素材なのですが、合成の前の素材写真を明るくしておくだけで、合成後の出来上がった写真はずいぶん様子が違ってきました。

色合いについては、なんかすごく青色の写真になりました。理由はわかりませんが、こうした色合いも含めて、いろいろ細かな微調整、画像処理があるようですが、それらについては今後の課題です。

PS 色も思いがけないことになりましたが、もとの合成前の写真素材を画像調整した上で、16枚合成すると、アンドロメダ銀河のすぐ近くにある、小さい銀河も写真上で見えるようになりました。
 

今夜の撮影カメラ ペンタックスK-5 + PentaxM135mmf3.5 + GPS-1 

 
 (ペンタックス用レンズとすぐ判別つくように緑のゴム輪を付けてます)
 (同じレンズをマウント加工・アダプタ利用でCanon用にもう一つあるので)









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