病・・・

2008年12月27日 | diary
夫は、今日が仕事納めだった。

そして、うちの事務所から独立をした方が、仕事納め後に年末の挨拶に見えた。
彼は2人の息子さんをもち、弟さんのほうは父親の跡継ぎになるべく、その専門の大学を出た。
その息子さんが生まれた時の体重は、なんと4.7キロ。
子供とはいえ、往年の北の湖を髣髴とさせる風貌だった。
私は中学生の頃までしか会ったことが無かったが、相変わらず大きな大きな息子さんだった。
その頃だったろうか、生まれつき視力が出ないことを聞かされた。
ところが、現在ではほとんど見えなくなってしまい、来年から鍼灸の学校へ行くことを、やっと本人が決心したということを伺い驚いてしまった。

最近、中途失明者が増えているとは聞いていたけれど、身近でましてまだ20代の若さ。
中途失明の辛さや、それを支える家族の苦悩などは想像できるものではない。
本人の立場、親としての立場にわが身を置き換えてみると…どう声をかけて良いのか分からない。

病いを得た、まだまだ若い人を思うときに、彼らは自分の運命をどのように受け入れてきたのか、まだ真には受け入れてはいないのか…
それらを考えるとどうしようもなく、私の心がざわついてくる。

コメント (3)
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