11月6日
松茸山最後の日です。この2ヶ月松茸で泣き笑いしましたがそれも今日で終わりです。思ったほど採れなかったのですが、酒飲んで笑って大満足の日々でした。最後の日だということで、皆でのぼりました。(H氏だけ仕事の都合で欠席。残念!!)
やはり松茸は1本もありません。ムキタケだけはいっぱい出ていました。下の写真はめずらしく松の木に出ていたムキタケ。
残しておいた最後の1本を採りました。
テントをしまい、山止めのテープと看板をかたづけ、ハウスに戻りました。例によって宴会のはじまりです。そこへ現れたのは松茸採り名人Rちゃんです。Rちゃんは毎年松茸を数㌔、本シメジを20㌔も採る大曽根一の名人なのです。気前のいいRちゃんは解散式のために松茸を提供してくれました。3本に増えた松茸。どうするのだろうとK氏を見ていたらそのままあぶり始めました。松茸ごはん以外食べた事のなかったKYUとN氏は驚き声も出ません。
あぶり終わってK氏が松茸を指で裂くとなんともいえないいい香りが漂いました。微妙な沈黙があり、山主太左エ門氏が1本目をたべました。みんな後に続き、私もおもむろに口に運びました。うま~い!! うますぎます。なんと言うぜいたく。わずか10gではありますが今まで味わった事のない感動が口いっぱいに広がりました。
こまちゃんハウスにはいろんな人が訪れます。そしてK氏の笑顔に癒されまた旅を続けます。K氏にも辛い事がいっぱいあったのにK氏は笑顔で乗り切ってきました。そんなK氏の周りに集まる人にとってこまちゃんハウスは人生のオアシスなのかもしれません。
まつたけ山 2005 終わり