戦前、常明寺では800㌔位松茸が採れたと
餅つき名人Y氏が教えてくれました。
それを今話すと、ほら吹き名人と言われてしまいますが
本当の事だそうです。
影のドンK氏の言葉を借りれば
「あっちぼこぼこ、こっちぼこぼこ」
と生えていました。
勝ち組、材木屋S氏は11年ほど前から松茸山を管理し続けて
来た人です。最初買った当時は松茸が鈴なりでした。
S氏達は売ったお金で豪遊したり、すき焼きに何本も入れたり
焼いた松茸をナス漬けでも食べるように一口で食べたりしました。
松茸山は最高の遊びだったのです。
↓1日ではけご3ツも松茸を採って得意気に写真におさまるS氏
この年は40キロほど収穫。
しかし、だんだんと年とともに採れなくなってしまい
昨年は1号山 3キロ、2号山 1.5キロ 合計でも5キロいかないまでに
減少してしまったのです。
松茸は枯れた土壌によく出るのですが、山を手入れしなくなり
腐葉土が細菌を繁殖させ松茸山は肥えた土壌に変化しました。
松食い虫や酸性雨が原因という人もいます。
環境が変わり松茸は顔を出さなくなったのです。
それでもS氏は
「あっちぼこぼこ、こっちぼこぼこ」
出る日を信じて松茸山の権利を買い続けているのです。
それを阻止するべく虎視眈々と狙う人もいます。
常明寺山を巡る男達の熱い戦いは
これからも続いていきます。