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混凝土に咲く花のように


海外旅行記や国内旅行記など、数々の旅行記を連載中!
        HP『我道旅人』で更新内容をまとめて掲載

真鶴駅

2006年03月02日 | 断続チャリ旅(真鶴⇒名古屋)
2005 5/3

継続チャリ旅から、断続チャリ旅に変えたことにより、わざわざ家から出発する必要はなくなった。
以前伊豆半島一周チャリ旅をした時に真鶴駅まで自転車で行ったので、今回は真鶴駅から名古屋駅までの走行を目標にした。

国道1号を辿って箱根の山を越えるという手もあったのだが、あの峠を走るのは少し億劫だった。
それに真鶴駅まで行っていたのに、少し戻って国道1号を走るのも損した気分がする。
そこで国道1号よりも南側にある県道11号で箱根の山を越えることに決めた。

電車で真鶴駅まで自転車を運ぶ。
ついに自分の夢であった日本縦断チャリ旅ができる。
ワクワクとした期待感と共に電車はあっという間に真鶴に到着した。

駅前で輪行袋を開ける。
まだチャリ旅を始めていないのに、チャリを駅前で組み立てるのが何だか恥ずかしい。
すぐに組み立てるととりあえず熱海を目指して漕ぎ始めた。

まだ出発したばかりだというのに、いきなりの難関である箱根の峠が始まった。
きのみや駅で初めの休憩を取り、改めて坂を登り始めた。

しかし急な坂がいつまでも続く…
やはり箱根の峠というだけのことがある。
早々に諦め、自転車を降りて押しながら登ることにした。

断続チャリ旅

2006年02月28日 | 断続チャリ旅(真鶴⇒名古屋)
もう俺も若くない。
これから先自由に遊べる時間はそれほどないだろう。
自分の将来がある程度見える年齢になってきてしまったのだ。
今まで無限に続くと思っていた時間が、最近限られたものだと感じる。

そんな中今しかできないこと、そしてやりたいことを考える。
『海外を放浪したい。』
『自転車で日本列島を縦断したい。』
しかし現実的には両方とも仕事の関係でまとまった時間を取ることができない。

それだったらしょうがない。
細切れの時間でもいいではないか。
やりたいことを自由にやれる時期はもう俺の中では終わったのだ。
これからは如何に限られた中で自由にやるかだと思う。

断続日本縦断チャリ旅上等だ。
何も走ることが目的ではない。
目的地へと目指すワクワク感を俺は味わいたいのだ。

そして北海道最北端の地「宗谷岬」、九州最南端の地「佐多岬」に到着し、自転車を頭よりもより高く掲げガッツポーズをしている写真を撮りたい。
そしてその地から自分宛に絵葉書を出したい。

考え出したら胸は熱くなっていた。

さぁ限られた時間を無駄にはしたくない。
いざ断続チャリ旅出発!

断続チャリ旅

2006年02月26日 | 断続チャリ旅(真鶴⇒名古屋)

ゴールデンウィークの予定もなくなり、暇になった。
社会人になったこともあり、まとまった連休はとても貴重だ。
何かしなくては。

当初の予定では九州までツーリングに行くことだった。
計画として家の近くからひたすら高速を乗り続け九州に到着する。
しかし体力的な自信と精神的な自信が俺には足りなかったのかもしれない。
急遽その計画を中止にしてしまった。

ツーリングに対して昔ほどの興味はなくなっていた。
いや昔からあまりなかったのかもしれない。
ただ座っているだけで、目的地へと送ってくれるバイクや自動車は本当に便利だ。
しかし便利だからこそ、走ることを目的とした場合面白くないところもある。

楽に目的地へと着いてしまうため、苦労や達成感を味わうことができない。
その目指すべき場所と出発地との点と点としての記憶しか後には残らない。

大学生の頃ちょっとした野望があった。
それは自転車で日本を縦断したいというものだった。
稚内で自転車を買い遥か遠くの地沖縄を目指す。
いつも頭に思い描いていたのだが、まとまった時間が取れないという言い訳の下、結局実行に移されることはなかった。