今回の旅で日記を全く書いてなかったことを思い出し、暇つぶしに書く事にした。
フェリーターミナルでもらった乗船申込書の裏を使い、一気に8日間分を書きあげた。
気付けば用紙10枚分になっていた。
日記にまとめ終わると、四国での日々が明確に頭に蘇り思わず笑顔になる。
一人旅だからこそ多くの出会いや発見があったし、気ままに旅をすることができた。
この旅が恐らく学生生活で最後の大きなイベントになるだろう。
そのイベントが今こうして終わろうとしていることがとても寂しい。
あと数日で僕は社会人になるのだ。
まだ色々とやりたいことがあった。
それに社会人になる心の準備もできていない。
そんな僕の気持ちとは一切関係なく、時間と共に社会人の生活は向こうからやって来るのだろう。
フェリーは6時丁度に東京に到着した。
ジェベルのキーを回しエンジンを掛けて温める。
ガタンと鈍い音を響き渡らせ、フェリーの大きな扉が徐々に開いていく。
その扉の先にはまだ薄暗い東京の街があった。
おわり
フェリーターミナルでもらった乗船申込書の裏を使い、一気に8日間分を書きあげた。
気付けば用紙10枚分になっていた。
日記にまとめ終わると、四国での日々が明確に頭に蘇り思わず笑顔になる。
一人旅だからこそ多くの出会いや発見があったし、気ままに旅をすることができた。
この旅が恐らく学生生活で最後の大きなイベントになるだろう。
そのイベントが今こうして終わろうとしていることがとても寂しい。
あと数日で僕は社会人になるのだ。
まだ色々とやりたいことがあった。
それに社会人になる心の準備もできていない。
そんな僕の気持ちとは一切関係なく、時間と共に社会人の生活は向こうからやって来るのだろう。
フェリーは6時丁度に東京に到着した。
ジェベルのキーを回しエンジンを掛けて温める。
ガタンと鈍い音を響き渡らせ、フェリーの大きな扉が徐々に開いていく。
その扉の先にはまだ薄暗い東京の街があった。
おわり