バスの中に入ると日本人らしき顔が見えた。
男2人女3人いる。
皆同じ飛行機でベトナムに来たのだろう。
話掛けると俺と同じように安宿街に行くという。
それを聞きとりあえず落ち着いた。
車内では今までに行った国について、それぞれ想い出を語りあった。
これもまた海外に来た時の楽しみの1つだ。
昔を思い出しながら今回の旅に思いを馳せる。
窓の外からベトナムの街並みが移ろっていく。
ついに旅が始まったのだ。
高鳴る胸の鼓動とともに、俺の気持ちも高まってきた。
道路沿いには社会主義国を象徴するように赤い旗が揺らめいている。
そして河の流れのように留まることを知らないバイクの群れがバスと並行して走っていた。
しかしそれを除けばあまり新鮮さを感じさせない。
「どこかタイに似ている…」
ぽつりと口に出す。
周りの人も頷いた。
男2人女3人いる。
皆同じ飛行機でベトナムに来たのだろう。
話掛けると俺と同じように安宿街に行くという。
それを聞きとりあえず落ち着いた。
車内では今までに行った国について、それぞれ想い出を語りあった。
これもまた海外に来た時の楽しみの1つだ。
昔を思い出しながら今回の旅に思いを馳せる。
窓の外からベトナムの街並みが移ろっていく。
ついに旅が始まったのだ。
高鳴る胸の鼓動とともに、俺の気持ちも高まってきた。
道路沿いには社会主義国を象徴するように赤い旗が揺らめいている。
そして河の流れのように留まることを知らないバイクの群れがバスと並行して走っていた。
しかしそれを除けばあまり新鮮さを感じさせない。
「どこかタイに似ている…」
ぽつりと口に出す。
周りの人も頷いた。