ご飯を食べ終わると車窓から見える風景をただ眺めていた。
目前に広がるのは見渡す限りの田んぼで、農機の代わりに牛が耕耘作業を担っていた。
また合鴨農法なのか知らないが、鴨の親子が歩いていたりと見ていて飽きない風景だ。
大阪人姉妹が各車両を回って帰ってきた。
前車両にはシート席があったというので、俺も散歩しにちょっと行ってみるか。
先頭車両に辿り付くとそこにはソフトシートが並んでいた。
思ったよりも広く悪くなさそうだ。
フエから先寝台を取らなくても十分寝れそうに思えた。
コンパートメントに戻ろうと思っていたところ、後ろから名前を呼ぶ声が聞こえた。
振り返るとソーヘイともう一人中国系の顔立ちのベトナム人が座っていた。
このベトナム人はソーヘイの隣のベッドの人で仲良くなったようだ。
ビールを奢ってもらい二人で飲んでいた。
しばらくソーヘイと話した後掛け声を掛けて別れた。
「じゃあダナンで会おう!」
そう俺はこの時ようやくホイアンに行くことを決めたのだった。
目前に広がるのは見渡す限りの田んぼで、農機の代わりに牛が耕耘作業を担っていた。
また合鴨農法なのか知らないが、鴨の親子が歩いていたりと見ていて飽きない風景だ。
大阪人姉妹が各車両を回って帰ってきた。
前車両にはシート席があったというので、俺も散歩しにちょっと行ってみるか。
先頭車両に辿り付くとそこにはソフトシートが並んでいた。
思ったよりも広く悪くなさそうだ。
フエから先寝台を取らなくても十分寝れそうに思えた。
コンパートメントに戻ろうと思っていたところ、後ろから名前を呼ぶ声が聞こえた。
振り返るとソーヘイともう一人中国系の顔立ちのベトナム人が座っていた。
このベトナム人はソーヘイの隣のベッドの人で仲良くなったようだ。
ビールを奢ってもらい二人で飲んでいた。
しばらくソーヘイと話した後掛け声を掛けて別れた。
「じゃあダナンで会おう!」
そう俺はこの時ようやくホイアンに行くことを決めたのだった。