一昨日道の駅で出会ったオッサンがくれた入浴券を使おうと秘境の湯へと行くことに決めた。
高知からは32号を北上して、再び祖谷渓へと向かう。
ポツポツと雨が降り出した頃、秘境の湯に到着した。
まだ早い時間だったため風呂は空いていた。
そのおかげでゆったりと湯船に浸かり、冷えた体も温めることができた。
気分良く出発しようと、下駄箱から靴を取り出しドアの前に立って驚いた。
雨は止んでおらず本降りとなっていたのだった。
せっかく温まったのに、また冷えてしまう。
しぶしぶと今さっきパッキングしたばかりのザックを開け、雨具を取り出した。
この秘境の湯は宿泊もできるようで、立派な外観を呈していた。
駐車場を歩く傘を差した小奇麗な人達の姿を見ていると、とても幸せそうで自分自身惨めな気持ちになる。
僕は雨に打たれながら、どこへ向かうのだろうか。
こうして軒下で雨宿りして、呆然と時間を潰してもしょうがない。
覚悟を決め雨の中バイクを走らせた。
高知からは32号を北上して、再び祖谷渓へと向かう。
ポツポツと雨が降り出した頃、秘境の湯に到着した。
まだ早い時間だったため風呂は空いていた。
そのおかげでゆったりと湯船に浸かり、冷えた体も温めることができた。
気分良く出発しようと、下駄箱から靴を取り出しドアの前に立って驚いた。
雨は止んでおらず本降りとなっていたのだった。
せっかく温まったのに、また冷えてしまう。
しぶしぶと今さっきパッキングしたばかりのザックを開け、雨具を取り出した。
この秘境の湯は宿泊もできるようで、立派な外観を呈していた。
駐車場を歩く傘を差した小奇麗な人達の姿を見ていると、とても幸せそうで自分自身惨めな気持ちになる。
僕は雨に打たれながら、どこへ向かうのだろうか。
こうして軒下で雨宿りして、呆然と時間を潰してもしょうがない。
覚悟を決め雨の中バイクを走らせた。