今 ここに いる ということ

今 ここに いる
みつけた
出会った
感じた
伝えたい

レクチオ・デヴィナ -マルコ4:35~41-

2011年11月10日 17時41分32秒 | インスピレーション

その日の夕方 イエズスは  群衆を後にして

「向こう岸へ渡ろう」と 弟子たちに 言った

湖の上で 船は突風に遭い 波をかぶり 弟子たちは 恐怖に おののく

イエズスは 気づかぬかのように 艫で 眠っている

「 先生 わたしたちが おぼれてもかまわないのですか 」

- これって 脅迫? 自分たちへの愛を試すかのよう -

 

イエズスは 起き上がり 風を叱り 湖に 「黙れ。静まれ」と 言う

 - 風と湖とが 何と 素直なことか -

 

「なぜ 恐がる? まだ 信じられないのか?」

イエズスの その言葉にさえ 弟子たちは 恐れ 呟く

「いったい この方は 誰? 風も湖も 従えるとは」

 

この 一連の出来事を ゆっくりと じっくりと 味わう

ひとつ ひとつの場面を 心に 思い描きながら

そして 今日 わたしの心に 響く み言葉に 出逢う

 

イエズスは、「向こう岸に渡ろう」と 弟子たちに 言われた

イエズスが 誘いかける

一緒に 行こう と

イエズスが 共におられれば どんなに 安心だろう

イエズスは なんて 頼りがいがあるのだろう

イエズスが共にいてくださる弟子たちの なんと 羨ましいことか

しかし 今 わたしたちには 聖霊が いてくださる

聖霊が 共にいて 

「 一緒に 行こう 」と 誘いかける

その言葉を 聞き逃すまい

その言葉が 聞こえたら 素直に 従おう

きっと 安心していられる 

わたしの 力では出来ないけれど 聖霊が共にいて 助けてくだされば

どんな 困難も 乗り越えられる

 

 

 

 

 


レクチオ・デヴィナ -創世記1:1~13から-

2011年10月19日 17時55分18秒 | インスピレーション

さくら並木のある町で 信仰の仲間と レクチオ・デヴィナをした   

創世記1章1~13節

この日 心が 止まった み言葉は

「 天の下の水は 一つ所に集まれ

 乾いた所が 現れよ 」

創造された方は

生物が 過ごしやすいように

まず 光 から 造られて

そうして 大空 を 造り

陸と 海とを 分けられた

なんと 細やかな お心遣いだろう

創世の 初めから なんと 愛に満ち溢れた 所作だろう

 

しかし と 同時に

 TVで見た タイの水害の映像 水没したタイの国土の地図 が

脳裏を よぎる

たくさんの人が命を失い

財産や 日常が 奪われる

 

あの 大洪水の原因が

地球の温暖化だとするならば

人は 創造主が 愛を込めて 造られたものを

めちゃくちゃ に してしまったのだ 

 

 


グループでの レクチオ・ディヴィナ(み言葉で祈る)

2011年10月19日 14時42分55秒 | インスピレーション

聖霊に

この レクチオ・デヴィナの 場に 来てくださるよう

祈り求める

わたしの持てる物すべて

聖霊の 賜物

とで

神の み言葉を 味わうことができるように

少しでも 自分の 血肉と なるように

 

心を 静めて

身体を 感じ

敏感な 状態にする

 

眼を閉じて み言葉の 朗読を 聴く

一つ一つの み言葉が

わたしの 心に 感情に 身体に

どんな風に 働きかけているのか

敏感に感じ取る

 

眼を開けて み言葉を 黙読する

一つ一つの み言葉を

触れるように 味わう

玉露を 舌で 味わうように

そうして また

一つ一つの み言葉が

わたしの 心に 感情に 身体に

どんな風に 働きかけているのか

敏感に感じ取る

 

わたしの 心 感情 身体の 

どんなに 小さな 変化 揺れ 動き も

見逃さない

それを 誘発した み言葉を 

敏感に 捉える

そして 今度は その み言葉だけを 

ゆっくりと じっくりと 

味わう 噛み締める

そうして 

湧いてきた 思い 気づき 考え インスピレーション を

意識の上に 運んできて  

わたしの 言葉にする

信仰の友に 語る

わたしの主 イエズスへ 語る

わたしの 祈り


罪を犯すたびに

2011年10月18日 21時16分19秒 | インスピレーション

わたしが 殺した

ナザレのイエズスを

 

わたしの罪が

イエズスを 砕いた

 

罪を犯すものは

「神の子を

自分の手で

改めて十字架につけ侮辱する」

(ヘブライ人への手紙6:6)

 

ヨハネ・パウロⅡ世の部屋に置かれていたキリスト像

パパさまは 

何を 祈り

何を 願い

何を 感じて

共に 過ごしていたのだろう


四つ葉のクローバー

2011年03月17日 03時26分27秒 | インスピレーション

3月17日は

アイルランドの守護聖人・聖パトリックの記念日

聖パトリックは

アイルランドで キリスト教を広めるときに

クローバーを使って

聖三位一体の神秘を

説き明かした

 

聖三位一体を表わす イコン

父と子と聖霊が 向き合うテーブルの手前は 空いている

その席に座るべきは 人

創造主が 自分の似姿として造られた存在

 

若かりし のどかな 時代

娘たちは 野に出て

四つ葉のクローバーを 探す

滅多に出会えない幸運に 自分の幸せを 重ね合わせて

 

聖パトリックの クローバーに

4枚目が 加わるとき

神の計画が 実現する

-黙示録21:3

見よ

神の幕屋が 人の間(あいだ)にあって

神が人と共にいて

その神となり

彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる

もはや死はなく

もはや悲しみも嘆きも労苦もない

 

 

 

 

 

 


金の鯉 銀の鯉

2011年02月26日 02時53分24秒 | インスピレーション

失恋男に 

川の女神が

語りかける

失くした 「こい」は 「金のこい」か 「銀のこい」か

男は 答える

あの娘(こ)の美しさは 金の恋

あの娘の優しさは 銀の恋

 

平凡な黒い鯉でも

恋する者の 瞳には 

金の鯉 銀の鯉

それが 恋

それが 愛

 

-雅歌1:15~16

若者の歌

恋人よ

あなたは美しい

あなたは美しく

その目は鳩のよう

 

おとめの歌

恋しい人

美しいのはあなた

わたしの喜び

 

 

 

 

 

 

 

 

 


主が御顔を向けて

2011年02月24日 00時04分22秒 | インスピレーション

 

韓流スター ペ・ヨンジュン氏が来日した折 

空港には たくさんの アジュマが迎え出ていた

彼が笑顔を向けると アジュマたちは

きゃーと 嬌声を発し

この世のものとは思われぬ 喜びに 

胸をいっぱいにしていた

 

御目麗しい 韓流スターでも

この興奮 

この幸福感 であるならば

愛そのものであられる 主が

その御顔を 向けてくださるのならば

どれほどの 祝福 

どれほどの恵みであろうか

「主が御顔を向けて あなたを照らし 

あなたに恵みを与えられるように」(民数記6:25)

 

蛇足:くれぐれもメドゥーサの顔が向けられませんように


創造主の安息

2011年02月23日 23時04分38秒 | インスピレーション

老いも若きもすなる
ブログといふものを
われもしてみむとて
するなり


-瞑想の中で(イザヤ66:1~2)-
エデンの園で 毎夕
アダムとイブを誘って 散歩をしていた主は
ご自分の 安息の場を 求めていた
ただ ご自分の似姿である人と 話したくて
ただ 一緒に歩きたくて
豊かな自然の中を
一日の勤めを終えた そのあとに

主は 探していた
ご自分の手で造った すべての中に
「何がわたしの安息の場となりうるか」

ただ 安息のために すべてを創造した
主の安息のために 存在する すべて
天も地も その間(はざま)にあるもの すべてを