重森三玲庭園美術館 2007年06月20日 | 民家(京都市) 昭和の作庭家、重森三玲の旧宅です。 氏が作庭した庭は、東福寺本山・塔頭、松尾大社などが知られていて、阿波の青石を多用したものが多いのですが、私は新進気鋭の頃に作庭した東福寺の大・小市松を気に入っています。 この旧宅書院は、2005年に投入したシャープのAQUOSのCM、モダン山水の庭篇で使われました。 書院 好刻庵 正面襖4枚の取手は氏の号、無字庵の無と字を、右の1枚の取手は三玲を刻んでいます。 鴨居の釘隠は陶器製のものです。 なお、CMで使われた市松の襖は、この波の襖ではなく月でした。 #京都府 « 岩船寺 | トップ | 大徳寺 高桐院 梅雨 »