登り切れず

最終的に２頭の人気争いを制して１番人気に支持されたパタゴニアウインド。レースの方はそう甘くなく、勝ち馬と1秒差の9着でした。

数字だけ見るとイマイチですが、個人的には悪くなかったと思います。

パドックではちょっと煩かったです。牧場で見た時も聞いた話でも大人しいという事だったので少し意外でした。馬体は490kgとそれほど太くはないものの、緩いといった印象を持ちました。

でも、何よりも気になったのがモンローウォーク(笑)。
後ろから見ると、お尻を振っています。これほどお尻が左右に振れる馬はあまり記憶にありません。これって、腰が弱いからなのかな？

レースでは事前の情報通り、二の脚は本当に速かった。きっちりハナを切りました。
道中は遠くを走っているのとターフビジョンでは中団以降の馬を写していたので良くわかりませんでしたが、人気のもう一頭パッションルンバと並んで直線へ。直線入り口で既にパッションルンバより手応えが劣っていましたが、途中まではなんとか食らいつきました。が、坂で力尽きました。

スピードはあるのでしょう。
大きい馬なので、叩いた後の変わり身も期待できそうです。ただレース後のスクミ具合は気になります。

この距離としてはそれほど厳しい展開ではなかったと思いますが、初出走の馬が逃げての負け方としては許容範囲じゃないでしょうか。

正直、見せ場があったのでちょっと満足してしまっています

うん、次走も楽しみに見に行けそうです。