goo blog サービス終了のお知らせ 

CONSUMMATION

趣味の話題 中心です。
まんが、テレビ、本、音楽など、幅広~く浅~く 書きます。

メリークリスマス

2006年12月24日 | しごと
本日はしごと
やっぱりクリスマスは怖い
午前中に手をつけたしごとが、途中でほっといたまんま 閉店まで再開できなかった
まぁ、レジがイカれたり、図書カードの在庫数が合わないなどのトラブルもあったんだけどな
いやー、包装しまくったぜ
きのうがピークだったんだろうとは思うが、やはりきょうもクリスマスプレゼント購入のお客様が大挙して押しかけ、もうタイヘンでした
児童書中心に大量に売れたぜ
おとといの時点で 児童部門の売上前年比は 10%足りなかったんだが、きょうの精算で10%上回ってた
きのうの売上分のスリップ見たら、文庫の調子いいときくらいの厚さになってたからな
やっぱりクリスマスは凄い
パートさんたちもずっとレジばっかりやってて、ほとんどしごとにならなかったんだろうなぁ
お疲れさんでした

労をねぎらうべく、クリスマスケーキ買ったりして 上司っぽいとこをアッピール
チョコのロールのやつ2本買って 各々4等分したんで けっこうケチくさくなっちゃったんだが(苦笑)
案外に喜んでもらえたので良かったなぁ
閉店後に バイト連中と食べて喋りまくってたら 1時間くらい経っちゃった
そっからしごとの続きをはじめたら 帰りは1時回る
普段 夜中は消してるクリスマス電飾を、今夜だけは点けっぱなしで帰る
夜中に店の前を通るひとが、少しでもなごんでってくれたら

帰り道、残念ながらサンタさんには逢えなかったよ  

送別会&忘年会

2006年12月15日 | しごと
いま16日午前5時です ネムい

本日(っちゅうか もう昨日か)で辞めるパート(妊婦)の送別会と、店の忘年会を開く
珍しく全員そろいました 久しぶりだなー
閉店後から、近所の居酒屋で呑み喰いしました
いやー楽しんだ
でも、若いのがつぶれたりしてタイヘーン

2次会はカラオケ
半分以上の面子が参加!
へー、みんなこんな声で唄うんだー
わしゃ10ヵ月ぶりのカラオケ ぐふー唄い足りねぇー
フリータイムで4時間も居たのになー

女子を送ったり つぶれた若人のウチを覗いたりして、さっき帰宅
明日(っちゅうか今日ね)は朝から夜まで通しなんで、きょうはこんなもんでご勘弁を
さぁて、どう闘いぬくかな?  


待ってました、ベスト100

2006年12月11日 | しごと
ウチの店の文庫売上げ冊数、著者別のベスト100が出ました
このデータが楽しいんだよねぇ
先月までの6ヶ月間のデータです
以下の文中には 去年のデータとかも出てますが、データ採取時期が微妙に異なります
…まぁ、気にしないことにして比較します

1位は、『ダ・ヴィンチ・コード』のダン・ブラウンを抑えて
佐伯泰英がゲットー
28冊差で逃げ切りました
全国的にはダンブラが1位で 佐伯4位か
時代モノに強いウチの特徴がよく表れています
おととし7位、去年2位ときてついに1位に輝きました
まぁ、年に12冊以上の新刊を出す超多作家ですからね、点数多いってのもあるんですけども
だって、現在継続中のシリーズが、時代モノだけで8つですよ
どういう頭の構造してんのやら
最近は新聞や雑誌でも頻繁に取り上げられ、大手の講談社からも出し始めましたからね、来年当たりは全国1位も夢じゃないんじゃないですかね

3位は東野圭吾
2位とはダブルスコアついちゃいました
全国的には今までもわりと高位にいたんですが、ウチでは20位台にいました
そんなにミステリは強くないんですよねー
直木効果が如実に現れ 上位にランクイン、全国でも3位です

以下、司馬遼太郎(全国5位、カッコ内以下同)、西村京太郎(7位)、池波正太郎(10位)、宮部みゆき(2位)、藤沢周平(18位!? そんなもんなのかー)、浅田次郎(12位)、睦月影郎(53位)がトップ10です
ね? やっぱりオヤジ向けに強いでしょ、ウチって
…って、突っこみどこは そこじゃあないですね
10位睦月影郎ってどういうことだ!! ってとこですね

睦月は、官能小説の現役トップを走ってる作家、と説明しときましょうか
フェチ系の描写に定評があるだけでなく、時代モノやSF要素を入れたり、一筋縄ではいきませんよー
ならやたかし名義で、『ケンペーくん』などのまんがや『みぶろ』という新選組小説(表紙は『しゃばけ』の柴田ゆう!)も書いてます
もともとは官能系文庫レーベルを中心に書いてましたが、徳間や祥伝などの2番手3番手系レーベルからも出し始めてから どんどん売り上げが上がってきてるカンジ
近年は“時代官能”方面に積極的に取り組んでおり(廣済堂の『かがり淫法帳』や学研の『蜜猟人』など、いろいろシリーズがあります)、時代モノブームにも乗ってますます売れてるカンジ
ウチでは毎年上位に入っており、21位、13位ときて今年はついにトップ10かよー
確かに、時代コーナーでも官能コーナーでもけっこう場所割いてるしな
全国的にも94位、62位、53位とそれなりに上がってきてますね

こんなカンジで、全国順位との差が大きいやつを見ると、たいてい時代モノか官能モノなんですね
例えば時代なら、全国140位の上田秀人が38位、152位の荒崎一海が41位、103位の井川香四郎が48位、261位の牧秀彦が65位、276位の喜安幸夫が81位、217位の稲葉稔が88位、285位の黒崎裕一郎が92位ってとこ

中でも特筆すべきは、全国288位 諸田玲子の44位と、605位 村上元三の67位
モロレイは読んでもいないのに なぜか大プッシュしたくなって、精力的に平積みしてた甲斐がありました
『お鳥見女房』とかが小規模ながら話題になってますが、澤田ふじ子や北原亜衣子くらいには定着していってほしいですね
新潮や文春、講談など、最大手中心に出してるのも強みです

村上元三は 亡くなったときに追悼フェアを仕掛けたのが効きましたね
『長七郎』シリーズが学陽文庫から復刊されたのを、ネットから拾ってきた里美浩太郎の写真入りPOPつきで並べたのも効果があったか
あのPOPは、『~江戸日記』のopナレーションを調べてきてノリノリで書き上げたっけなー

あとは 日常ミステリの加納朋子を執念深く平積みしたら、全国227位のところ69位
あまり本格系は強くないんで、劇的な結果は出なかったが
やはり、手をかけたものは それなりの成果が数字に表れてきて、嬉しいです

今回最も凄かったのは 福野礼一郎で、全国1351位がウチでは77位
自分でも誰だっけコレ、って思ってしまいまして調べてみたら、『ホメずにいられない』や『自動車ロン』などの自動車評論のひとだった
そっかそっか
そーいや、雑誌の車コーナーに置いてたら クルクル回転してたもんな
今月は『いよいよ自動車ロン』も文庫になるし、このひとは引き続き押していこう
よーし早速発注~

そんなわけで、なんだかわしひとりで盛り上がってしまいましたが、さいごにもうひとつだけ
毎年、水木サンを100位以内に入れてるのが わしの自慢でもあるんですよ
でも今年は76位か~、去年おととしは50台だったのに
あ、でも冊数的にはそんなに変わらないのか
よーし、次はどの作家を押すべか  

研修会

2006年11月14日 | しごと
旭鷲山、引退か!!
心臓悪くしてたんだー
技のデパートモンゴル支店も、とうとう閉店か
お疲れ様でした

きょうは研修会で仙台ホテルへ
今年は雑誌をどう売るか、って内容
『週刊現代』や『KING』の編集長が来仙、編集の流れや創刊の理念など、普段あまり聞けないハナシを聴けて面白かった
毎年イマイチの印象があるが、今回はよかったなー
鬼のように忙しいらしい 週刊誌の編集長のハナシを聴けたってのは貴重な体験

しっかし『KING』、やっぱし苦戦してるんだなー
どうもねぇ、やりたいことが伝わりきれてねぇ、っちゅうかね
20代前半の男性を主なターゲットにし、最近女性に比べて元気が無い、と言われてるこの世代を育てていきたい、ってコンセプトが
肝心な“20代前半の男ども”に伝わってないんじゃないかね
ファッション誌とは一線を画し、例えば冠婚葬祭のマナーとか、車の上手な運転法とか、実用的な部分も重視してるらしいんだけど
正直、今回編集長のハナシを聴いて、ようやく掴めたってカンジ
戦前に大流行した雑誌“キング”の名を襲名したり、意気込みはわかるが
空回り気味というかねー

創刊号が出たときに、若い世代にアピールするのに なんで若い頃の王さんの写真が表紙なの、って思ってたんだが
王さんの病気とかで、いろいろ計画が狂ったらしい
あーなるほどね
読者から、“表紙の阿部寛さんの眼が良かった”とかいうコメントもあったらしい(苦笑) 最初誰だかわかんなかったもんなー

2、3号は『のだめ』に出てる(ここポイント)瑛太が表紙で、急にヌルい印象になったが
まぁまだ3号目だしね、様子をみていろいろ誌面を良くしてったらいいんだよ
まぁ書店としては即戦力を期待しちゃうんだけど(笑)
せっかくの 編集長一世一代の大構想(大妄想っちゅうか)だから、コケずに頑張ってほしいですな

そんなカンジで、あとは質疑応答とかやって(KINGへの手厳しい意見が飛び交う、不憫)、懇親会という名の宴会へなだれ込み
いつもはバイキングで食いまくるんだけど、今回はウチの会社からはわしだけで
たまたまついたテーブルがエライひとばっかで(笑)
なんか遠慮してあんま食えなかったなー
いや、8分目くらいは食べたけど
いつもたらふく食う、ってだけなんだけど

でも、東北各地のいろんな書店さんとご挨拶ができて良かった
社長と親交のある方からウラ話を聴いたりとか(笑)
でも、わし名刺持ってないのでめちゃめちゃ恥ずかしかった
駄目だなー、ちゃんと作らんと

あと、学生時代に隣の研究室にいた奴が来てたんで、久しぶりに挨拶
あんま親しくはなかったんだけどもさー
そしたら、彼の同僚のひとがウチの研究室のOBで
やっぱし世間は狭めぇ
しかもそのひと、わしが前回てれびに出たとき、東北各地の書店さんと電話で繋がってま~すのコーナーで喋ってたらしい
ホントに狭めぇ
いろいろ盛り上がってたのしかったぜ

そんなカンジで、有意義な体験ができましたよ  



クリスマス絵本コーナー

2006年11月11日 | しごと
きょうは、クリスマス関連の絵本がだいぶ集まったんでコーナーを設置

平台がほとんど他のコーナーに使われてたんで 使えるものが少ないながら、なんとか雛壇状のものを作ることができた
ちょっと狭いけども、文具の什器など再利用して なんとか陳列

さらに、前担当が去年使った飾りをじゃらじゃらつけてそれっぽくする
雪(綿)もトッピングだぜー

なんか久しぶりに美術系の作業をして、楽しかった
文庫のフェアじゃ、あんま飾りつけするとこまでいかないからなー
自作オビとかは作るけど、結局パソ画面上の作業と手作業ってぜんぜん違うし

と、いうわけで内容薄いけどもきょうはこんなもん
今午前2時だけど(投稿日時と執筆日時は一致しません)、これから明日のライヴの準備せにゃならん
こりゃ徹夜覚悟か  

読み聞かせ、久々に読む

2006年11月05日 | しごと
訃報から
イージーリスニングの第一人者、ポール・モーリアさん死去
11月3日、享年81
『恋はみずいろ』や『オリーブの首飾り』が大ヒット
テレビの企画で、どっかの手品師が わざわざフランスまで行って“生オリーブ”で手品を披露してんのを見たことあるなー
御冥福をお祈りします

さて、きょうは読み聞かせ会
久しぶりにわしも読んだ
香山美子 作、柿本幸造 絵『ヒッコリーのきのみ』(ひさかたチャイルド)と
内田麟太郎 作、降矢なな 絵『あしたも ともだち』(偕成社)の2冊

ヒッコリーは『どうぞのいす』と同じく、香山美子と柿本幸造コンビの作
リスのバビーが 冬に備えて食料を貯めとく方法をお母さんに教わりつつ、自然の営みを理解してくっちゅうおはなし
柿本の絵がかわいくってなー
“しむしむ”“けそけそ”って実を食べてる虫とか
虫食いの実を投げ捨てるバビーとか
実をほおばってるバビーとか
カーワイー

ともだちシリーズは すっかりわしの持ちネタになってます
本作はシリーズ3作目で、ケガをしたクマを人知れず看病するため あまり遊んでくれなくなったオオカミに、キツネが疑念を抱き…っちゅうおはなし
今回のキツネくんは なんかワンピースみたいなのを着てます
一人称が“ぼく”な女の子説が浮上してます(笑)

趣味に走って『おでんさむらい』を読もうとしたが、なんかオチが弱かったんでやめた
その後、気がついたら売れてた やったぜー
読んでもよかったかなー

客の入りはちょうどなカンジ
盛況すぎて困るということもなく、適正でした

夜は 本番前さいごの練習
ついに全員そろいました
さーて、やるぜー  

藤周や ペネロペや 守り人のハナシ

2006年11月02日 | しごと
訃報から入ります
『字統』『字訓』『字通』の白川静氏が10月30日に亡くなりました
享年96 凄いですなぁ
この3冊、返品のできない買切商品なんですが、たまに取次が勝手に入れてきます
で、なんとか了解を得て返品したとたんに客注が入った、なんてことがあったっけ
実は、漢字アニメ『妖奇士』の参考文献として『字通』が出てます
キャストロールをチェックせよ
御冥福をお祈りします

で、本題
まずは雑誌と文庫のハナシ

『週刊 藤沢周平の世界』創刊
ワンテーママガジンとかパートワークとか 呼び名が未だに定まらない、“全号そろえると事典みたいになりまーす”とか“各号についてくるパーツを全部そろえると完成しまーす”みたいな雑誌です
一時期は 各社競って出してたけど、なんかもうデアゴスティーニのひとり勝ちって感があるな
あ、こちらは朝日新聞社からですけどね

こういうひとりにしぼって、って企画は ありそうで無かったよなー
人気ではトップの司馬を抑えて藤周でくるってのがね
ここ数年映像化が続いてて流行りだからね
今後も同じような企画が出てくるんだろうか

これに連動して、藤周フェアを展開
先週取次に頼んでたのが ちょうど良くきょう入ってきて良かた良かた
藤周は『立花登』(講談社)だけ読んだなぁ
大学だか高校だかの文化祭で古本市に出てたの3冊買い、残り1冊は古本屋で買った
あんまり詳しく覚えてないけど けっこうハマり、全巻続けて読んだっけなぁ
中井貴一のテレビ版(NHK)も観てみたいんだが

続いて児童書のハナシ

岩崎書店のペネロペフェアを展開
NHK教育で11月20日よりアニメ化ですよー
5分の帯番組だけど
カワイーなぁ、ペネロペ
コアラなんだ、この子
オレンジ地に灰色でポップを書いたら、目がチカチカ

上橋菜穂子の『精霊の守り人』と『闇の守り人』が軽装版で発売(偕成社)
こちらもNHKで来春アニメ化だって
放送時間は決まってないみたいだが
『十二国記』~『まるマ』~『彩雲国』とつづくライトノベル原作ファンタジーのワクか?
制作は、劇場版『パトレイバー』1、2や『攻殻』とか劇場『エヴァ』とか作ったプロダクションI.Gですって

で、帯を見るとアニメ版の絵が出てんですが(書籍の挿絵とは別)
この絵、まさか…と思ってコミックの成年マークなしエロコーナーに向かったところ
やっぱし麻生我等(あそう がとう)じゃん
ワニマガジンから2冊、少年画報社から1冊出してますが、いずれもエロ
いいのかなー、たしかにすごく絵はうまいんだけども
公式サイト見たら、制作者の欄にばっちり名前出てる
が、他のひとみたいに 詳しいプロフィールは出てきません(笑)
まぁ、今やエロから一般誌に行くひとは いっぱいいるしなー
そんで いくらでもアニメになってるしなー
でも、このひとはまだ一般誌では見たことないけどなー
しかも天下のNHKが
まぁ、BL使ったこともあるからなー

最後に『ハイパーホビー』よりメビウス情報の追加
前に書いた3話に続く11月最終週には、ついにレオが登場!!
しかも、ちゃんとおおとりゲンが出ます!!
ゲンは修行僧としてミライの前に現れ、自分が若かった頃のダンの如くミライをしごくらしいです(笑)
凄げぇぜ!!
やっぱし観なきゃメビウス  

女子中学生との交流

2006年10月24日 | しごと
市内の中学校に職場体験という授業がありまして、年に1、2回ウチの店にも来ます
きょうは わしの母校の女子生徒が4人やってきまして、いろいろ教えました
中1くらいだと まだ小学校出たばかりってカンジで、扱いやすいですな
これが2年になると妙にスレてきてなー

雑誌の付録組みをさせたあとは 店内の配置についてレクチャー
どういう意図でこういう棚の並び方になってるのか、などちょっと踏み込んだとこまで言及

それからしばらく自由に棚整理をさせたあと、レジとかシュリンクがけ(コミックのビニールパックです)とかを交代で体験さす
これで個々人の性質がわかるんだな
できる子とか ノリのいい子とか おとなしい子とか とっぽい子とか やる気ない子とかな

しかし、今の子はみんな山田悠介を読んでるっちゅうか
パソコンの検索機能を指導してて、好きなの検索してみてと言ったら、4人中2人が『親指さがし』かー

ひる飯
え、弁当忘れてきた子がいるって?
ストックしてた緑のたぬきをあげる
そしたら、なんかカップラーメンは食べたことなかったらしい
えぇー、教育上悪かったかしら
親からクレーム来たりして

午後は質疑応答のあと、文具やお菓子に値付けをさす
これが毎年いちばん人気があるのよね
ラベラー使ってる様子って、スーパーとかで馴染みあるだろうから
あのしごとを実際にやってる、って実感がわくのかね

そんなカンジで14時に終了
お疲れ様でした
わしも疲れたわい
早めに上がって 明後日のテレビのために本読んだりするも、ウトウトしちゃった
ぜんぜんよめてねぇ
また前日つめこみか  


きょうは しごとしかしてない

2006年10月09日 | しごと
昼に読んだ特撮誌も、特筆すべき情報はなかったしなー

なので、しごとのハナシ
ここ数日延び延びにしてきた フェアの入れ替えにやっと着手できた
エンド平台(書棚の端っこにくっついてる平台)で展開してた 文春秋の100冊フェアを、浅田次郎フェアにチェンジ
秋100はだいぶ減ったんで、文春棚前の平台に移す

昨年から半年くらい診てもらってた 経営コンサルタント氏のおかげで手に入ったエンド平台だが、ホントに役立ってる
文庫棚3列に対し エンドをひとつずつ設置したことが、ここんところの文庫売り上げ増の主な理由 とわしゃあ考えてます
やはり、棚前の平台より エンドのほうが お客さんにアピールするみたいなんだよねー
棚前でやってたフェアを 場つなぎでエンドにおいてたら、急に売れるようになった例がありまして

で、その経営コンサルタント氏だが、後半はわしの休みと氏の来店日とがかぶりまくり、挨拶もできずにいつの間にかお別れ、となってしまったのが心残り
お世話になりました

さて、浅田フェアは、『地下鉄に乗って』(講談社文庫、徳間文庫)と『椿山課長の七日間』(朝日文庫)の映画化、『中原の虹』(講談社)の刊行スタート、という流れで企画されたもの
集英社の企画(全点投入でリキ入ってる! まぁ 今回は話題の中心になれなかったからなー)と トーハン(取次)のオリジナル企画、両方頼んだけど、まだスペースあるんで 他の目玉作品も発注しとかないと
早く入ってこ~い

あとは、新潮秋の定番、時代・歴史フェア(Cセット←ABCで点数や冊数など規模が変わる)を出す
今年の、つまんねぇ…
ほぼ毎年 このフェアはやってるが、今年は安全パイばかりっちゅうか
池波・司馬・藤沢の3巨頭が5点・3点・5点に 宮部みゆき3点、あと山本周五郎と山本一力が各1点、それに新刊3点(平岩弓枝、北原亞以子、乙川優三郎)というラインナップ
えぇー、文春のビッグ4かよ(2月頃の定番フェア、3巨頭+平岩)
しかも、『剣客』①②とか『梟の城』とか『用心棒』①②とか、ド定番ばかり
山周も『樅の木』上巻しか入れてくんにゃいしさー

来年大河の『風林火山』(井上靖)くらいは 入れても良かったんじゃないの
他にも宇月原晴明とかさー、宮本昌孝とかさー、宇江佐真理とかさー、安部龍太郎とかさー
あ!! 『しゃばけ』(畠中恵)も入ってないじゃん

評価できるのは、藤沢周平の『彫師伊之助捕物覚え』シリーズ3冊が すべて入ったことか
このシリーズ名って 背表紙に書いてないから、棚じゃシリーズだって気が付かないんだよね
いずれ平で並べたいと思ってたんだよ
あとは、新潮にゃ1点しか入ってない一力を 落とさなかったことかな

まぁ、いつだったか“歴史”を拡大解釈して西洋史ものを入れたり、上下巻(又は上中下巻)の上巻だけが何点もあったり、森鴎外の『阿部一族』まで入れたり…っちゅう 冒険しすぎの年よりはマシだが…
それにしても、安全策とりすぎな感は否めないよなー
同じ3巨頭でも、もう少しスポット当たってないのもまぜる とかいう手もあったんじゃないの
AとかBのセットなら もっといろいろ入ってたのかしらん

っちゅうわけで、どうも専門的なハナシになっちゃいましたなー
エンドとか 図示できりゃよかったんだけどね
まぁ、御勘弁ってことで  





万引き未遂事件

2006年09月30日 | しごと
呑み会が2件もあったが、両方パス
胆沢へ行く盟友の壮行会に 中学の吹奏楽部OB・OGの集い顧問を囲んで、という重要度の高い会だったにもかかわらず
3連通しの中日に 無理はできん
この 付き合いの悪さがわしの欠点だなー

万引き未遂がありました
『幽遊白書』の完全版1~8くらいまでが ゴッソリ棚から抜けてる
スリップ確認しても売れた形跡ナシ
探したら、死角より5~8が出てくる
くそっ、4冊はやられたか
その4冊も、だいぶ時間たってから隅の方で発見され、幸いにして被害はなかったんだけども
最近 万引きも無くなったように感じてたが、油断ならんな~

近所に小学校や高校があるんで、児童や学生には気をつけにゃなりません
児童はファンシー文具、学生はコミックを盗っていきます
タチの悪いのは大人とか無職少年で、人気のあるコミック全巻抜いてって、新古書店に売って 生計立ててる連中がいるんですね
今回もそのパターンか
 店員のスキを見て棚から抜く
 死角になったコーナーに一旦放置
 人気の無くなるのを見計らってカバンなどに入れる
 逃走
という手口なんですねぇ 全くもう

とりあえず、学生の集団は疑ってかかってみてます
いかにもまんが大好き~なオタク連は あんまりそういうことはしません
危険なのは運動部
とくにでかいカバンとか持ってる奴
あとトートバッグも危ない

妙に周りを気にしたり、こっちをチラチラ見てくる奴は、間違いなくヤル気です
こっちに気がある可能性も無くはないけど(苦笑)
3回以上目が合ったら、しごと中断して監視するよう指導してます
こっそり見張るんでなく、あんた方のこと見てますよ~ってアッピールする方が 効果あります
ところが本日、ガン見しすぎたのか、バイト君がからまれてしまいました
まぁ、なんかやましいところあったんでしょ、どうせ
犯罪は未然に防がれたんだ と思いたい

なんか 性格悪くなるから嫌なんだけどねー
困ったもんだ