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CONSUMMATION

趣味の話題 中心です。
まんが、テレビ、本、音楽など、幅広~く浅~く 書きます。

興奮のレコードコレクション

2007年09月23日 | 美術、旅行
お彼岸の墓参りに、また登米へ
義兄の運転する車で、また4人で ごーごー
今回は道にも迷わず、スムーズに到着


墓参りとお見舞いが目的ですが、今回の旅の白眉は、みやぎの明治村・登米の電器屋さん、ひかり電機です
ここの奥さんがお母ちゃんと同級生なんですが、店の一角に、御主人のコレクションであるジャズレコードが展示されてるんですねぇ
これが圧巻

若い頃に東京に住んでて、輸入版が船便で届いた と聞くと即出向いて買い漁ったそうです
ジャンルにゃあまりこだわらず、ほとんどジャケ買いみたいなカンジだったみたいですが

ジャンルにこだわらない、という言の通り、モダンもヴォーカルもビッグバンドも、けっこうごっちゃに展示してあるんですね
さすがに同じアーティストのものは揃えて飾ってるけど
マイルスやらビリー・ホリデイに混じって、ベイシーのベスト版がちょこーんと飾ってあったりして、油断ならない
おっ、ホレス・シルバーの『トーキョー・ブルース』が端っこに
和服の日本人女性ふたりをはべらせてニヤニヤしてるホレスのジャケがなんとも能天気でいいですねぇ
おっと、脇に積んである山にサド・メルの『セントラル・パーク・ノース』を発見
こりゃあ名盤ですよ、わし大好き

間仕切りの裏側にゃ、立派なステレオセットがあり、それも拝見
御主人の無造作な扱いが、逆に手馴れたカンジで好もしい
おぉ、大音量で楽しむ『クール・ストラッティン』、素晴らしい

ジャズ好きのわしゃぁもちろんのこと、中古レコ屋で働く義兄もレコ好きの姉も大興奮
写真もバシャバシャ撮ってきました
こんどは聴きたいレコを持ってきてかけたら、なんて仰ってました
そりゃ楽しい企画

ひとつ注意点です
このコレクションはあくまで展示品であって、売り物じゃありません
この記事を読んで登米に行くのはけっこうですが、お探しのものがあっても御主人に無理は言わんこと
以前、カーティス・フラーの某名盤を欲しがって食い下がったひとがいて、閉口したらしいですよ

いやー、ウチのプレイヤーは、すっかり本の塔の土台になっちゃってまして
最近レコもかけてないなぁ
このへんちゃんと整理しなきゃなんですが
あー、レコ用の額もちゃんと持ってるんですけどねぇ
今はマリちゃんと東京ユニオンの共演版にサインしてもらったのを入れてますが
これの前にも文庫の塔が屹立しております
ホント、どうにかせんとなぁ


昼は病院前のラーメン屋、うたまろ にてみそチャーシューをすする
器がでかい! そして、野菜の量がハンパでない
わしゃ、ラーメンはスープまで飲み干す主義なんですが
さすがに飲みきれなかった
満腹~ 満足~
ちなみに、こちらの奥さんは叔母の同級生です


お母ちゃんの実家でのんびりし、帰宅
お茶もがぶがぶ飲んだので、夜まで満腹感は続きました
いやー、きょうも楽しかった  

お墓参り

2007年08月13日 | 美術、旅行
母親と姉夫婦と4人で墓参り
義兄の運転する車で行く
暑い…
車って暑いなー

高速バスの路線をたどって行ってみたが、途中道を間違えたりして、楽しい道中
北上川沿いの景色がとてもイイ
デジカメで撮ってみたが、走る車内から撮るのはむつかしいなぁ

登米に着いてまずは 父方のお墓参りをし、昼飯はお馴染みの東海亭へ
ちょうど飯どきで、すんごい混んでる
きょうは、うな重二段重ねに挑戦だぞ
けっこう食えるわい
テレビでも話題だった三段、これもイケる…か?
また、昼間っからビールを味わう
でも、灼熱地獄のような車に再度乗り込み、あっという間に抜けたカンジだなぁ

父方の実家では、叔父が祖父を病院から連れ帰っている
なんだぁ、じいさま、元気そうだなぁ
もう90なのになぁ
この末っ子の叔父と一緒だと、妙に愛想いいんだけどねぇ…

で、母方の実家へ
最近 半分ほどリフォームし、きれいになってる
凄いなぁ
いいなぁ
畳の香りが真新しい
いとこの子らは、また見ないうちにすっかり大きくなって…

しばらくお茶をし、墓参りをして帰宅
帰りも暑い…
道の駅のキレイなトイレで顔洗うくらい暑い
パピコが美味いよ~
高速に乗ってからはほとんど寝てた

夕方くらいに到着、お疲れさまでした
ホントに疲れた
夜はもう、ぐったりで ダラダラで うとうとだよ  

上田ひとり歩き

2007年04月10日 | 美術、旅行
二日目です
朝はバイキング形式でこれまたらふく食った
朝っぱらから、シャンパンとオレンジジュースのカクテル、ミモザをいただく
ははぁ、オレンジが分離して上のほうにふわふわ浮いてくるあたりが名前の由来なのね
食べたらまたシャトルバスで軽井沢駅に出、そこで解散
あとは各自自由行動
わしゃしなの鉄道で上田に向かうことに
長野まで行って牛に轢かれてこようかとも思ったが、けっこう距離あるんで今回はこっちに

小諸で乗り換え、なんかウトウト
気づいたら上田だった
危ねぇ!! 乗り過ごすとこだったぞ

時間のあるうちにお土産を吟味
おおっ、さすがに真田の地、十勇士関係の手拭いが各種揃ってるぞ!!
もちろんゲットだぜ
土産に目星つけたとこでいざ出発
暑い…
やっぱ軽井沢は高原だわ、ぜんぜん気温違う
一枚脱いだら鞄がふくれあがる

この地も歩いて回ることに
まずは上田藩主屋敷門と堀跡から
県立上田高校の校門になってるのだ
おお、こりゃ凄いな
こんな立派な門から出入りしてんのか、ここの学生は
なんかうらやましいな

続いて上田城へ
千本桜まつりで大賑わい
咲いてる咲いてる
出店もいっぱい出てる

じゃあ城跡を見ますか
まず真田石っちゅう、石垣にあるでっかい石
幸村の兄、信之が転封先に持ってこうとしたらちょっとも動かなかったらしいが、思ったより大きくはない
まぁ大きさ云々でなく、しっかり組まれているから動かないんだろうな
真田神社にお参りして、真田井戸を覗く
猿飛佐助も使ったらしい横穴はどれかしら…
西櫓は唯一の建築当時のものらしい
ほほう、こりゃよい眺めじゃわい
中には入れないが、櫓の上からの眺めはより素晴らしいんじゃろな
…って、北と南の櫓、これ中に入れたの!?
しまった、素通りしちゃったじゃないかー
お守り売り場で、素朴な絵柄の十勇士手拭いをゲットするのは忘れない

本丸跡をぐるっとひとまわりし、敷地内の市民博物館へ
刀や鎧、手紙など、真田ゆかりの品々が展示されている
幸村を描いた錦絵コーナーには芳年や芳幾、芳虎など歌川派の作品を中心に並べる
芳虎って、当時は評価されてたみたいだが、なんかイマイチな気がするのよねー
芳幾の良さを再認識
あと、尾形月耕に興味を持った
染屋焼のコーナーでは、焼く途中でぐんにゃりくずれたのまで展示
うわぁ、こんなんまで出てくるんだ

企画展は雛人形
五人囃子の楽器って、やっぱ失くなっちゃうんだー
芥子雛、欲しい!!
やっぱし小さくて細かい細工ってそそる
他、“人工癌”を世界で初めて作った山極勝三郎の資料や、戦前・戦後の民俗資料、化石や鉱石なども展示してます

チラシコーナー漁ってたら、アニメ『新釈 真田十勇士』DVD‐BOXのチラシもちゃんと置いてた
偉いなぁ(笑)

同じチケで入れるのがお隣の 山本鼎記念館
このひとは、明治~昭和にかけて活躍した愛知出身の版画家で、のちに上田に住んだんですね
主な業績として、自由画教育、農民美術運動、版画協会の設立などがあるらしい
当時の小学校では、手本を見て絵を描くっちゅう“臨画”による教育が行われてたそうなんだが、それに異を唱え、児童が自由に題材を選んで描く、個性を尊重した教育を推し進めたんだね
これが自由画教育
自由画展で入選した土門拳の作品が 当時の冊子に載ってたりして、仰天
で、農閑期に創作活動をし、収入源にするってのが農民美術運動
いわゆる民芸品ってのはほとんどこの運動の影響を受けている、とある
協会はまず日本創作版画協会を設立、のちに今も続く日本版画協会をつくる
いろいろ今につながる活動をしながらも、あまり名が知られてないのが残念だなぁ

本人の作品もちゃんと展示されてます
コラム+挿絵みたいな内容の新聞連載『尋常茶飯録』の原稿を、葉書で新聞社に送ってたってエピソードはなにやらほのぼのするなぁ
新聞連載小説『陽炎記』では挿絵を担当してるが、これがちゃんと復刻されて売ってた
おそらく単行本にはなってないんだろう、新聞の切抜きをもとに製本したカンジの本だった
やるなぁ、上田市

そんなカンジで上田城公園を後にし、次の目的地、池波正太郎真田太平記館へ
その前に腹ごしらえだ、手前の蕎麦屋、太平庵にて鬼平辛子せいろをいただく
せいろに特製野沢菜辛子をお好みで混ぜて食う
これが旨い、実に旨い
うーん、酒呑みたくなっちゃったよ
けっこう辛かった、さすが鬼平

で、池波館へ
ある小説家のひとつの作品をテーマにしてこういう施設を作っちゃうって凄いよな
他じゃなかなかそうもいかんじゃろ
池波が信州を愛し、そして真田を扱った作品が多いのもあるんだろうな
雑誌連載時の風間完による挿絵の原画が残ってるってのも大きい
しかも、作家自身が絵を能くするからなぁ

常設展は『真田太平記』関連の解説パネルやハードカバー版、文庫版などの展示から
この田舎の映画館の看板みたいな絵は、大河ドラマのスチールを参考にした…のか?
あ、大河の台本もあったよ
『真田太平記』は実は読んでないが、ちょっと読みたくなっちゃったなー

続いて作者についての展示
愛用品の中に、傘を仕込んだステッキがあった
かっこいいなぁ、これ 欲しい
絵筆やパレットに加え、年賀状の干支ひと回り分のデザインが展示されてた
上手いよなぁ、このひと
エッセイの挿絵とか、けっこう自分で描いてるのよね
3大シリーズはちゃんと場所を確保して紹介
梅安の英語版タイトル、『MASTER ASSASSIN』だって
へええぇ、そうなんだ

企画展は挿絵と写真で見る『蝶の戦記』展
こちらは、謙信に仕える女忍者のハナシ
これもけっこう興味深い
展示は作品の舞台となる場所を現在の写真で追うカンジで、流して見る
忍者道具とかも展示
おお、鎖鎌はかっこいい

時間無いので洞窟は素通り、裏の蔵へ
シアターもパスして風間完の原画を見る
素朴な画風でちょっと可愛い

喫茶コーナーもちゃんとあり、名を『ル・パスタン』という
意味はわかんないが、同じタイトルのエッセイが出てるな
そこで図録と幸村手拭いを買う
店のおばちゃんよ、「珍しいわねぇ、図録売れるなんて」って、そりゃ買った客消えてから言ってください
聞こえてますよ~(苦笑)
次の機会あらば、何か食べたい

帰りの列車まであまり余裕は無いが、近所の古本屋・斎藤書店も覗く
ざっと見ただけで
筒井康隆『ウィークエンド・シャッフル』(講談社文庫、1978)、都筑道夫『ダウンタウンの通り雨』(角川文庫、1981)、天藤真『殺しへの招待』(角川文庫、1980)、そして連城三紀彦『戻り川心中』(講談社文庫、1983)の4冊を発見
じっくり見てたらどれくらい掘り出せたやら…

ところでこの上田のメインストリートなんだが、池波館に着くまでに 清水書店、西沢書店、平林堂書店と、3軒もの書店があった
しかも、大手資本のチェーン店でなく、おそらくは個人経営・家族経営の書店だ
うーむ、どの店も長く続いてってもらいたい
そのうち1軒、平林堂だけ覗く
やはりちゃんと真田コーナーや風林火山コーナーがあるな
驚いた、取次栗田なんだ
トーハン日販以外使ってるとこって初めて見た
なんか、各地の書店の文庫カバー集めたくなってきたなぁ

さて、そんなわけで目ェつけといたおみやげ買いこんでいよいよ信州ともお別れです
おやきも買っとかないとな
1年ぶりに県外に出たが、たまにゃ旅もいいもんです
まぁアクティブな人間じゃないんで、しばらく行かんだろうけどな
帰りは、ようやく手に入れた『戻り川~』をさっそく読んで、泣いてました
噂に違わぬ名作だ  

軽井沢ひとり歩き

2007年04月09日 | 美術、旅行
というわけで、長野より無事戻りましたんで旅行記でもしたためましょうか
実は、身内が軽井沢で結婚式をあげたもんでして
まぁ、両家の家族親戚だけの催しなんですが
そんなわけで、一同連れ立って新幹線で長野入り、式は夕方からなのでひとまず軽井沢駅で解散
わしゃ せっかくなんで、ひとり軽井沢見物にでもしゃれこむことに

まずは駅にあったガチャポンをひとまわし(苦笑)
HGコアのウルトラマンです
おおっと、なぜかふたつ出てきたぞ
こいつは儲けたわい
中身は空中でぜぺリオン光線を放つ新ポーズのティガと、80の有名怪獣ゴラ
最近ガチャやってなかったなぁ、これも発売後かなり経ってるシリーズみたい
ミニブックのアンケート締切りが3月末じゃねぇか

さてさて、旅を開始しましょう
まずは腹ごしらえから
信州ですからね、ここはやはり蕎麦をいただきましょう
駅前の 手打ちそば本陣 であったかい山かけそばを
さすがに避暑地で知られる軽井沢、この時期はやはりまだまだ寒いですから

あったまったところで出発
月曜で美術館・博物館の類いは休みなんで、軽井沢銀座を流して戻ってこよう
レンタサイクルの看板がたくさんかかってるが、そこまで広範囲に巡る時間はないんで、歩きでいいや
しっかし…
やっぱ避暑地だからなー、まだオフシーズンなんだなー
「2006年の営業は終了しました」とかいう貼り紙をした店ばかりだ
GWあたりから本格的に賑わってくるみたいだな

その他
長野は八十二銀行が幅を利かせてんだな
ウチの方は七十七です
“しちじゅうしち”と読みます
タクシー屋の敷地に「小便無用」の立て札を発見!!
うーん、今どき珍しい気がする
イタリア料理屋のガス松明の火が、案外に低い位置にあって怖い
190くらいのひとなら目の高さじゃねぇか?
あんなにメラメラと燃えてて、大丈夫なのか?
軽井沢で結婚、ってけっこう多いんだなー
ブライダル店があちこちにあった

おおっと、何やら可愛いモモンガのミニタオルが
やよし、入ってみるかー
そんなわけで、軽井沢飄々亭に入る
なんか、軽井沢に棲む動物たちをモチーフにしたグッズを売ってる店です
あれ、村上康成の本が…って、この可愛いモモンガ、見たような絵柄だと思ったらこのひとだったのか
絵本『ピーマン村』シリーズでお馴染みですね
よーし、モモンガゲットだぜ
その他、雀が鈴なりになってる写真の絵葉書と、ヤマネぬいぐるみをゲット
ヤマネは、喉とおしりのあたりにあるフックを繋ぐと、冬眠体勢に入ることができます
昔 似たような仕組みのぬいぐるみをもらったが、こういうギミックだったのかー
HPはこちらhttp://www5.wind.ne.jp/hyouhyoutei/
あ、店の正式名称は『森へようこそ』なのかー
杉井ギサブローや河村立司など、他にも何人かの作品があります

さて、軽井沢銀座に到着
まだ閉まってる店もあるが、意外と賑わってます
文化施設で唯一開いてたトリックアートの森ノ美術館は…うーん、ひとりで入る気しないなぁ
なんかこう、みんなでキャッツキャキャッキャ騒いで楽しむところだよなぁ
また次の機会だな

諏訪神社の案内板発見
せっかくだからお参りしていきましょう
教会の裏の方にひっそりとたたずんでますが、諏訪大社より分霊された由緒ある神社みたい
最盛期元禄の再建、とある
え、元禄なの!? 最盛期って
宿場町としての最盛期ってことなのかしら
狛犬が、口や目や爪を赤と白で塗り分けられて目を引いた

おみやげはまだ買わなくていいし、飯も食ったばかりで何かつまむ気もしないので、早いけど引き返すかな
おみやげといえば、わしゃ手ぬぐいを集めてて、観光地ではおみやげ屋をチェックするのが定番ですが
無かったですねぇ、軽井沢にゃ
最近は手ぬぐいを作らない観光地も多いんですかねぇ
近年、手ぬぐいや風呂敷が軽いブームになってて、専門店もいろいろあっておしゃれなのがけっこう売ってますが
ホントに好きなのは観光地手ぬぐいなんですよねぇ
残念だなぁ

で、軽井沢駅に戻り、シャトルバスでホテルブレストンコートへ
客室はコテージ風です おおー、かっこいい
式は夕方から、石の教会・内村鑑三記念堂にてキャンドルウェディング
この教会がまた凄い
石作りなんですねぇ
なんか洞窟みたいで荘厳なイメージだよ
式の後は両家で会食
フランス料理をたらふくいただく
いやぁ、おいしかったですよー  

思わぬところで 意外な出会い

2007年03月21日 | 美術、旅行
うーむ、3時間ほどしか寝ずに、家族で墓参りへGO-
いつの間にか登米へ直通の高速バスができてたので、駅前から2時間弱くらいで着いちゃったよ
道中ほとんど寝て、とりあえず睡眠時間確保

入院中の祖父を見舞ってから父方の墓参り
昼は東海亭でまた鰻
うな丼をいただく
真っ昼間からビールまで呑んじゃった

で、母親の実家へ行く途中で薬局がやってるアンティーク資料館へ
なんか、薬剤師の姉がずっと気になってたとこらしいんだが
店員さんにお願いしたら、店脇の潜り戸を通される
この戸が小っちゃくてびびる
腰くらいまでしかないんだもん
いいんか、こんなとこから入って
で、資料館入り口もフツーに民家の玄関っぽい
なんか不安になってきたが…

入ると、古い薬のポスターのレプリカを売ってたり、薬箪笥や帳場台や番頭さんの半纏なんかが並んでる
おおー、薬箪笥欲しいなぁ
細かいものたくさん入れたい

で、奥へ案内されます
お、錦絵が飾ってあるじゃねえか
ふーん、マイナー画家の明治期の作品中心だな…って、芳年!?
うわ、月岡芳年もあるじゃねぇか、『徳川治蹟 年紀事 十五代徳川慶喜公』だな
こんなとこで生で見られるとは思わなかった
蔵に巻いて仕舞ってあったらしく、保存状態もかなりいい
色落ち、焼けはほとんどなく、虫食いも見られない
いやー、びっくりしたぜ

で、蔵に入る
当初の不安は吹っ飛び、ウキウキしてきたぞ
狭い蔵の中に、明治や大正期の薬のポスターやら金看板、キャラクターものの食器、古い雑誌や古いカメラなんかが所狭しと並んでる
こりゃ楽しい

ポスは今でも売ってる薬から、聞いたことないようなのまで様々アリ
えぇ、バターって昔は健康食品として薬屋で売ってたの
あー、カルピスもなんだ
仁丹って石鹸や化粧品も作ってたんだねぇ
長嶋をイメージキャラにした幟とかもアリ
“日本初のヌード写真”も薬のポスなんだね
まぁ、肩までだけどね

キャラものは『突撃!ヒューマン』の食器なんかがある(笑)
当時のお子さんが使ってたんだろうね
ブリキのおもちゃもある
お、鉄人だぞ

雑誌は、『週刊現代』とか『毎日グラフ』とか
お、別冊付録もあるじゃん
『矢車剣之助』とか『海底人8823』とかあったぞ
手塚の猿飛モノはけっこう価値ありそう

王冠をビンにはめる装置があり、興味深かった
どうやって使うんだろ

で、ひととおり見たら2階へ
え、こんなとこに階段があったのか
しかも、すっごい急
1段が50cmくらいあったぞ、アレ

2階は薬関係中心ですね
秤とか天秤とかのほか、医療器具やら漢方薬やら昔の薬やら
いろいろあって面白い
うわぁ、これが狸の睾丸!
鹿の角とか熊の胆とかもあったよ
チオビタやアリナミンの箱は、今とほとんどデザインが変わらないのだな

昔の帳面やらに混じり、この薬屋で製造・販売した淋病の薬・淋洗に関する資料も
ちゃんと どこだか大のお墨付きを得てます
“神薬”とか説明書きがあり、なんだか凄い(笑)

この薬屋、江戸時代に呉服商として始まり、油屋や塩屋などを経て、明治期に薬屋になったらしい
手広くいろんな商いをやってたので、いろんなものが展示してあって楽しかった
こんだけ貴重な品が置いてあると、売ってくれっちゅうコレクターもたくさんいるんだろうが、展示品の販売はしてない、とはっきり断り書きがあります
おばあさんの解説も詳しくてありがたい
こりゃ穴場だわい

そんなわけで、“宮城の明治村”登米までお越しの際は、伊新薬局併設のこの資料館を覗いてみてはいかが
料金は、中学生以上200円です

で、母親の実家でひと休みしてから墓参り、軽く夕食いただいて、またバスで帰る
帰りも着くまで寝てた
いやー、意外にも楽しい休日になったぞよ  

十二支から人魚・河童まで

2006年10月31日 | 美術、旅行
声優の武藤礼子さんが亡くなりました
10月29日急性心不全のため、享年71でした
『家なき子』のミリガン夫人、という強いイメージがあるにもかかわらず、どんな声か出てこない
あ、佐武と市のみどりちゃんなんてやってたんだ
なんか上品なご婦人のイメージがあるけど、ありゃあ白黒だからな、若い頃は当然少女役もやったか
あ、メルモちゃんもなんだ
あれのコミック文庫が意外と売れる
子供の頃、恥ずかしくて買えなかった少年たちが買ってるんだと勝手に思ってる
御冥福をお祈りします

さて、きょうは珍しくお出かけ
地元の仙台市博物館でやってる『大江戸動物図館』を観てくる
江戸時代の動物画を中心にした展覧会です
では詳細リポート

1.動物大集合
☆白象群獣図
最近にわかに流行りの伊藤若冲からスタート
他に類を見ない“升目描き”ですが、ド派手な『鳥獣花木図屏風』に比べるとどうしても地味に見えちゃう
バック黒いからなー
プライスコレクション展、行きたかったな…

☆猛虎図屏風
岸駒というひとの作
このひとの発見が今回のトピックかなー
うまいのよ、ホントに
虎の名人らしいんだけど、凄く迫力がある
日本画家の虎って、だいたい猫をモデルにしてるから、なんかみんなカワイーのよね
この屏風はスペースの都合で早めに出てきてますが、本来は次のカテゴリーのもの
なので、このあとも岸駒は出てきますよ

☆閖上浜御仮屋十二支額
閖上(ゆりあげ)にある休息所に、五代吉村が描いて掲げた絵馬です
擬人化された十二支が描いてます みんな着物着てんのね
『十二類合戦絵巻』ってのもそうだったんですが、蛇だけ女性らしいんですね
他はみんな男性の装束なんですが、ひとり十二単(かな?)なんですね
まぁわからんではないが
ちなみに、鼠はお坊さんの姿です
これもわからなくはない


☆道外見富利十二志(どうけみぶりじゅうにし)
国芳の錦絵 歌舞伎役者の身振りで十二支を表現してます
もちろん似顔絵もばっちり
こりゃ面白い 初めて見たなぁ 仙博で持ってんのかー

☆八相涅槃図
名古屋は西来寺所蔵で、作者は不明
涅槃図は お釈迦様が入滅の様子を描いた絵で、中央で横たわるお釈迦様の周りを弟子やら動物やらが集まって嘆き悲しむってカンジなんですが
こちらはちょっと異色
画面左下に波が見え、そこから魚やら鯨やら海老に蛸まで顔を出してます
面白いなぁ
沙羅双樹を左右に3、前後に1置く、なんて例はあったかな

2.写生のちから
☆猛虎図
岸駒です やっぱり上手めぇ
実は、虎の頭の骨と脚の剥製かなんかを持ってたらしい
どうりで!
で、その脚も出てました
凄げぇ! そんなん残ってるんだ! 凄げぇ!
なんか毛並みがふわふわしてて、美しいです

☆虎図
仙台藩のお抱え絵師だった菅井梅関の作
あぁ、こりゃ猫だわ(笑)

☆虎図
これまたお抱え絵師だった東東洋(あずま とうよう)の作
こりゃあ 虎とか猫とか通り越して、カワイーの一言に尽きます
ホント東洋の描く動物はカワイーよな

☆虎嘯生風図
写生の鬼・応挙も、実物を見ないとこんなもんです
足首がもこもこしてカーワイーったらない

☆兎福寿草図
岸駒のウサギです こちらはイマイチかなー(笑)

☆猿図
岸駒が虎なら、森祖仙は猿の名手
“猿の祖仙”って、どっかで聞いたんだけど、思い出せない
大学の実習でここに来たときかなー

☆武蔵野図
富士、足柄山、武蔵野の3幅のひとつです
そっか、東洋は鹿が得意なんだっけ
なんか世界名作劇場を思い出した 出てきそうなんだもん

3.江戸のペット事情
☆仙台坂遺跡出土西洋犬(1号犬)骨格標本
三代綱宗のペットと考えられてます
歯がすり減ってなくて、柔いものばかり食ってたみたい(笑)
なんで品川歴史館が持ってんのよ、って思ったら、綱宗は隠居後品川の屋敷で暮らしてたんだって
そこの遺跡で出たんだって なるへそー
あー、綱宗って“伊達騒動”のひとか

4.ふしぎな動物たち
☆象のみつき
☆象志
享保13年(1728)、中国より象がやってきます
なんかたいへんな象ブームが起きたらしく、“ゾウ本”が次々と出たらしいです
今も昔も変わらんなー

☆駱駝図
ラクダは文政4年(1821)に来ました
窪田雪鷹は自作に「遂にその真を写す」なんて書いちゃってます
こちらも相当なブームだったみたい(笑)

☆河童のミイラ
☆人魚のミイラ
☆竜のミイラ
大阪・瑞龍寺の所蔵
よくぞ借りた!! この展覧会の白眉と言えましょう
いろんな動物をつなげてる、とはわかってても、不思議ですなぁ、凄いですなぁ
龍はちっちゃいです

☆龍骨之図
近江国で出た龍の骨を上田耕夫が写生したもの

☆トウヨウゾウの化石
で、これがその正体
アゴと牙をうまいことくっつけたら、龍の頭みたいになっちゃったんですねー

5.動物をきわめる
☆紅毛禽獣魚介虫譜(ヨンストン動物図譜)
オランダの動物学者・ヨンストンが書いた動物図鑑です
これによって ライオンとかキリンとかのホントの姿を知ったんですな
源内さんも持ってたらしい

☆一角(ウニコール)の角
イッカクってのは、鯨の仲間ですね
角(実は牙)がみよーんって前方に突き出した奴ですね
これが“不老不死の妙薬、ユニコーンの角”として輸入されてたらしいです
そーいや、『ソードワールド』でも治癒効果があったな
2m50cmもあるのか 凄いな

☆ヲーランウータンノ図
薩摩の島津重豪って藩主は 珍獣マニアだったみたいで、イグアナやらウミガメやら飼ってたらしい
で、これが長崎で死んだのを剥製にしたというオランウータン
こんなんも江戸期に渡ってきてたんですねぇ

おまけ
八木山動物園にいる奴等の写真を使い、出品作と実物を比べるコーナーもアり
こりゃいいね、楽しいね

と、いうわけでたいへん意欲的な企画でした
動物好きのわしにゃあ たいへん楽しめた
キャプションも わかりやすい上にユーモアあふれ、とても親しみ易い
図録は1,400円でA5版、中身も読みやすいです こりゃ買いだ

平日の閉館1時間前のせいもあってか お客さんは少なかったなー
っちゅうか、テレビスポットとか やってんの見たことないな
いい物かなり出てんのに、もったいないなー
宣伝費尽きたのか?
11月5日までなんで、行けるひとは行っといたほうがいいと思うなー
お勧めですよ  

八幡参り

2006年10月12日 | 美術、旅行
本日は休みなのに珍しく出かける
バンド関係でお世話になってるHさんに会いに 歯学部キャンパスまでちゃりを飛ばす
次の日曜にある Hさん率いるバンドのコンサートのチケ売り上げを納めるのと、借りた楽譜を返すのと
…が、居ねぇ
なんか用事あって帰った、とのこと
Hさんのデスクにブツを置かせてもらい、帰る
ありー、あっという間に用事は終了

ほんじゃ、48号線を西に行き、学生時代に何回か立ち寄った古本屋に行ってみるか
うーん、懐かしいなーこの風景
ぎょ、SEIYUの向かいに生協ができてる、エゲツねぇ
で、件の古本屋、やっぱし無ぇ…
うわー 閉めたんか、五車の書籍

しゃーない、ひと回りして帰るか
と思ったが、せっかく来たんだから 大崎八幡お参りしてくか

解体修理する直前に 内部の見学会に参加して以来だなー、久しぶり
学生の頃、体育で石段を登りに来たり、研究室で裸参りに挑んだりもしたっけ

おおー、彩色とかすっかりキレイになって
修理終わってから2年も経ってたかー
うーむ、デジカメありゃいいのになー

あり、うまく鈴鳴らせない
わし下手なんだよなー、コレ
他のひとはガラガラ鳴らしてんのに
まぁいいか、鳴ったからいいってもんでもなし

で、なんか待合スペースみたいなのがあり、壁画やなんかの模写とか展示してある
樹齢400年のアカマツの輪切りにしたのとか
へー、創建当時に植えられたものだったんだ
残念ながら、虫食いがひどくて修理時に切られたって

で、巫女さんがDVDつけてくれたんで観る
『国寶 大崎八幡宮』ってやつ
八幡宮のみどころ紹介に続き、解体修理作業の様子が
これがとっても面白くて、見入っちゃった

まずは解体修理の理由から始まり、実際の解体の様子やら柱などの修復作業、その他 壁画の剥落止めとか彫刻の彩色、漆塗りとか細かいとこも詳しくリポートしてくれ、たいへんに見ごたえアリ

ほへー、やっぱフツーに建設会社が携わるんだな
柱の高さが違っちゃったりしてんので、ジャッキで上げて木をかませて微妙な調整したり
虫食ったり腐ったりしてるとこは、補修材と取替えたり
で、何しろ国宝なもんだから、もとの材を極力残さなきゃならんわけで
この補修材がすんごい複雑なカタチしてんの
パズルみてぇ
しかも、もとの木と同じ種類、同じ品質って ハードル高けぇ

そうそう、御神体をよけたその後ろからは、なんと水墨画が出てきました
これまで誰の目にも触れてなかったものだよ
しかも、雪村派の作だって うひゃあー

殿内の壁画は現在の状態を維持する方針で、剥落止めを施す
うわー、細かい作業だなー

一方、外側の彫刻は創建当初の状態に戻すことに
下地の朱ってキレイだよなー
顔料つくる様子も見せてくれる
孔雀石、すっげ緑なんだな
そーいやこの彫刻って左甚五郎(の、モデルになったひと)の作なんだよなー

殿内の漆塗りも単調に見えてハードな作業らしい
漆つくるとこも紹介
漆の木って、何回か汁採ったら、切り倒しちゃうんだって!
切株からまた新芽が出て、10年もすればまた漆がとれるようになるんだって
シビアだなぁ
だから日本の漆は品質がいいんだって

で、いちばん面白かったのは屋根葺き
杮葺き(こけらぶき)って技法を使ってます
厚さ3㎜の杉板を15枚貼り合わせたものを瓦として使います
フツーは10枚なんだって
この技法によって得られた曲線がとても優雅でたまらん
で、この3㎜の杉板ってのも全部手作業で
機械で作ると、繊維まで断ち切っちゃうんで細かい溝とかが無くなっちゃって、水ハケや通気性が悪くなっちゃうらしい
で、板をとめる釘も、金属でなくて竹釘ってのを使います
これもやっぱし手作り
若竹の外側の青いとこを細長く切り、炒って油を抜くと強くなるんだって
鉄みたいに錆びて細くなったりせず、数十年もつんだって
そうそう、屋根の解体中に創建時の忘れ物とみられる錐が出てきたってエピソードが凄いよね

しっかし、こうして見ると 全体的に手作業ばかりで、どんだけ機械文明が発達しても、人間の手が基本となる分野は残っていくもんなんだなーって感じました
そして、意外と若いひとが参加してるの
屋根の角度を入念に測ってるお姉さんとか、金箔貼ってる兄ちゃんとか映ってた
わざわざ選んで撮ってんのかもしれんが

このDVD、5000円で買えるみたい
うーん、けっこ欲しいなー

そんなカンジでたっぷり1時間 粘りました
あたりはすっかり薄暗くなり、巫女さんもそうじとかしてる中、ビクビクしながら観てました
いつ「もう閉めまーす」って言われるかと思いまして
あ、まんがでお馴染みの“竹ぼうきを使う巫女さん”ってビジュアル、初めて実物を見ました
さすがに殿内は掃除機を使うみたい
今様のコンパクトな掃除機を携えた巫女さんが、横をぱたぱ通り過ぎてゆく
あと、砂利をならすのに グラウンドで使うトンボに似たのを使ってました
板の両側にロープつけたものをじゃりじゃり引きずってならすの
へぇ~
どうも長々とお邪魔して、申し訳ないです

あー、“隣の焼き組に鳥居とかあるけど、一切関わりありません”って立て看がやたらとあったのが泣けた

さて、その後はもうちょっと西に行ったとこから坂を下り、広瀬川沿いの遊歩道を疾走して街に戻りました
あとはいつものように中古レコやら古本やらを漁ったり、ガシャポンしたりして帰宅
けっこう長旅になったなー

あ、例のジョジョのガチャをやったらジョセフが出た
左手を頭の後ろから回して右耳のあたりに持ってくるあのポーズも再現可能
凄げぇー  







迷宮美術館

2006年09月26日 | 美術、旅行
危ねー
次回より日曜朝9時半に移動 と盛んに宣伝してるワンピ
宮城では 金曜15時半から です
騙されるとこだった
最近 プレゼントクイズやら edで視聴者からの似顔絵披露やら テコ入れじみたことをやりまくってたが、とうとうゴールデンから撤退か
これでゴールデンにアニメ枠を持ってんのは日テレだけになったのかな(テレ東は知らん 系列局ないから)
『まんが日本昔ばなし』も終わっちゃったし

きょうは 美術本3冊買って帰る
美術館本2冊も買って、行く機会あるのやら

もう1冊は NHK『迷宮美術館』の第2集
同タイトルの番組を 本にしたものだ
1も買ったけどまだ読んでないや
ぱらぱらめくってみる

基本的に、見開き2ページで ひとりの画家の一作品とその周辺をとりあげ、論じる形式
論じるっちゅうほどコアじゃないな、“エピソードを紹介”くらいです
技法的なことから、絵の描かれた背景、スキャンダラスなドラマなど、とっつき易い話題ばかり
計41エピソードを カテゴリーごとに8章にわける構成
まぁ初心者向けですね
オールカラーでビジュアルが豊富なんで、雑学系の文庫よりだんぜんイイです

全部は読んでないけど、内容は面白いよ
美術史を学んだといっても、通史やるか 特定のとこを掘り下げるか、だったから
まだまだ知らんことは たくさんあるわけで
ココシュカとかルドンとかデ・キリコとか、ほとんど知らない画家も取り上げられてて興味深い
あっ誤字発見 “官能の画家クリトム”だって
大見出しでコレは回収レベルだろー

惜しむらくは、西洋に寄りすぎて 日本美術に1割強しか割いてないことだなー
若冲とか松園とか岡本とか
ただ、先日の放送では 仏画を取り上げてたみたいだし、次のSPでは 青木繁もやるみたいなんで、今後に期待か

まぁテレビのほうは クイズ形式がなんか嫌で 観てなかったんっだが
たまにかかってると 面白くて観ちゃうんだな
番組的には コレでアート(安っぽくてキライな単語)を身近なものにし、ハマったら『新日曜美術館』を観てねってカンジなのかしらね

いよいよ秋ですな
なんか風邪ひきそう