「大事なのは誰を好きかじゃない。誰と一緒にいる自分を好きかということだ」
映画「脳内ポイズンベリー」を観ました。
面白そうやなあと思ってたまま見れてなかった、たくさんある映画の一つ。
2015年の映画やって。もう4年も前とは。
映画を見るとよく思うことやけど、時間が経つのは早いよー。
映画でも観ようぜってふっと思い立って観れる環境に感謝。
主人公いちこはフリーターなのかな? 会社は辞めてネットで小説を書いてて、それの書籍化を持ちかけられている。
一目惚れしたデザイナーの早乙女に偶然再開するけど、ほとんどしゃべったこともないし、声をかけるべき? どうする??
「では、会議を始めよう」
いちこの脳内では5人の人格による会議が始まり、理性、ポジティブ、ネガティブ、衝動(直感?)、記憶、が大騒ぎしながら次の行動を決めていくけど、会議が紛糾して収集がつかなくなると謎の女が現れて会議を乗っ取り、本能に従うような大胆な行動に出たりもする。
なんやかんやで付き合うことになっても、早乙女とはすれ違いが多くてうまくいかないことばかり。一方で、書籍化の担当をしてくれてる越智さんからアプローチされて戸惑う。
30歳になって結婚を考えたいけど早乙女はまだ23歳。越智さんは優しく落ち着いた年上やけど「越智さんときめかないよ」。
今の恋を楽しむか、将来を考えるか。いちこにとっての幸せとは?
脳内会議のシーンが迫力あってよかった。
ポジティブ思考担当の神木隆之介くんが好き。見るたびにこの人いつまで少年なんやろうって思うけど、キャリアが長いからそう思うだけでまだだいぶ若いんやね。
あと衝動の桜田ひよりちゃんめっちゃかわいい。
早乙女くんが野菜食べられへんとかゲームしたいからデート断るとか、性格も子供っぽいところがあったりと、ネガティブ思考に引っかかるダメな男やのに妙に魅力的。いちこさんが頭の中でいろいろ1人で考えて勝手に結論出しちゃうことに振り回されてるけど、早乙女くんの方も思わぬタイミングで現れてはいちこさんをときめかせて振り回す。危うい魅力というのか、イケメンやから許されるのかねえ。
このお話はいちこさんが主人公なんやけど、脳内会議の結果で動いてる表面の姿であって、本当の主人公は議長である理性やんな。
最後のは、いちこにとっての幸せとは何か、を理性が答えを出すことができた。つまり本能に任せるばかりではうまくいかないことを知ってひとつ成長したってことかな。
かおりどん、米津玄師の「Lemon」みたいなお互いに好きやのに別れる、みたいな歌がようわからんって思ってたけど、この映画見たらああそらしゃあないかもなって思えた。
普通やったら、いちこが答え出すまでの説明に独白とか他の人との会話とかを使わなあかんけど、あんまりくどくど説明したらダサいというか面白くないやん。でもこの話やと全部自分(の脳内)でしゃべってて、かつ会話劇になってるっていうのが、たくさん言葉で説明してるのを不自然に感じずに見れた。
あんまり説明的でないものをかっこいいと思ったり、わからない部分も雰囲気で楽しむようなのが好きやけど、こういうのもいいなあと思った。
映画「脳内ポイズンベリー」を観ました。
面白そうやなあと思ってたまま見れてなかった、たくさんある映画の一つ。
2015年の映画やって。もう4年も前とは。
映画を見るとよく思うことやけど、時間が経つのは早いよー。
映画でも観ようぜってふっと思い立って観れる環境に感謝。
主人公いちこはフリーターなのかな? 会社は辞めてネットで小説を書いてて、それの書籍化を持ちかけられている。
一目惚れしたデザイナーの早乙女に偶然再開するけど、ほとんどしゃべったこともないし、声をかけるべき? どうする??
「では、会議を始めよう」
いちこの脳内では5人の人格による会議が始まり、理性、ポジティブ、ネガティブ、衝動(直感?)、記憶、が大騒ぎしながら次の行動を決めていくけど、会議が紛糾して収集がつかなくなると謎の女が現れて会議を乗っ取り、本能に従うような大胆な行動に出たりもする。
なんやかんやで付き合うことになっても、早乙女とはすれ違いが多くてうまくいかないことばかり。一方で、書籍化の担当をしてくれてる越智さんからアプローチされて戸惑う。
30歳になって結婚を考えたいけど早乙女はまだ23歳。越智さんは優しく落ち着いた年上やけど「越智さんときめかないよ」。
今の恋を楽しむか、将来を考えるか。いちこにとっての幸せとは?
脳内会議のシーンが迫力あってよかった。
ポジティブ思考担当の神木隆之介くんが好き。見るたびにこの人いつまで少年なんやろうって思うけど、キャリアが長いからそう思うだけでまだだいぶ若いんやね。
あと衝動の桜田ひよりちゃんめっちゃかわいい。
早乙女くんが野菜食べられへんとかゲームしたいからデート断るとか、性格も子供っぽいところがあったりと、ネガティブ思考に引っかかるダメな男やのに妙に魅力的。いちこさんが頭の中でいろいろ1人で考えて勝手に結論出しちゃうことに振り回されてるけど、早乙女くんの方も思わぬタイミングで現れてはいちこさんをときめかせて振り回す。危うい魅力というのか、イケメンやから許されるのかねえ。
このお話はいちこさんが主人公なんやけど、脳内会議の結果で動いてる表面の姿であって、本当の主人公は議長である理性やんな。
最後のは、いちこにとっての幸せとは何か、を理性が答えを出すことができた。つまり本能に任せるばかりではうまくいかないことを知ってひとつ成長したってことかな。
かおりどん、米津玄師の「Lemon」みたいなお互いに好きやのに別れる、みたいな歌がようわからんって思ってたけど、この映画見たらああそらしゃあないかもなって思えた。
普通やったら、いちこが答え出すまでの説明に独白とか他の人との会話とかを使わなあかんけど、あんまりくどくど説明したらダサいというか面白くないやん。でもこの話やと全部自分(の脳内)でしゃべってて、かつ会話劇になってるっていうのが、たくさん言葉で説明してるのを不自然に感じずに見れた。
あんまり説明的でないものをかっこいいと思ったり、わからない部分も雰囲気で楽しむようなのが好きやけど、こういうのもいいなあと思った。