晴れてくれない。時々雲が空に出てくる不安定な天気だった。
M61を撮り終える頃にはおとめ座方向はまた曇ってきた。次の撮影の前に
極軸を合わせ直したいのだが、北天も雲が多く、極軸を確認しようにも
北極星が見えない。
しばらくまって北天の雲が少し薄くなった所で、薄雲越しに極軸を
確認したら40分ほどずれていた!
やっとの事で極軸を取り直して、この後は、おとめ座周辺の銀河を
いくつか撮ろうと計画していたのだが、なかなか晴れて来る気配が無い。
空を見渡すと北斗七星方向は何とか見えている感じ。とはいっても時々
北斗七星が隠れる時も有ったりするので、どうしようかと考えていたが、
とりあええず、多少薄雲がかかっても、写りそうな、北斗七星近くの
M51に鏡筒を向けた。
【↑M51 子持ち銀河 おおぐま座の渦巻銀河】
SM-R125S/D:130 f:720 PowerShot S90 F:2.0 f=6.0mm コリメート法
UW9mm 80倍 LPS-P2使用 ISO3200 S:101秒x10コマ
撮影場所:山梨県南都留郡 撮影日:2012/3/20 03:34~04:16
jpegからRegistacsでコンポジット→YIMGで回転、トリミング
→FlatAideでかぶり補正→YIMGで、ガンマ補正、リサイズ
今までのM51は64秒露出、今回は101秒露出なので多少ハッキリ写るかと
期待したのだが、いかんせん、時折雲がやってくる空模様では、ちょっと
銀河の腕の部分が薄めの写りになっただろうか。でも沈み込みもだいぶ
落ち着いたのか、極軸ずれの影響はだいぶでなくなった感じではある。
M51を撮影中も雲が来たり逆に晴れたりしていたのだが、気がつくと
東の空の雲が取れていて、なんだかずいぶん明るい。あれ、もう薄明か?
今日は、このM51でおしまいかな。と思いつつの撮影であった。
2012.3.20(4/5)
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くっしー
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