「バー蓄音機」なんです

浪花の蓄音機隊・隊長のバーなんです
近鉄奈良線・八戸ノ里(06ー4307ー0080)
火曜定休7時~12時

瀕死状態なり

2010年06月29日 21時59分13秒 | 日記
あまり凝視しないで下さいね。
お化粧がすっかり剥げてしまって、恥ずかしいです。
ひょっとしたらあなたが生まれる前から、私は頑張ってきたのよ。
表彰状一つもらえる訳じゃなし、誰も労ってくれる人もいないわ。
それでもこうして、変わり果てた姿を晒さないといけないのよ。
だって今日も明日も、毎日仕事だもの…
たまにはバーで冷たいビールでも飲みたいけど、引退するまで出来ないわ。
だって24時間勤務・年中無休なんだもの。

でも今日はちょっと嬉しかったわ。
可愛い女の子が、私を見て大喜びしてくれたの。
しかも若いお母さんが、「これが本当の郵便ポストよ」とかなんとか言って、私を優しく撫でてくれたのよ。
あ―、しばらくは梅雨が続くけど、この時期が一番辛いの。
高温と湿気が、この老体を蝕むからねー。
さて、あと何年生きられるか分からないけど、それまではしっかり勤めるつもりよ…
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ROMANESQUE

2010年06月28日 23時43分50秒 | 日記


昭和20年代の大型電気蓄音機。
ラジオとアンプは当時の状態に整備し直し、3スピードのプレーヤーに載せ換えてある。
つまりSPからLPまで楽しめると言うわけだ。

月曜日はバーはお休み。
だからたまには機械の調子を確かめながらの一人バー。
今日のパートナーはローランド・ハナとジョージ・ムラーツのDUO。
古い真空管が、精一杯の音を届けてくれる。
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感電にご注意!

2010年06月27日 23時54分03秒 | 日記
初めて隅田川を見た関西人は、その川幅の広さ、立派さに驚く方が多いだろう。
神谷バーのある浅草辺りも、かつて歌に歌われたような、懐かしい想いを抱かせるような川の姿はない。
そんな中で神谷バーの、旧態然としたたたずまいと賑わいは、とりあえずは文句なく歓迎すべきだろう。
浅草観音と、まあ六区の路地裏の雑然とした飲み屋街までは、期待する郷愁の想定の範囲内だろうか。

電気ブランなるカクテルはこの神谷バーのオリジナルにして、唯一シンボル的な、換言すれば商売的にあてになる唯一のアイテムなのだ。
半端ではない不味さ(ごめんなさい)が、伝説のカクテルを数段謎めいた神秘的な飲み物に昇華させたと言える。
半端に美味しかったなら、多分更に美味しいカクテルがあるはずだから。

こんな毒舌も、名物カクテルがあるからこそ吐けるのだし、間違いなく格好の酒のアテであることに変わりはない。
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梅雨が明けたら

2010年06月26日 22時25分25秒 | 日記
地球の温暖化が指摘されて久しいのですが、ここ数年それが実感させられるような自然災害が相次いでいます。
身近なところでは四十年来訪れていた野沢温泉村にしても、最近は雪不足に泣かされていたり…
遅ればせながらのエコブームですが、逆に人類の愚かさを露呈しているようで、滑稽なような、かえって不安が募ります。
ちなみに蓄音機はゼンマイのエネルギーだけで鳴りますから、究極のエコオーディオといえるでしょうね。

さて、梅干しを作っています。
梅雨が明けたら、天日干しします。
自然の恵みの有り難さを享受することで、環境問題の大切さを、言葉だけではなく、しっかりと感じ取りたいものです。
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哀しい酒

2010年06月24日 22時30分09秒 | 日記

愛犬のゴンが亡くなって、かれこれ4ヶ月が経ちました。
キャンプの帰りにひょんな事から出会い、拾って帰ってきてから18年の歳月が流れていました。
すっかり家族の一員だと、本人も思っていただろうに…

オムツが必要になってから一年半。
足が弱り最後は寝たきりになりながらも、ドッグフードを美味しそうに食べていたっけ。
やがて柔らかいものしか食べなくなり、スポイドで砂糖水を与えたり。
人間みたいにイラついて不機嫌な顔をしたり、苦しいとも言わない。
仕舞いにはスポイドから飲むために首を上げるのも難儀そうでした。

「しんどいんやね。もういいよ、ありがとうね」

自然と感謝の言葉がでたけど、それからまもなく静かに息をひきとりました…

こんな気持ちになるということは、いい奴だったということでしょうね。
不平を言わない、出されたものは有り難く頂く、嬉しい時は思いっきり表す…
みんな彼女(ゴンという名前ですが女の子なんです)が教えてくれたような気がします。

こんな酒もありますよね…
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ラストコンサート

2010年06月24日 00時15分24秒 | 日記

1974年、ニューヨークでMJQのラストコンサートがひらかれた。
ダークスーツに身を包み、クールなアンサンブルで一世を風靡した人気バンドも、この日ばかりは熱く燃えたという。
録音でしかその日の様子は伺えないが、熱気の片鱗はスピーカーからも伝わって来る。
MJQ好きのお客さんは、想わぬ音源に体が揺れ動く。

隣の女性が「カリブ」を注文する。
この演奏が心に触れたのか、カクテルがお気に召したのか分からないが、一瞬口元が緩む。
一曲毎に拍手が鳴り止まない。
名手達の演奏は、際限なく感じるほど、また次の曲が始まる。

ラムベースにパイナップル。
レモンが過度な甘さをシャープに寸断する。
マスター渾身のサービスカクテル 500円
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ワインの友

2010年06月22日 19時56分56秒 | 日記


友人は多いに越した事はない。
でもなかなか腹を割って話せる友人は、少ない。

ところでワインの友は、寡黙がいい。
人の噂話などされた日には、せっかくのワインが台無しになってしまう。
オリーブとチーズとクラッカーは、その点余計な事は言わず、ワインをそっと引き立ててくれる。
マスターの心遣いでもある。
悪酔いしないクラスター水(アルカリイオン水)は飲み放題。

たっぷりワインとセットで 600円
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845で蓄音機

2010年06月21日 23時30分17秒 | 日記
蓄音機隊が、バーを臨時休業して難波に出動です!
老舗ライブハウスで、SP盤を蓄音機でガンガン鳴らします。
今は貴重な音源を、当時の蓄音機(英国グラモフォンの102を予定しております)でお聴き頂きたいと思います。

蓄音機隊の面目躍如
今となっては不思議な、艶やかな音色をお楽しみ下さいね。

jazz spot 845 近鉄難波駅からすぐ
TEL 06ー6633ー6288
7月3日(土、)だいたい7時半頃から
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貧乏人のポルシェ

2010年06月20日 15時41分37秒 | 日記
イタリアのカロッツエリアがデザインしたカルマンギアは、50年代を代表する2(+2)シーターのクーペだ。

その魅力的なデザインから、いまだに根強い人気を誇っている。
しかし大衆車のワーゲン(ビートル)をベースに作られているため、表記のような有難くない呼称を戴いた。
低い車高と、流れるようなボディーラインは、今見ても刺激的だ。
エレガントさとダイナミズムの融合とでも言うのだろうか?

だがいったん走り出すと、ビートルのあの騒々しい空冷エンジンの音が興ざめだと蔑む方もいる。
かえって親近感が湧くと思うのだが・・・
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バランタインの男

2010年06月19日 12時48分44秒 | 日記
6月12日に一人の男が亡くなった。

ソムリエであり、バーテンダー協会の重鎮でもあったが、我々の前では何より気のよい粋人であった。
彼はまた「ラグタイム大阪」というジャズ・バーの店主であり、連日質の高い生演奏を提供している。
             
http://www.mmjp.or.jp/live-info/shop/rugtime.html

いつも笑顔で、だれかれの区別なく、気さくに振舞った。

そんな彼が不慮の事故であっけなくこの世を去るとは、誰もが予想しなかったろう。
58年の人生は、いかにも短すぎると、誰もが考えても不思議ではない。

氏がまだ帝塚山でお店をしていた頃。
ライブの引けた後で痛飲した事がある。
バランタインの30年は、めったにお目にかかれない、ブレンド・スコッチの最高峰だ。
酔いも手伝ってか、その高級酒を、彼は振舞ってくれたのだった。
その高級酒を口にしたのは、後にも先にもその時だけ。
かれの酒と音楽に対する愛情と知識は、並々ならぬものがあったのだ。

残念としか言いようがない。
仲さん、安らかにお休みください。
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