にゃんこの置き文

行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず

まず一つ目撃沈

2019年08月08日 | 小説
今年の前半、3つの賞に応募したことは以前に書いた。
その中の一つで3月末締め切りだった「すばる文学賞」は駄目でした。

7月中に連絡がなかったので、最終候補に残れなかったことはわかっていた。
それでも1次くらいには引っかかってるかなと「すばる」を立ち読みしたんだけど、掠りもしてませんでした。
どちらかというと純文に近い「R-18」も連続して落っこちているので、もしかしたら私は純文には向いてないのかもしれない。(それでもしつこく、今年も「R-18」には出すつもりだけど)

だいたい自分で書いてても、純文とエンタメの違いがよくわからないんだよね。
今回「すばる文学賞」を選んだのは、 「殺人事件が起きてないから、純文かなぁ」という滅茶苦茶な理由。
もし落ちた理由がカテエラだとはっきりすれば、エンタメ系の賞に使い回してみるんだけど。

しかしこうなると、残り2つも不安になってきたぞ。
自慢じゃないが、私は自分の作品をまったく客観的に見れない。
相性のいい「オール読物新人賞」では、7回応募して落選1回、一次2回、2次4回という成績なんだけど、落ちた作品と2次までいった作品の違いが自分ではさっぱりわからない。
今回も自分では「傑作だ~~」と思ってるわけだけど、すばるに応募した作品も「傑作だぁ」と信じてたわけだからね。

小説を書き始めて7年目。
「5年続けて結果が出なければやめよう」と決めていたけど、幸い最終候補に残れるようになって、「あと5年続けて受賞できなければやめよう」という目標に変わり、でもそれももう2年目。

うーん、せめてもう10年早く書き始めるべきだったなぁ。


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