にゃんこの置き文

行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず

HRT

2009年01月23日 | 日記
ホルモン補充療法を始めてから、早3ヶ月が過ぎた。
 
 ホットフラッシュは完全に消滅。
 今ではどんな症状だったかさえ思い出せない。
 鬱症状もほぼ消失。
 あと、骨粗症とか動脈硬化も改善するらしいけど、これは自覚症状がないのでよくわからない。

 副作用としては、お約束の「不正出血」があった。
 ただしこれは、鬱症状がなくなって元のアバウトノー天気な性格に戻ったせいで、薬の服用が不規則になったのが原因。
 鬱真っ最中の時は、毎日数分と違わずきちんと同じ時間に服用してたんだけど、元の性格に戻るにつれてどんどんいい加減になり、ついには丸一日飲むのを忘れてしまったりして。
 まっとうな人間として生きていくつもりなら、鬱のままのほうがよかったのかも?

 でもまあ、今のところこの治療法には満足している。
 ただ、いつまで続けるべきか。次の問題はそこだ。

 更年期症状は加齢からくるもので病気ではないから、HRTを行わなくてもいずれは体がエストロゲンの欠乏状態を受け入れて、安定が保たれるようになる。
 今はそれを先延ばしにしているわけだから、やめれば当然症状が出てくる。それが嫌なら死ぬまで飲み続けなければいけない。でも先にHRTが標準治療になっている欧米の統計では、6年以上続けていると乳がんの発症リスクが高まるらしいのだ。

 心配性の人だったら、「発癌」という文字を目にしただけでこの療法は選ばないだろうなぁ。
 でも鬱が消えた今の私は、「3人に2人は癌にかかるという今の時代に、リスクの多少くらい気にしてられっかぁ」という心境なのね。それに乳がんより、かかるとしたら肺がんか大腸がんだろうという気もするし。(ヘビースモーカーで、なおかつお肉大好き野菜嫌い)

 それにしても50歳を過ぎると病気ネタが増えてくるなぁ。
 40代はこんな風じゃなかったのに。
 正直、10年でいいから若返りたいよー。

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