黒砂台鍼灸あん摩治療院

鍼灸院の日常日記

痕の残らない灸 塩灸

2010-07-23 11:37:52 | 施術の説明 お灸
当院で行う灸治療
痕の残らないものが基本になっています
先日紹介した棒灸、ガーゼ灸、せんねん灸、カマヤミニなどなど
これらは直接もぐさが肌に触れないという施術です
       
同じように直接肌にお灸を触れさせないお灸に隔物灸があります
これは文字通り肌ともぐさの間にものを挟む施術法です
肌に味噌を塗ってその上にもぐさを置く→味噌灸
にんにくのスライスをのせてもぐさを置く→ニンンク灸
ショウガのスライスをのせてもぐさを置く→ショウガ灸       
他にびわの葉灸や綿花灸、紫雲膏灸などもあるそうです

当院では隔物灸として特に塩灸を行っています
塩灸はもともとはへそ灸などといわれていたものです
おへそに塩を盛ってその上にもぐさを載せて施灸するものです
でもこれだと温度管理や施術後の塩の掃除等問題になるので
和紙のような薄い紙の上に塩を持って行ったり、筒に和紙を張って行ったりします
当院では後者で行っています



このように塩の上に乗せたもぐさに火をつけておへそを中心に
お腹を暖めるわけです
とても気持ちよく、自分で自分に行う際には寝落ちに注意が必要です
下手すれば火事にもなりかねないですから
これは冷えが出やすい時期である秋冬に施術することが多いです

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