教会へ

先日、知人に奥まった処にある教会とその信徒が住んでいたとされる住居に案内してもらった。

この土地は隠れキリシタンゆかりの地であるが故に歴史を辿ると、信徒の方々の厚い信仰と厳しい弾圧に耐え忍んだ日々を垣間見ることができて感慨深い。
ご先祖の方々は隠れキリシタンとして時を刻み、自分はその血を受け継ぐ者なのに信者でないことの葛藤とか、いろいろと考えされられる話などを聞いた。

島では有名な堂崎教会よりも赤煉瓦つくりの教会としてはこちらの教会が歴史は古いとか。

[楠原教会]

入口にステンドガラスの色が映し出され、自然とやわらかい光に導かれる気分になる。



鐘の塔のてっぺんの十字架がイイ～
マリア様にお祈りする人々と羊の姿が、なんともいえない穏やかな時を



マリア様が天へと繋がっているみたい。
教会横にあった幼稚園は児童減少に伴い、ここ数年の間に閉園に。

この澄み切った青空のように平和な世が続きますように