鐵屋+Cafe ~島々ノ文化ノ風ガフク~ 現代アート 鉄彫刻家

鉄彫刻家の創作な日々と鐵屋+Cafeの島風な日々。『紅い鉄』『土へ還る鉄』を暮らしへと♪島文化薫るカフェとアートな鉄。

今年はミモザが咲いてれた。一匹の猿の話。

2020年03月11日 11時02分49秒 | 日記・エッセイ・コラム


今年は、ミモザが咲いてくれた。
昨年は、花が開かなかったから、
うれしい。

新型コロナウイルス感染拡大のことで
あれこれ対策を考えてばかりで、
疲れてきた頃だったから、
ミモザの黄色が幸せの象徴のようで、
大きく、引いて、
今を見ることができるような
気がしてきた。

桜ももうそろそろ。
新型コロナウイルスも
桜の如く、潔く。
であってくれと願う。

新型ウイルスだって、
新種の花が咲くように、
新種の野菜や果物が生まれるように、
新種の昆虫や魚が見つかったように、
人間だって、
環境の変化に対応しながら、
進化し続けているわけで、
だから、こうして
生き延びてきているわけだし。
得たいの知れないものと遭遇した時は、命の危機を察知して
フリーズしてしまうのも
本能だと思うけど、
群れから外れた一匹の猿の話を
思い出してほしい。

群れから外れた孤独な猿の後を追って、
群れてる猿は動く。
この実は食べれるぞって。
みんな食べろって。
そうやって群れてる猿たちは
生き延びていく。
群れから外れた一匹の猿が
ここに倒れている。
避けるように群れの猿たちは
次の縄張りをつくっていく。
そして、
群れを外れた猿の後を追う。
もしも、
孤独な猿が食べれる実を食べて
死んだふりをしたら?

1日でも早く、
穏やかな日々となりますように。