みちくさをしながら

いろいろあって、生活を見直している日々。

ざくろ石(Garnet)

2006-01-19 17:33:46 | 鉱物標本
写真は鉄ばんざくろ石(Almandine)(板のように見える結晶は白雲母)
産地 Skardu,Pakistan/標本の大きさ約60×25×20(mm)

Fe3Al2(SiO4)3/等軸晶系/硬度7~7.5/比重3.7~4.26/劈開なし/珪酸塩鉱物

1月の誕生石として有名なガーネット(ざくろ石)ですが、鉱物学的には珪酸塩鉱物の類質同像のグループの名称で14種類に分けられます。
色も一般的な赤色系だけでなく褐色や珍しいところでは緑や虹色まで様々です。

しかし、やはりその名前の由来にもなっているように、石榴の実の粒のような赤いガーネットはとても可愛らしい。
標本は鉄ばんざくろ石ですが、白雲母の中の石がまるでアーモンドビスケットに埋め込まれたラズベリーのようで、とてもおいしそう(笑)
なお、Garnetも語源はラテン語のgranatusから。「種子」とか「粒状の」という意味らしいです。

鉄ばんざくろ石はグループの中でもっとも一般的に産出する石です。主成分は鉄とアルミニウム。結晶は24面体が一般的。



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