おとこ  「おいおいおいおい…もうこんななっちゃってるんだから勘弁してくれよ…。」

2017-04-14 12:01:52 | インポート
おんな
「こらーー。もう、そんな高校生みたいな事言って!」

おとこ
「そんな事言うなよ!もうこんなカチカチのギンギンな状態なんだぜ!頼むよ!」

おんな
「もうっ!その手には、乗らないぞ!!仮にも今は、仕事中なんだからね!!」


横浜駅西口のそごう側を浅間町に向かって歩いて、2分、
古ぼけた赤煉瓦色の4階建ての低層マンションに栗原設計事務所は入っている。


おとこ
「恵美たのむよ…もう昼休みも終わっちゃうよ…。ちょっとだけでいいからさ!!」

恵美
「こらーーー!!呼び捨てしないで!!ここは、職場!!仕事上では、私の方が偉いんだからね!」

おとこ
「でっ、でもさーー。会議中に、あんな視線送られた…。もう普通の男だったら。テントはっちゃうよ~~!!」

恵美
「もうっ!!義男!!あんた今年で何歳なのよ!?それとこの関係が会社にバレたら、私達どちらかがシンガポールに転勤になるのよ!」

義男
「……。ごっ、ごめん。。。そうだよな…。でも、頼むよ…。手でいいから、してくれないかい。。」

恵美
「馬鹿!いい加減になさい!!仕事に戻るわよ!!」

義男
「うっ、、、うっ、、、、うっ、、、、、。」

恵美
「えっ??よっくんどうしたの??」

義男
「がっ、、我慢できない!!がっ、、、我慢ができない!!!」

恵美
「ちょっ、、、ちょっと!!もうこんなところじゃできないからね!!!」

義男
「ほっ、、欲しいよ!!お前が欲しいんっだよ!!!」

恵美
「きゃっ、、、、きゃっーーーーーーー!!!誰か助けて!!!」

義男
「チュオ~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!」

恵美の華奢な体に、義男は覆いかぶさるように、抱きついた。

その時、給湯室のドアがドカーンと開いた。

おとこ2
「義男君と恵美嬢、一体いつまで休憩しているんだ!!もう13時のチャイムは、とっくに鳴り終わっているぞ!!」

義男、恵美
「すっ、、、すみません!!!」

二人は慌てて、乱れたスーツを直しながら、立ち上がり、それぞれの持ち場に戻っていった。


…続く…



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