愛さんさんと…

おとこ
「ふうぃ、、ふぅ、、、…もうこんななっちゃってるんだから勘弁してくれよ…。」

おんな
「こらーー。もう、そんな高校生みたいな事言って！」

おとこ
「そんな事言わんでよな！もうこんなカチカチのギンギンな状態なんだぜ！頼むよ！」

おんな
「もうっ！その手には、乗らないぞ！！GW中とはいえ、今は、業務中なんだからね！！」


横浜駅西口のそごう側を浅間町に向かってゆっくり歩いて、2～3分、
古ぼけた赤煉瓦色の4階建ての低層マンションに栗原設計事務所は入っている。


おとこ
「恵美たのむよ…もう昼休みも終わっちゃうよ…。手でいいからさ！！」

恵美
「この馬鹿ちんが！！呼び捨てしないで！！ここは、職場！！仕事上では、私の方が偉いんだからね！」

おとこ
「どんちょも…でっ、でもさーー。ミィーティング中に、あんな視線送られた…。もう普通の男だったら。みこすり半劇場だよ～～！！」

恵美
「もうっ！！義男！！あんた何歳なのよ！？それとこの関係が会社にバレたら、私達どちらかがヘルシンキに転勤になるのよ！」

義男
「……。ごっ、ごめん。。。そうだよな…。でも、頼むよ…。少しでいいから、してくれないかい。。」

恵美
「馬と鹿！この金髪ぽこちんやろう！！いい加減になさい！！仕事に戻るわよ！！」

義男
「うっい、、、うっい、、、、うっ、、、、、。」

恵美
「えっ？？大丈夫？よっくんどうしたの？？」

義男
「きょ、、きょっ、、がっ、、我慢できない！！がっ、、、我慢ができない！！！」

恵美
「ちょっ、、、ちょっと！！もうこんなところじゃ無理だからね！！！」

義男
「火照っているよ、ほっ、、欲しいよ！！お前が欲しいんっだよ！！！」

恵美
「だっ、、誰か、きゃっ、、、、きょーーーーーーー！！！誰か助けて！！！」

義男
「フルチュオ～～～～～～～～～～～～～～～～～！！！」

恵美の華奢な体に、義男は覆いかぶさるように、抱きついた。

その時、給湯室のドアがドカーンと開いた。

おとこ2
「義男君と恵美嬢、一体いつまで休憩しているんだ！！もうお昼のチャイムは、とっくに鳴り終わっているぞ！！」

義男、恵美
「すっ、、、すみません！！！」

二人は慌てて、乱れた衣服を直しながら、立ち上がり、それぞれの持ち場に戻っていった。


…続く…