ヒップホップアーティストのZeebra(ジブラ)が30日、ツイッターを更新。自身が出演し、29日に愛知県中部国際空港セントレアに隣接する「AICHI SKY EXPO」の野外多目的広場で開かれたフェス「NAMIMONOGATARI」が「密」状態で行われたことについて、謝罪した。
Zeebraはまず、「昨日のNAMIMONOGATARI、県のルールに則ってると聞いていたので出演しましたが、開けてみたら危険な状況でした」と振り返り、自身は「会場に向かう最中SNSで会場の写真を見て、すぐにスタッフに連絡をし、司会からマスクの着用を徹底させる様に伝えました」と警告したことを明かした。
その上で「自分の事務所スタッフは消毒液を配布しながら会場を回り、自分のステージでも注意を促しましたが」と対策を取ったものの、「そもそも出演すべきでは無かったという意見もごもっともだと思います」と世論に同意した。
このフェスを巡っては開催直後から、にぎわう現場の写真がSNSで拡散され、問題視する意見が殺到。ツイッターでも「#NAMIMONOGATARI」がトレンド入りし、公式HPはつながりにくい状況になっている。
Zeebraもこの流れを受け、「国民の皆さんに多大なご心配とご迷惑をお掛けした事、ヒップホップシーンを牽引する立場として責任を感じてます。誠に申し訳ありませんでした」と謝罪した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/05d2d2a7a3663f3a262e01c782c513f324a1543a
このフェスは当初、県のルールに則り、コロナ感染対策を行うことを明言していたが、数千人もの観客が密集状態でノーマスクで歓声をあげる様子の動画が拡散され「ゾッとする光景」「どこだよと思ったら愛知県」など驚きと怒りの声が殺到している。酒類の販売も行われていた。