フジテレビの三宅正治アナウンサー(61)が、12年半メインキャスターを務めた「めざましテレビ」(月~金曜・前5時25分)を9月27日の放送をもって卒業することが21日、分かった。後任は、伊藤利尋アナウンサー(51)が務める。
1985年に入社した三宅アナは「プロ野球ニュース」や「すぽると!」などをへて、12年4月に同番組のメインキャスターに就任。毎朝午前3時半に出勤し、正確なアナウンス技術と朗らかな笑顔で、12年半朝の顔を務めてきた。
三宅アナは「大塚さんの後をうけて、『めざましテレビ』のメインキャスターを務めて12年半。この度卒業を迎え、寂しさよりも背負っていた重荷をやっとおろせる…そんな安堵感でいっぱいです」と率直な心境を吐露。それまではスポーツアナウンサーとして活躍していただけに、「入社以来、スポーツしかやってこなかった自分を50歳になる年に起用してくれ、新たな景色を見せてもらえたこと、本当に感謝です。スポーツキャスターとして10年、めざましキャスターとして12年半。異なるジャンルのメインキャスターを全うできたこと、少しだけ自分をほめてやりたいです」とした。
後任の伊藤アナは、03年から5年間「めざましどようび」のメインキャスターを務め、11年には、5か月間メインキャスターの代行を務めた経験もある。伊藤アナは「三宅さんから仕事を受け継ぐ重責を感じています。私にとっては、はちゃめちゃだった新人時代から育ててもらった番組でもあり、今度はキャリア相応の役割を果たさねばと思いますが、まずはかつてのように軽部さんと絡めるのが楽しみで仕方ありません。視聴者の皆さんの朝のお供となれるよう精一杯努めたく存じます」と意気込んだ。
三宅アナは、9月27日をもって、番組を卒業。30日から伊藤アナがメインキャスターに就任。今年4月に30周年を迎えた同番組は、伊藤アナ、井上清華アナ(29)、生田竜聖アナ(36)の3人MC体制で新たなスタートを切る。
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