東京五輪が8日に閉幕したウラで、招致に貢献したアノ人の番組も〝閉幕〟へ――。
フリーアナウンサー滝川クリステル(43)がMCを務めるTBS系バラエティー番組「教えてもらう前と後」(月曜午後10時)が9月いっぱいで終了し、後継番組にタレント指原莉乃(28)がMCのバラエティー番組が調整されていることが分かった。2013年に発した「お・も・て・な・し」という名フレーズから8年。最近は評価がガタ落ちしているのが実情だ。
「教えて――」は、滝クリとお笑いコンビ「博多華丸・大吉」がMCを務めるバラエティー。滝クリにとっては地上波唯一のMCを務める番組だ。
お硬い話題を専門家が解説し、意外な雑学を紹介するバラエティー。2017年10月に火曜午後8時枠でスタートし、視聴率は10%を超えることもあった。
だが、内容がマンネリ化して数字はジリジリとダウン。今年4月から月曜午後10時枠に移り、ゴールデン帯から〝降格〟となっていた。
先月行われたTBSの10月期番組改編説明会では、同局の安住紳一郎アナウンサーが司会を務める情報番組「THE TIME,」のほか新ドラマ、新バラエティーなどを続々と発表。そうしたなか「教えて――」の枠だけが「調整中」とされたため、「終了するのでは」とささやかれていた。
5日発売の「週刊新潮」も、やはり9月で終了すると報じた。夫である小泉進次郎環境相(40)との結婚生活を共演者がイジるのはNGで、それも番組がシラける原因になったという。
複数の関係者によれば、月曜午後10時枠の10月スタートで調整されているのは、指原やお笑いコンビ「ハライチ」らが出演するバラエティー番組「愛しのアピールちゃん」だという。SNSでリア充や特異なことをアピールしている人に密着する番組で、今年5月に特番で放送されたが、「特番からレギュラーに昇格するようです」(関係者)。
「教えて――」の終了…それは、滝クリが地上波から消えることを意味する。
滝クリは13年、国際オリンピック委員会(IOC)総会で披露した「お・も・て・な・し」の名プレゼンで、東京五輪の招致に貢献した。この「お・も・て・な・し」は、同年の「新語・流行語大賞」の年間大賞に輝き、好感度もグンと上がったはずだった。
「あの名プレゼンで注目され、17年に『教えて――』もスタート。さらに進次郎氏とのおめでた婚など、公私にわたって充実していた。でも結婚後は、進次郎氏とともに夫婦でその言動が物議をかもし、評価がガタ落ち。東京五輪の閉幕とともに、招致の貢献者だった滝クリが地上波から消えるのは、何の因果か…」(同)
最近の滝クリといえば、気温29度のなか都内の路上に高級外車を停車させ、車内に1歳長男を延べ30分間、置き去りにする〝車内放置〟を6月に報じられた。一つ間違えれば熱中症につながりかねず、SNSで炎上した。
頻繁に更新していたインスタグラムも、7月21日を最後に途絶えている(9日現在)。このインスタも炎上の〝火種〟となっており、3月には親子ヨガの一環で長男の両足をつかんで逆立ちさせたかのような写真を投稿し、波紋を呼んだ。
「炎上がイヤになり、インスタをストップしたのかもしれません」(同)
滝クリの今後について、知人は「妻として進次郎さんを支え、母として長男の世話をしつつ、ライフワークである動物愛護に力を入れていくんじゃないでしょうか」と指摘する。
ただ、このままでは滝クリの存在感は薄れるばかり。「お・も・て・な・し」から「し・ご・と・な・し」にならなければいいが…。(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/22ab1e4bacd4351216df80958de40b165c90ca29