とんとん牧場

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これからのTPP 173

2016-12-01 21:26:53 | 日記
     会期延長に道理なし
       発効の見通しない中 国益譲歩重ねる危険

 
 TPP承認案・関連法案と「年金カット法案」などを成立させるための国会会期延長を政府・与党がが強行した

 国会審議で、国民に重大な悪影響を与える問題点が次々に浮き彫りになるなか、数を頼んだ強行採決を重ねたあげくの暴挙だ

 TPP反対の野党は、「トランプ次期米大統領が離脱を表明したことでTPPは発効の見通しすら立っていない そんな協定をそもそも今国会で承認・批准する必要性などどこにもない」と批判

 また、会期を延長してまでTPPを批准することは、「米国に翻意を促し、TPPにとどまるよう懇願するために他ならない」このような安倍政権の姿勢は、「国民に大きな害悪をもたらすだけだ さらに米国の要求をのまされることになる 国益や主権を自ら差し出すものだ」と厳しい指摘があがった

 また、「日本がいまTPPを承認すれば、TPPで譲歩した線が最低基準となって、今後の交渉でさらなる譲歩が迫られる危険性がある」との厳しい指摘があった

 これに対し安倍首相は参院本会議で「承認案が成立すれば、日本がTPP並みのレベルの高いルールをいつでも締結する用意があるという国家の意思を示すことになる」と宣言 米国をつなぎとめようと、自ら最低基準を受け入れる姿勢を示した

 トランプ次期米大統領はTPPの離脱をいいながら、「その代りに公平な2国間貿易協定を進める」と言明しており、日本を最大のターゲットに譲歩を迫ってくることは明白だ

 11月26・27両日実施の共同通信世論調査によると、TPP承認案について、今国会にこだわらず慎重に審議すべきだとの意見が69,4%今国会で成立させるべきだとの意見は14.4%だった

 安倍内閣の異常なまでの米国べったり姿勢は、どんなことがあっても阻止しなければならない 頑張ろう

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