とんとん牧場

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TPPって何? 32

2011-09-25 22:06:18 | 日記
 TPP交渉参加論議加速   

 TPP参加9カ国が11月にも大筋合意を目指している。この交渉にわが国
が参加するかどうかの判断を政府は迫られている。
 
 野田首相は先日のアメリカ訪問で「できるだけ早期に結論を出したい」
とオバマ大統領に伝えたと報道されている。
 
 TPPを巡る閣僚の発言をみると、前原政調会長、枝野経産相、玄葉外相
など、すべてが強力な推進者である。
 
 鹿野農水相は「いまは情報収集の時。農業を含む24分野がどういう交渉
になっているのを国民に承知していただくことも大事」と慎重な姿勢だ。
 
 前回も毎日新聞の記事を書いたが、またぞろ、大新聞が揃ってTPP参加を
協力に後押ししている。
 
 一方、東北6県の生協連会長が「TPP参加は復興の障害になる」と交渉参加
に反対する共同声明を発表した。

 昨年の口蹄疫発生で大きな被害を受けた宮崎県の県議会が「TPP交渉への
参加に反対する意見書」を全会一致で可決したとの報道も。
 
 今後とも政府の動きに注意し、さらなる反対の声を強めたい

中国の豚事情!?

2011-09-24 21:09:34 | 日記
 中国の豚 世界を動かす 

 世界には約10億頭の豚が飼養されているといわれている。
 
 そのうち、中国で飼われている頭数は約5億頭という。半分が中国で飼養されて
いることになる。

 中国で肉と言えば「豚肉」のことで、生産量はこの5年で1割強増えて約5250万
トン。鶏肉は4分の1、牛肉はまだまだ少なく8分の1程度とか。

 中国人の食卓に欠かせない豚肉の消費は、暮らしが豊かになるほどに増えて物価
を押し上げる。

 肉類の上昇が平均で33.6%だったのに対し、豚肉価格の上昇は、56.7%(7月の前年
同月比)となっている。


 暴動まで起きる庶民の不満を抑えようと、中国政府は豚の飼養数増に動いている。

 これに伴うエサの消費拡大により、世界の穀物相場にも影響を与えている。

 これからますます、「中国の豚の動き」が世界中の関係者を動かすに違いない。

TPPって何? 31

2011-09-23 21:03:05 | 日記
 政府を後押しする大新聞の異常な社説   
 
 全国紙の一つである毎日新聞は9月10日、野田政権の課題としてTPP
参加問題を取り上げた。

 毎日新聞の主張は、
・日本の戦後の経済発展は「貿易自由化」で実現した。今回がその例外
であるわけがない。

・今回は自由化の目標が高いため、「日本農業が破壊する」などという
恐怖宣伝が浸透し、民主党も自民党も参加をためらっている。
これは木を見て森を見ない議論である。
 
・日本が自由貿易協定のネット作りに立ち遅れたため、日本企業は海外
市場で不利な競争を強いられているなど等。

 これらの主張は、大震災の復旧や復興、原発事故の終息の見通しが立
たない状況や、TPP参加交渉の結論を出来る限り先送りし、復興に全力を
あげたい政府の姿勢を弱腰と決め込んで圧力をかけているのに等しい。

 被災地域の現状より、一部大企業や財界の方にばかり気配りするこうした
毎日新聞の姿勢こそ、「木を見て森をみず」の議論である。

 この言葉はそっくりそのまま毎日新聞へお返ししたい

TPPって何? 30

2011-09-18 15:01:02 | 日記

 TPP協定草案合意は持越し

 アメリカのシカゴで開かれていた米国や豪州など9カ国による
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の第8回拡大交渉会議が15日、
閉幕した。

 関税撤廃のあり方や知的財産などの分野で積み残しがあり、協定
草案の合意は次回以降に持越しとなった。

 交渉参加国からは、日本の参加判断の遅れに懸念が示された。

 9カ国は11月にハワイで開くアジア太平洋経済協力会議(APEC)
首脳会議での「大枠合意」を目指しており、10月にペルーで開く
次回会合で協定草案の策定にこぎつけたい構えだという。

 しかし、関税撤廃の除外品目をめぐる意見の隔たりは埋まって
いない。

 我が国は今、東日本大震災の復旧・復興こそが最優先課題であり、
復興の足を引っ張るようなTPP参加交渉は推進すべきではない。

とんとん牧場の1日 21

2011-09-17 14:10:14 | 日記
 コオロギと気温  
 
 まだまだ残暑がきびしい。昨年と同じ様な気候が続く日本列島。それでも夜、
耳をすませば、虫たちの美しい音色が聞こえるようになった。

 コオロギは気温によって活動が変化するという。気温が下がるとともに音の
テンポが遅くなる。

 落ち着いた涼しげな声を聞くことができるのは、30度から25度くらいの気温
といわれる。 15度くらいになると、ほとんど鳴かないそうだ。

 コオロギの声を聞かなくなると、本格的な秋を迎える。

 とんとん牧場でも朝夕はだいぶしのぎやすくなった。サマータイムの就業が終わり
通常の就業時間に戻った。

 従業員も疲れが一気に出る時だ。健康管理にこれまで以上に注意して欲しい。