KU Outdoor Life

アウトドアおやじの日常冒険生活

初・鳳来

2016年10月16日 | フリー(その他)

日程:2016年10月15日(土)~16日(日)
天候:両日とも晴れ
同行:M田師匠、D介くん

 師匠からの提案で初めての鳳来。
 アプローチは新東名。この時期、紅葉狩りで激混みの中央高速に較べて空いていて早い。
 距離はあるので高速代は少し高く付くが、ストレスフリーなのが吉。
 途中のSAでエクザイルのヒロさんにそっくりな男を見つけ、思わず近くに上戸彩がいないか探してしまう。

一日目

 駐車場に車を停め、まずは鳳来の中でもフレンドリーな傾斜の「ガンコ岩」を目指すも、案内役の師匠も最後に来たのはもう十何年前で記憶もまばら。
 回りのハイカーに聞くもよくわからず、延々歩いてまずは鬼岩へ行く。
 普段、近いアプローチの岩場しか行ってないので、ロープとギアを担いでガッツリ歩き滝汗となるが、これはこれでダイエットとなる。

 

 アーリー・モーニング・ライト・ウォール

 ハイカラ岩

 どっ被りの鬼岩に着き、唖然・・・。な、何ですかっ?この傾斜と長さは!

 それでもせっかく来たので一番手頃なのを一つ。
 (※ちなみに鳳来はどのルートも最初のボルトが高い位置にあるため、安全のため1~2本目はプリクリップとした。念のため。)

【鬼岩】
あんこ 5.10b MOS
 ガバ連続の薄被り。岩と岩の間の狭いV字状に位置するため、途中でフイに落ちると後ろの岩にバックドロップとなるのでヘルメット必須。
 (実際、このエリアで今年GWに二件の死亡事故があったとか)
 ガバの向きに合わせて体勢を切り替えてなるべく腕の力をセーブしていかないと、意外と疲れる。

  「あんこ」に取り付くD介くん。TRで。

 結局、このエリアでは他に自分たちが遊べそうな課題がないのでスゴスゴと退散。ガンコ岩へ戻る。

【ガンコ岩】
かんたん 5.10a MOS
 こちらもガバ連続の薄被り。ただホールドが多くて適当に選ぶと動きがチグハグになって、意外と疲れる。
 上部で一ケ所ハマってアセるが、何とか堪えてセーフ。



 

うるるん 5.10c/d ×(テン山TO)
 ミジカシイ系。細かい。下部の出っ張った所は正面からだと太刀打ちできないが、そこだけやや右寄りに回避するとその後の手順が繋がることがわかった。
 でも細かくて、とてもマスターで行く気になれない。
 
 コンビニで買い出しして、その夜は鳳来湖キャンプ場。
 ちょっと寂れた感があるが、静かで良い。一人300円。
 放し飼いの鶏がいて、翌朝は捕まえたりして遊ぶ。(←コラコラ)

 
 にわとりをキャッチ&リリース

二日目
 本日は「治山水」というエリアへ。
 鬼岩だけが人気かと思ったら、こちらも隣のパラダイス・ロックと合わせて結構、車が押しかけている。
 本日もきつい登りのアプローチで朝から大汗!

 朝の鳳来湖

【治山水】

やさしいけど登ってね 5.10a MRP(三便・汗)
 離陸核心。ホールドは多過ぎてどれを使うのか迷う。ハズレを掴むと岩がガビガビのため指がかなり痛い。
 お尻をフワッと上げて最初の足をどこに決めるか。自分は二回失敗した後、三回目はやや右寄りからスタートし、鉈のようなガバは左手で持つことにした。
 出だしさえ越えれば後はやさしいが、それでもここも少し被っているので消耗しないようサッサとアップで済ませたい。





鴨葱 5.10d RP(二便)

 上部ハングが核心だろうが、下部も少し細かくあなどれない。
 足を丁寧に拾って、縦ホールドは持とうとせず身体を右に倒して支える感じでボルト二つ目3時の方向のポケットガバを取る。
 ハングは左足を大穴に入れてしまえば、後はピンチガバを繋いでOK。ジムっぽくて自分は面白いと感じた。
 伊豆・城山のハートルート(11a)と似た感じ?


 
ドキンちゃんの入園式 5.10c/d FL
 このエリアの三ツ星ルート。右隣の鴨葱よりもこちらの方が長く、ハングも同じくらい張り出している。
 師匠、D介くん共にハング下までで敗退の後、自分が引き継いでトライ。
 下部のやや細かい所はパパッと済ませて核心ハングへ。アンダーもガッチリ効き、ガバも明瞭。
 グレードお手頃、見栄えもして好ルート。



 帰りは日帰り温泉「ゆ~ゆ~ありぃな」で汗を流し、その後、味噌カツが売りの創業百年「一心亭」へ。
 オバチャンのマシンガン・トークで味の半分が吹っ飛ぶが、ローカル感あって良し。

 
 
 初めての鳳来はとにかく傾斜にビビってしまったが、このところサボリ勝ちだった横パン二階もやるようにして、次回来る時はイレブンやります!


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