「ガンジス河でバタフライ」 たかのてるこ・著 ☆☆☆
少し前になかなか話題になった本。
かつて脚本・宮藤官九郎×主演・長澤まさみでドラマになったりもしたが、そのドラマが何ともメチャクチャで、おまけに著者がいかにもインド通のようなドヤ顔でTVに出ていたので何となく煙たく感じていたのだが、まぁ読んでみると初めてインドを訪れた時の気持ちが伝わってきてなかなか面白かった。
ちなみに私はガンジスで泳ぎはしなかったが、これまでインドは二回訪れ、マザー・テレサの「死を待つ人々の家」で手伝いをしたり、デリーの公園でテント無しで野宿をしたり、ガンガの源流の岩小屋でサドゥ(行者)と○○チャ・パーティーをしたことぐらいはある。