goo blog サービス終了のお知らせ 

KU Outdoor Life

アウトドアおやじの日常冒険生活

あれから三年・・・ 【湯河原幕岩】

2014年10月19日 | フリー(関東)

天候:
w/ わが社の山岳部

 久々の湯河原。気がつけばほぼ三年振り!
 今回は職場の山岳部の方々と。

 

トムソーヤ 5.8 (再登)
 シンデレラの右端。アップで。
 しばらく触っていなかった湯河原の皺カチ。ちょっと懐かしい。

グレゴリーおじさん 5.9 MOS
 サンバリーの右端。上の方がちょっと泥っぽい。

演歌の花道 5.10c TR 二便とも1テンTO
 スラブ~凹角コーナー~ハング~リッジ・フェースといろんな要素が詰まった好ルート。
 出だしのスラブが厳しそうだったのでTopRopeでやらせてもらうが、二回やってそれぞれ1テン入れてしまう。
 これ、10cにしては辛くないスか?・・・要修行!

ゼルダ 5.11a (再登)
 久々にやったが、意外と簡単に左カンテのガバが取れた。要は左足をキツチリ壁に置いて剥がされないようにすることね。

 この日の日中の気温はおそらく25度C以上。クソ暑くてダメなんじゃないかと思ったが、場所さえ選べば意外と登れた。
 また、しばらく来ない間にすっかり「おばあちゃんの原宿」化しているかと思ったら、意外と若いグループも多かった。


故障軍団、チェックイン! 【有笠】

2014年10月12日 | フリー(関東)

日程:2014年10月11日(土)~12日(日)
同行:M田師匠、D介くん、マイちゃん

一日目 天候:

 10月の三連休。
 スーパー台風が近づいているので一泊二日で。
 有笠はちょうど一年振りで二度目。

 前回は師匠と二人で来て、低グレードながら二人で怒涛の20連勝(OS&FL)だったが、あれから一年経った今は・・・

 師匠・・・体重大盛り!&左肩故障中。
 D介・・・体重増し増し!外国人との腕相撲により左肘腱故障中。
 ・・・体重やや増し。沢での転落で右小指靭帯損傷&左掌に謎のガングリオン!

 と冴えない状況。
 クライマーに故障は付きものだが、果たしてこんな調子で登れるルートあるのかな?
 とりあえず私の成績。

 

【東の石門エリア】
有笠中央岩稜 5.9 ★ 再登
 アップで。

  

はし休め 5.10c ★ 再登
 ガバで快適だが、トラバース部分で手順を間違え、ちょいとアセる。 身体の切返しが大事ですな。体感5.10a/b

モーテル有笠 5.11c? ★ MOS
 本日の狙い目。出だしにモーテルと称した大きな洞窟があり、そこに入ると「チェックイン」、出ると「チェックアウト」となる。
 巷では「超お買い得」とか「疑惑のグレード」と言われている課題。
 大抵の人がOSかFL、せいぜい三便以内で片付けているので、逆にこちらも「すぐに片付けないと」とヘンなプレッシャーがかかる。
 
 まずはモーテルにチェックイン。気持ちを落ち着けモーテルからちょこっと出てクリップしたらまたチェックイン。さーて、では行きますか!
 薄被りだが、身体を捻ったステミングで十分傾斜は殺せる。
 一ヶ所ちょっと間違えたが、ホールド、足の置場もほぼ狙い通りで、そのままTO。体感的には確かに10c/dといった感じだが、マスター一撃できてホッ!

 
 穴に入ってないで「出て来いや~っ!」 by 高田延彦?

【南国エリア】

旅館有笠 5.10a MOS
 こちらも洞窟経由ルート。洞窟(旅館)にチェックインし、そこからのカチポケット、さらに上のガバへのワンポイントがややパワフル。

   左が「モーテル」、右が「旅館」。

【フェアリーロック】
パスファインダー 5.11b/c ★★★ ×
 前回からの宿題で今回の本命。他のパーティーによりヌン掛けされていたのでやらせてもらう。しかしダメ。
 ボルト4つ目までで身体が重く指痛く、前回の到達点までも行けず。やはり、自分のレベルではここは身体を作り気持ちもイケイケ・モードで仕上がってないと登り切れない。
 今回はとても無理!

  要修行!

 師匠、D介くん、マイちゃんもリードやらTRで自分の課題をそれぞれやるが、全盛期には遠く及ばない有様・・・で、一日目終了。


二日目 天候:のち

 本日も当然クライミングJoy・・・というより、中年リハビリ・モード。

  

 私の成績は・・・

【東の石門エリア】
?ルート 5.10c 再登
 小ハングをダイナミックに正面突破でちょいパワフル。でも10cは無いでしょ。

ちょっとだけよ 5.10c ×
 ホールド、ガビガビで手痛い。よくわからない。で、封印決定!

  
【南国エリア】
足を開いていけいけ 5.10d ★

一便目 ×
 凹角をフレークを使ってステミングで行く。ホールドは指に優しく、ムーブはダイナミック、棚では大レストもできてチョー楽しい。
 でも5本目のヌン掛けがちょっと怖く、その上がイケイケな気分になっていないとハング下のガバに手が出ない。
 テン山しながらムーブとホールドを探るが解析できず。

二便目 △(ボルト4つ目までトップロープ、そのままTopOut)
 師匠、D介くん、共にTR敗退の後、回収便。ボルト4つ目までは自動化完了。
 核心部は一か八か「メトリウス」のトレードマークのムーブでやったら止まった!(笑)

  秘技!メトリウス・ムーブ

 で、そのままハング下のガバ取って、そこからまたハングの所でジタバタしたが何とかホールドを発見し、そのままTO。
 できてしまえば、いや、このルート実に楽しい!
 次回、きれいにすっきり片付けたいので、敢えて宿題として残しておく。

  
 左が師匠、右がD介くん

  次回はもっと足を開いてガンバリマス!

 
 
師匠、D介くんもいくつか触って、今回のリハビリはここまで。
 パスファインダーへの道は遠いが、まぁボチボチ調子上げて行きましょう!

 
早めに切り上げて、仕上げは草津温泉「西の河原露天風呂」 →渋川の「味噌だれぶっかけそば」へ。

  

 
 秋の有笠はガバ&スパが気持ちイイ!


秋のOS/FL祭り? 【有笠】

2013年10月13日 | フリー(関東)

日程:2013年10月12日(土)〜13日(日)
同行:M田師匠

一日目 天候:

 三連休の二日間、お初の有笠へ。
 関越道で少し渋滞に巻き込まれたが、無事に現地入り。

  

 フェアリーロックの人々

 まずは初級課題が多いという西口の「偏屈岩」へ行ってみるが、何となく暗く湿っぽい感じで、いまいち気が乗らず。
 (もっとイイ岩場があるのに、わざわざこんな所でやろうとするから「偏屈岩」と言うのだろうか?)
 一通り見てからそのまま東口へ移動し、トポと照合しながら各エリアを見て回る。とりあえず手頃な所からスタート。

【いっぷくエリア】
大福 5.9 私:MOS、師匠:FL。 
 upで。まぁ問題なし。

しお豆 5.10a 師匠:MOS、私:FL
 手順を間違えたのか師匠が少し手こずるが、粘ってクリア。

ぼたもち 5.11a 私:MOS、師匠:FL
 出だしで外すとちょい危ないので1B目プリクリでやる。よくオブザベした上で最初の左へのデッド、後は中間部の棚がうまく取れれば、その上はまったく簡単。
 晴れて自己外岩OSグレードを10c→11aに更新するが、体感的には10c/dなので気持ちはちょっとビミョー。一撃なんで、ま、いいか。

  いっぷくエリア

【アドベンチャーランド】
宝捜し 5.10c 私:MOS、師匠:FL
 被り気味の有笠にあって比較的傾斜の緩い課題。出だしのフレーク?スラブがちょいバランシー。途中から左壁に移り、最後は左ガバを持ってハイステップのスメアで上がる。
 人気度☆3つとなっているが、面白度としては☆2つか。

やもめの日々 5.10d 私:MOS、師匠:FL
 これも下から見ると簡単そうだが、意外と曲者。ルーファイと身体の切り返しがポイント。
 私はトポもよく確認せず上部へは左から抜けてしまったが(正規は右から?)、グレード的にはそう変わらず、かえって左の方がランナウト気味になるので絶対に落ちられない。
 なかなかテクニカルで二人とも予想以上に力が入ったが、満足の一本。人気度☆1つだが、面白度としては☆もう1つあげたい。

  
 (左)宝さがし5.10c                                              (右)やもめの日々5.10d 

【東の石門エリア】
?(名無しルート) 5.10c 師匠:MOS、私:FL
 エグれたハングが威圧的だが、ガバをうまく見つければ快適。「100岩場」では10cとなっているが、そんなには感じない。

有笠中央岩稜 5.8 師匠:MOS、私:FL
 本日のクールダウン。

   有笠中央岩稜 5.8

 このところ二人とも結果が出せない日々が続いたが、本日の初有笠ではお手軽グレードながら7課題×2人で怒涛の14連勝。
 一体どうしちゃったの?という感じだが、とにかく有笠はガバ豊富、足も滑りにくいので登り易い。
 明日も連勝記録を伸ばして、目指せ、楽天マーくん!

 林道入口のオート・キャンプ場は一区画4千円と言われたので却下し、トポにもある10kmほど離れた「中之条森林公園ふれあいの森」へ行くが、2013年現在、廃業している感じ。
 しかたなく、その場にテントを張って一夜を過ごすが、周辺には店も自販機も水道も明かりも(トイレも壊れて)無く、熊だけは出るというのでやめた方が無難でしょう。
 この日は周辺でビエンナーレとかいうイベントが開催中のため、ミョーな若者連中が集まって少し騒がしかったが。

  中之条森林公園ふれあいの森(2013年現在閉鎖中)


二日目 天候:

【東の石門エリア】
謎の女 5.10a 師匠:MOS、私:FL
 出だしがちょっと難しいが、左のエグれた部分はニー・バーが使えるらしい。
 師匠がやたら連勝記録を意識させるので余計に力が入ってしまうが、まぁソツなくクリア。

はし休め 5.10c 私:MOS、師匠:FL
 左端のリッジから上で右へトラバースしていく課題だが、先の10aより簡単。

大いなる山の日々 5.11a 私:MFL、師匠:FL
 先にやっていた二人がいて、ほんの少しだけチラ見してしまったのでFLとしたが、ホールドはほぼオブザベできていたのでOSでいいかなと思う。
 核心の水平ガバは遠いように見えるが、アンダーを右手で親指までしっかり掛けて、左手クロス気味に取りに行ったら意外と近かった。
 ここは薄被りでよく見えないので、あらかじめガバの位置を頭にインプットしておくといい。
 できてしまうとイレブンにしては簡単。でも、ボナッティ信者としては一撃できて嬉しい一本。

   
 (左)謎の女5.10a                  (中央)大いなる山の日々              (右)「大いなる〜」終了点の師匠

【ジ・アーチ】
右向いて左 5.10d 師匠:×
 林道を挟んで対岸のエリアにある。しかし、どこの岩場もそうだけど、よくこんな岩を見つけたものだ。偉大なる先人たちに感服する。
 師匠が一番左の「右向いて左」にトライするが上部でハマり、惜しくもフォール。二人して昨日からの連勝記録は20でストップとなった。
 ナイス・ファイト&お疲れさんでした。



  右向いて左5.10d

【フェアリー・ロック】
パス・ファインダー 5.11b/c 私:×
 さすがに人気3つ☆!先にやっている人が何人もいたのでヌンチャクを借りて、(レッドブルも飲んで)初トライ。
 出だしの左ポッケ、さらにその上のカチガバも指に痛く、心が折れそうになるが何とか繋ぎ、上部核心へ。
 しかし、何も知らずにあのV字ガバに右手をまともに挟み込んでしまい(激痛!)、その上の抜け口もバランスがうまく取れず途中断念。
 やはり、そうそう甘くないか。最後に他の人のお手本をしっかり目に焼き付けておいたので、次回は必ず!

  
 (左)右向いて左5.10d               (右)パスファインダー5.11b/c


 というわけで、二日間の有笠は二人して20勝2敗。(そう考えると楽天マーくんの一人で24連勝はスゴイ!)
 このところ「チーム負け犬」といった感じ(?)だったので、今回の内容はなかなか満足。
 後で調べたところ、有笠はまだまだお買い得(?)の課題がいっぱいあるそうなので、また行きたいと思う。

 帰りは沢渡温泉共同浴場(シャンプーや石鹸は使用不可の昔ながらの源泉。小さい湯船が二つあり、一つは激熱っ!300円。)
 関越はプチ渋滞だったので途中の鶴ヶ島ICで降り、R16経由で。いつもの「かつや」でカツ丼食って〆。

  


連敗更新中・・・ 【聖人岩】

2013年06月09日 | フリー(関東)

天候:
w/ M田師匠

 久々の聖人岩。気がつけば一年半ぶり。
 後から人がどんどん来て、けっこうな賑わいとなり、アップ課題はアッという間に埋まる。
 違う相方と来ていたヤミちゃんともバッタリ。ごぶさたでした。

コーヒータイム 5.10b (再登)
 upで。もっと簡単なヤツから始めたかったが、空いている手頃な課題が他に無かったのでしかたなく・・。
 空気は割とヒンヤリしていても、やはりこの季節、石灰岩が若干ヌメる感じがする。まぁ何とかok。 

ダイエットシェイク 5.10a (再登)
 upその2。最近歳のせいか身体がなかなか目覚めないのでupは2本やらないとダメ。
 こちらも再登だが、上部は右側の11c寄りのラインをとる。

黒山讃歌 5.11b ×××
 本日の本命。まぁ私は昨日の釣り疲れもあるので、ある程度練習できれば充分だったが・・・(←言い訳)
 師匠ヌン掛けの後、順番にトライ。

一便目 各駅テンションしながら、ホールド、ムーブの再確認。最後の左クラックが自分には取れない。
二便目 前回ボロボロにされた2本目上の甘いポケットも手で上がろうとするのではなく足に意識を持っていくことで解決。2/3まではほぼ自動化できるようになったが、やはりラストが鬼門。足の位置がわからず、クラックに手が届かず。
三便目 クレアチンのせいかパンプはそれほどしてないが確実にヨレていて×。師匠に足を教えてもらいクラックには届くようになったが、その後の切り返しができない。
 二人して今日は黒山~に集中するが結局ダメ。

  ヤミちゃん組はサクッと決める

 ヤミちゃんは「黒山~」を再登、「テンが見ていた(5.11b)」も登り、ますます安定。相方くんも「黒山~」はクリア!・・・若いっていいなぁ。
 で、ヤミちゃんの相方くんとはお初だと思っていたが、向こうは私のことをカサメリや湯河原で見かけていたとか。・・・これだから悪いことはできない。(たぶん、そんなに悪いことはしてないと思うけど


蛇岩でウォームアップ 【河又】

2013年04月20日 | フリー(関東)

天候:
w/ M田師匠、D介くん

 この冬はいつものように師匠が業務多忙(「職場炎上」とも言う) 、自分の凍傷が長引いたこともあり、M田組としては久々の外岩。
 河又上部エリアは今回で三回目。
 峠のスペースに車を停め、相変わらず悪くシンドいアプローチ。またしても貸切だ。

 で、本日やったのはこちら。

【蛇岩】 
キム君のカンテ 5.8 (再登)
 2~3本目のボルト間、カンテに移る辺りがちょいホールドがわかりにくい。体感5.10aか?

山菜とり 5.9 FL
 師匠、D介くんトライの後、1つ目プリクリで。
 短いが、身体のフリを使うムーブ系。

  
 D介くん@キム君のカンテ              師匠@山菜とり

切り株 5.10a MOS
 蛇岩の一番奥。「キム君~」とカンテを挟んで左側だが、とてもスッキリしたライン。
 三本目のクリップがややバランシーだが、手の切れるようなガバばっかでジムっぽく、アップ向き。「キム君~」より易しいと思う。

石筍が見えるよ 5.9 RP
 師匠MOSの後にやるが、途中の小動物が隠れていそうな穴の所に上がろうとしたところ、左手ガバが「ポキッ!」と簡単に折れフイ落ち。
 D介くんの巧いビレーでグランド30cm上でセーフだったが、放物線を描いて落ちてくのが自分でもスローモーションでわかるような綺麗な落ち方だった。
 気を取り直してすぐにTOするが、石灰岩に疑心暗鬼となり、最後のレイバックはちょいリキんでしまった。

  
 D介くん@切り株                   欠けたホールド 
 
ココナッツ・クラッシュ 5.10b ××
 大きな洞窟からハングを伝って抜け出していくが、一本目のボルトが高い位置で体勢も悪いので絶対に落ちられない。
 一本目何とかクリップするが、その上で決め手のホールドが見つけられず三人ともクラッシュされる。
 これ、ホントに10b?洞窟からのハング正面突破だと11以上に感じるが・・・。

 で、そのうち予報どおり雨がポツポツ。
 シーズン始めだし、本日は外岩の感覚を取り戻すということでこのへんにしときますか。

 帰りはこれまた久々の相模原大勝軒の「金太郎」。
 この一杯のために明日もまた登る?

  
ビギナー向き。麺少なめ、肉増しラーメンの図      D介くんは肉増し、野菜増しのWドンブリで!


貸し切り「雷岩」 【河又】

2012年11月26日 | フリー(関東)

天候:
w/M田師匠

 三週間振りの外岩。
 当初、金毘羅岩へ向かうが、駐車場問題でクライミング禁止になっていたのね。知らんかった・・・。 (JFAさん、もっとわかるように知らせておいてね。)
 で、大幅にタイムロスして午後から河又。
 今回は仁田山峠経由で上部エリアへ(私はお初)。峠の駐車スペースから岩場まで20分弱だが、急なアップダウンでけっこうシンドイ。

 雷岩に着いてみると完全貸し切り状態。時間も押しているので、さっそく取り付く。
 以下、今日の取組。

レンコン畑 5.10a OS(一本目プリクリ)
 まずはupで。
 指が入らないシンクラックのフレークから上部のコルネへ。岩の形状にあわせてムーブを決めていくのがコツか。
 見た目、傾斜もなく簡単そうだが、体感としては10bでもいいかも?

 

バラバラ 5.10b OS(一本目プリクリ)
 垂壁→テラス→凹角のステミング・・・上部は埃っぽいが、アルパインぽい課題。
 終了点の木の根が剥き出しでちょいとリスキーだが、体感としてはこちらの方が「レンコン」より簡単で10a相当。

 

こがらし 5.11a ×
 プリクリ・トライながらも、出だしのドッかぶりルーフを乗っ越せず。これが11aですか?
 (後でネットで検索してみたら、出だしのホールド欠損があったという噂も・・・)

時の流れに身をまかせ 5.11a ×
 ランナー2本のショート課題。
 一便目 ライン右寄りから攻めるが、ボルト1つ目近くのボコボコ穴ホールドを保持できず。
 二便目 今度はやや左寄りから攻める。ヌンチャク掴んでテンション付きながらも各駅停車で何とかTO。
 ボルト1~2本間が若干ブランクのままだが、岩の状態が良い時にしつこくやれば何とかなるかも。次回の宿題。

  
 
 日暮れが早く、大したトライはできなかったが、貸し切りだったのでまぁまぁ打ち込めた。次は蛇岩も行かねば。

 帰りは久々に相模原・大勝軒「金太郎」の肉マシとんこつで〆。


二子山部屋、再入門 【二子山】

2012年11月04日 | フリー(関東)

天候:
同行:M田氏

 山梨クライマックス・シリーズ(?)も一段落し、今週は師匠と共に二子山へ。

 

 二人とも二子山は二度目。前回はそれぞれ違う相方と定番の中央稜マルチのついでにちょこっとフリーのルートを触った程度なので、ほぼ新弟子状態。
 久々なので勝手がよくわかっておらず、まずはアプローチで一苦労。下の林道に車を停めてしまい、岩場にたどり着くまでに滝汗をかいてしまった。
 とりあえず息を整えて本日の取組。

【弓状バットレス・左壁】
悪魔のエチュード ★★ 5.10a FL
 二子といえば、やはりここから。
 上級エリアのため、あまりにヘボだと出入り禁止になりそうでヘンに緊張。ちょっとリキんでしまったが、何とかFL。
 ガバばっか・・・というわけでもなく、掛かりの良い隠れたアンダーを使って足を上げていくのがコツか。
 「おそらく日本で一番カブった10a」とのことだが、最新トポでは10bに改訂されたとの噂も。(未確認)

 
 クライマーの下に垂れ下がっている黒い岩が「悪魔の指」。

【弓状・右壁】
徒然草 5.10c ★ RP(三便) 
 これも二子初級者の入門課題。
一便目 M田氏ヌン掛け後、トライ。師に倣い5本目ボルト上のピンチから思い切り伸びて上のガバ取りに行くが、ガバの位置を見誤り、没!
二便目 さっきと同じムーブでトライするが、ヨレてしまって没。このムーブ、絶対10cじゃない!もっと違うやり方があるはずと探っていたら二つもホールドを飛ばしていたことを発見。
便目 5本目上のピンチを左手、そこから右手でカチ→ガバと中継する手順に変更。今度はスタティックにイケた。できてみれば確かに10c。
 結局、二人とも三便もかかってしまった。

  つれづれなるままに3トライ?
 
オービス 5.10c ★ ×
 RCCボルトのアルパインちっくな課題。
 途中、枯葉やら倒木!まで引っかかっていて掃除しながらOSトライ。途中CSがグラグラしてたりするが、いい感じでガバが繋がり楽しめる。
 しかし5本目のボルト辺り、白いフレークガバから次のキー・ホールドがまったく見つけられず、敢え無くテンション。
 とりあえずTOしたが、その部分だけ完全にブランク・セクションとして宿題を残してしまった。

 本日は師匠も風邪気味で本調子ではなく、これにて終了。
 ここんとこ甲幕通いが続いたせいか久々の石灰岩に対応し切れなかったが、完全に打ちのめされたわけではない。

 帰りは八王子のラーメン「ジャンキー・モンキー2nd」
 食いしん坊万歳の師匠にぜひそのボリュームを体感してほしかったのだが、なぜか前回よりインパクトに欠け、やや拍子抜け。

  盛られたマシ野菜をクリアした時点での途中経過

 ちなみに本日の話題はもっぱら女子レスリングの「吉田沙保里」について。
 内容は、とてもここでは書けません・・・。


ボコボコにされた日 【河又】

2012年04月21日 | フリー(関東)

天候:
同行:M田氏、カトーくん、ヤミちゃん、クリタくん

 さて今週は河又。だが、天気がイマイチ。
 さらに体調もイマイチで、このところ体重が暴走気味!
 先週、富士山でそこそこハードに歩いたにもかかわらず、またその後、職場で風邪までうつされ、そんなに食っていないのに100gも減らないのはどうしたわけか。(自己標準より3kgオーバー!)
 おまけに今日は岩場へ向かう途中、対向車線のダンプに跳ね石でクルマの右側後部ドアをボッコリやられる始末!

 気分はブルーを通り越してブラックだが、とりあえず河又に着くと桜はキレイ。今年はどこでも遅くまで咲いている。

 

 

 今にも降りそうな天気だが、先に偵察に行ったM田氏から「まぁ何とか登れなくはない。」とケータイで連絡を受け、皆で向かう。
 
 とりあえず今日、自分がやったのは、

ディスコ・バージョン 5.10b MRP
 前回、カンテの上半分は登っているので今回は下から通しで。しかし右隣の「タミちゃんがハイ」と近いせいか、どこまで壁を使っていいのか微妙。
 タミちゃん~の凹角にはもちろん触れなかったが、河又の10bにしてはやけに簡単過ぎたので、もっとライン限定なのかも。upなんで、ま、いいか。
 上部のカンテは相変わらず2~3か所、岩がカタカタ動くが、せいぜいアルパインの3~4級程度。

ターミナル・ドライブ
 5.10b ××
 前回の宿題。今回は落とせるつもりで臨んだが・・。
 1便目。マスター・トライでランナー3本まではまぁ問題なく進み、後は核心のクラックの一手のみ。
 しかし、やっぱり右手があの甘いピンチを持ち切れずドボン。そこだけ三回やるが、結局TOできず。
 2便目。小休止の後にトライするが、途中でパンなど食ったら何だか集中力が途切れてしまい、ボルト一つ目でもうダメ。
 なぜか足が決まらなく、手だけで登っている感じ。気持ちが折れてしまうと、途端にビビってしまう。

 M田氏によれば核心部分の甘いピンチは、右足を右横に流し、右親指を下から添えるのでなく下に押さえつけるようにすれば力が入り、その上のガバにデッドで飛ばせるよう。
 なるほど勉強になります。
 ヤミちゃんはあの甘いピンチを避けて独自のムーブで解決。いつまでも同じやり方に拘らず、すぐに機転を利かして対応してしまうところはさすが!
 カトーくんも何とか耐えてクリア。強い!

 
(左)ディスコバージョン             (右)カトーくん@ターミナルドライブ

カッパ
 5.10c ×、TR
 10bがダメなのに10cなど無理でしょうと思ったが、M田氏が勧めるので一応トライ。下から見るとけっこう被っている。
 で、やはり核心のボルト2~3本目間のこぶコルネを越える辺りでドボン。ホールドはたくさんありそうだが、傾斜に気持ちが負けてうまく見つけられない。
 先にトライしている女性がいて、その人の話では実はコルネの右側、下から見えない位置に絶好のガバがあるとのこと。
 M田氏も長年の宿題?だったようだが、それがわかればいとも簡単に解決。
 ヤミちゃんは右のガバを使わず、粘りに粘って見事OS。
 ヘタレの私は二便目はTopRopeでやらせてもらうが、なるほど右のガバに届けば後は問題なし。
 M田氏が言うとおり「カッパにやられた」となると何だかカッコワルイし、みょーにムカつく。
 なので、次回は必ず倒す。

 カトーくんやクリタくんは今回が初・河又で、他には、ムーン・ビームや忍吉98、ミヤザキミドリなどにトライ。
 初の外岩リードだったクリタくん、それなりに洗礼を受けてもらえたようで良かったです。
 M田氏も復調してきているし、自分もGW明けの山梨シリーズに向け身体を絞って、また切り返さなければ!

 
ヤミちゃん@ミヤザキミドリ 5.10a

  
(左から) ヤミちゃん@ムーンビーム5.9、カトーくん@イヤーイヤ5.11a、ターミナルドライブ5.10b 


冷たいガバに四苦八苦 【河又】

2012年03月04日 | フリー(関東)

天候:
同行:山P (軟式クライミング部)

 本日は伊豆城山の予定だったが西から雨が近づいているので、河又へ転進。
 しばらく禁止になっていたこともあって2年4か月ぶり。山ちゃんは初めて。
 凍傷でまだ指皮が完全に再生していないので、本日はまったりとリハビリ・モードにする。
 せいぜい山ちゃんに初めての石灰岩で洗礼を受け・・、いや楽しんでもらおう。

 車を河原の駐車場に停め、岩場に向かって歩き出すと、ふいにどこかで見た顔とバッタリ。
 某・Bの会の「」嬢とお連れのTさん。うーん、相変わらず狭いこの業界。
 ではまぁご一緒にということで、小沢沿いの山道を登ってコウモリ岩に着。
 前後して数組が取り付くが、特に混み合うわけでもなくほど良い賑わいとなる。

  

  ミヤザキミドリさん、今日も人気です。

 とりあえず今日登ったのは、

忍吉98 5.9 (再登)
 出だしからボルダーちっくなヤツでまずはアップ。
 岩が予想以上に冷たく、足も滑りやすくて早くもアップアップだが、まぁ何とか。

いきのいい奴 5.10a (再登)
 1B目回り込むところが高さもあって慎重に行かないとちょっと怖い。
 核心は終了点近く。左足がうまく置ける所が無く滑りそうになるが、何とか堪えてクリア。

  
 (左)姫さん                       (右)私

ターミナル・ドライブ 5.10b ×
 下部は何とかこなせたが、ゴール下、右手でのパーミングが指が痛くて保持できず。
 何回かトライするがその都度弾かれ、ふと見ると凍傷で固くなった指先の皮膚がボロボロに。
 いかん、今日はリハビリで軽くやるつもりが、また熱くなってしまった。
 これ以上やると更に完治まで時間がかかりそうなので、途中でリタイア。 (残置ビナは山ちゃんが回収。お手数かけます。)

ミヤザキミドリ 5.10a? (再登)
 河又ベーシックはやっぱりココ。
 ダイナミックなガバに合わせて身体をクネクネ上げていくのが楽しいルート。

なんちゃってタミちゃん(仮称) 5.9? MOS
 下部は「タミちゃんがハイ(5.8)」、上部は左隣の「ディスコバージョン」に移るライン。
 最初のスリング・ランナーが微妙に高い位置にあるのと、途中のトラバースで落ちると怪我しそうなのが注意点。
 上部のカンテも一部グラついていて、ちょいアルパインちっく。

  登っているのが私、ビレイは山ちゃん。

 河又お初の山ちゃんは、「忍吉98」と「いきのいい奴」をMOS、「ターミナル・ドライブ」はFL。
 「大五郎(5.11a)」と「泣かないで愛ちゃん(5.10c)」は残念ながらテンション付きでのTO。

 しかし今日は岩も冷たく気温も上がらず、ところどころホールドが濡れているという「ちょい悪コンディション」。
 どのルートも1本目のボルトまでは相変わらず気が抜けないし、ジムよりは良い勉強ができたのでは? 

 姫さんもTさんのセットしたトップロープで、多くのルートを次々とトライ。
 「いきのいい奴」の出だしでいきなりキャーッ!と滑って靴を泥だらけにし、皆の笑いを取るところもさすが。

  
 (左)山ちゃん@大五郎               (右)姫さん@麦畑

 
 帰りは冷え切った身体を温めようと、いつものように相模原ラーメン激戦区へ。
 本日行ったのは「村田屋」。 (師匠、お先にすみません
 高菜ラーメンというのにトライしたが、高菜のピリ辛さがスープに溶け込んで
 この味、けっこう好きです。

 


黒山で門前払い 【聖人岩】

2011年11月23日 | フリー(関東)

天候:
同行:カトーくん、ヤミちゃん

 先週、岩が濡れてて見送りとなった聖人岩。
 狙いの「黒山讃歌5.11b」を少しでも進めておきたいと行ってみるが・・・。

 本日の自分の出来は、

ダイエット・シェイク 5.10a FL
 カトーくん、ヤミちゃんの後、upで。

  ダイエット・シェイクbyヤミちゃん 
黒山讃歌 5.11b ×××
 他の女性三人組がヌン掛けしてくれた後で、トライ。
 一便目 中間部まではまぁスムーズ、途中からホールド再確認しながらテンション混じりに上がっていくが、上部逆三角形の核心部はムーブ組み立てられず。
 二便目 なぜか最初の出だしで手順を間違えてしまい、しどろもどろ状態で3本目のボルトまで。
 三便目 たいしてやってないのに、既に大ヨレ。一手一手に非常に手間取り、3Bまで届かず。

  黒山讃歌(登っているのはヨソの人)

コーヒータイム 5.10b (再登)
 カトーくんがup後、残していたヌンチャクの回収便。ヘロヘロながらもかろうじてTopOut。

 で、前回「黒山讃歌」最有力候補だったヤミちゃんは、先の土・日にジムで打ち込み過ぎ、本日は例の「ウォーミング・アップ」に力を吸い取られてしまい、「黒山~」は惜しくもRPならず。(1テンTO)
 片や、このところ絶好調のカトーくんは、本日三便で「黒山~」を一抜け!おめでとさんです!

  ウォーミングアップbyヤミちゃん

 それにひきかえ、今日の自分はあまりにもにダメ。
 この一ヶ月を振り返ってみると
10/23 ベースキャンプ
10/26 横パン
10/29 伊豆・城山
10/30 聖人岩
11/5 カサメリ
11/9 横パン
11/12 ストマジ
11/16 湯河原幕岩
11/20 ベースキャンプ
 ・・・と「月9」(?)ペースで、オヤジにしてはややオーバー・ワーク気味。さすがに疲れが溜まっている。
 
 ネットで「ユージの部屋」(第一回ゲスト・小山田大)を見てたら、やはり歳と共に回復が遅くなるのは必然とのこと。
 まぁ五十も過ぎればほどほどに・・ということか。


平日ですが・・・何か? 【湯河原幕岩】

2011年11月16日 | フリー(関東)

天候:一時
同行:山P、Y岡(軟式くらいみんぐ部)

 本日は年休消化を兼ねて、久々に湯河原へ。
 
 平日なので貸切かと思いきや、そこそこの人数で賑わっている。
 見たところ、ほとんどが年金クライマー。
 特に人気なのがアリババ付近で、今日もおババの皆さん(失礼!)がトップロープで代わる代わるトライしていらっしゃる。

 とりあえず、本日の私のトライは・・。

マゾおけさ 5.10b  (再登)
 upにはやや不向きな課題だが。湯河原の皺カチも久々に触ってみると意外と厳しく、ちょっと新鮮。

  Y岡、トライするもTOならず。

アリババ 5.10b  (再登)
 こちらも、まぁ無難に・・。

ピーターパン 5.10d ×
 以前からやっているが、どうしてもハングを正面突破できない。
 これまで核心では右端カンテのガバを取っていたが、先日RPした山Pからそれでは次の左手が遠過ぎることを教えてもらった。
 手本を見せてもらい、使うホールドは確認できたので次回に持ち越す。
 ただこの課題、2本目と3本目のボルトが老朽化しており、ちょいと怖い。

  Y岡、TRで奮闘中。

ダイヤモンド・ヒップ 5.11a ×
 核心のヒールから先で上体を起こせず。
 股関節硬いオヤジには厳しい。この課題特有のストレッチを十分こなしてから出直す必要あり。

魔法のランプ 5.11a ×(3テンTO)
 ずっと前に一度トライしたまま封印していた課題。
 最初のボルトが意外遠く、甘く見ていると結構怖い。さらにマスターだと3本目のヌン掛けがこれまた怖い。
 ただ、以前はまるで歯が立たなかったが、本日は使えるホールドと手順を確認し、テンション混じりで何とかTopOut。
 甲府幕岩の「30へのアプローチ」に似た浅い凹角課題なので、通えば何とかなりそう。

 
 正面右の浅い凹角が「魔法のランプ」

 で、同行の山Pは、「クリスマスローズ(5.10b)」、「マゾおけさ」を各一便でRP後、「ダイアモンド・ヒップ」も本日三便でRP。
 仕上げはTRで「もうじきバカンス(5.11c)」のムーブ確認と、これも時間の問題。相変わらず強い。

 Y岡の方は、出だしの10b課題に苦戦したものの、宿題だった「シンドバッド(5.10b)」を本日無事にRP。
 さらに「帰還兵(5.10c)」もマスターで1テンTO。着実に進歩している。

 
(左)Y岡のシンドバッド5.10b、(右)山Pのダイアモンド・ヒップ5.11a。二人とも

 帰りは久々に「モンゴルたんめん」を食べたかったが、いつものお店がお休み。
 しかたなく隣の蕎麦屋でお疲れさんの一杯。


最後に、湯河原・最近(2011年11月)の様子

・応急処置はしてありますが、台風?の影響かピーターパン・ロック周辺の足場が結構悪くなっています。(根こそぎの倒木多し)

・一部ルートでボルトの老朽化、破断があります。
 ピノキオ 5.10a → 一本目のボルト欠損
 ピーターパン 5.10d → 二本目のボルト腐食気味、三本目はネジが錆びつき、ハンガーゆるゆる。
 ダイヤモンド・ヒップ 5.11a → 四本目のボルト欠損

 以上


梅ごのみサバイバル? 【聖人岩】

2011年10月30日 | フリー(関東)

天候:時々、夕方
同行:M田氏、Dスケくん、カトーくん、ヤミちゃん

 本日はM田組でカサメリの予定だったが、天候が怪しいので近場へ転進。
 聖人岩は2年振り、二回目。

 

   

 本日の自分のトライは、

梅ごのみ 5.10b OS
 上部で隣のルートのホールドを一部使ったという指摘があったが、初見だったため許してもらう。いいですよね、師匠?

ウォーミング・アップ 5.10c ×
 前回からの宿題だが、どうもボルト2~3本目が繋がらない。
 右側の棚ガバも使っちゃいけないみたいだし、上のアヒル型の岩はカタカタ動く。
 なんか限定が多いので封印決定。

黒山讃歌 5.11b ×(各駅TO)
 自分にはまだ早いと思ったが、M田氏が薦めるのでお試しトライ。
 見た目よりはわかりやすいボルダーちっくな課題。
 ホールドがわかれば、ムーブは後から自然についてくる感じ。次回は何とか。

おっとりマミちゃん 5.9 再登
 ガバフレークに気持ちよく癒される。でも油断してると意外と・・・。

 で、本日まず盛り上がったのが「梅ごのみ5.10b」。
 いきなり、11クライマーのM田氏&ヤミちゃんの二人が跳ね返されるという波乱の幕開け。
 その後、ヤミちゃん→私→カトーくんと次々と抜けていき、残りはM田氏、D介くんの二人。
 「アローン」の称号を賭けての真剣バトルとなったが、結果的には全員無事クリアで、めでたしめでたし。

  D介くん最初のトライ。苦戦中

 そして本日メインの「黒山讃歌5.11b」。
 人気度★★★だけあって、他のグループと代わる代わる取り付くが、これは面白い
 ヤミちゃん、M田氏は既にリーチ状態。私もブラッキーよりは手応えありかも。

  
 黒山讃歌。ヤミちゃん(左)とM田師匠。

 それにしても、ヤミちゃん、カトーくんのストイック二人組が加わって、M田組のモチと集中力もかなり上がっている感じ。
 オヤジもクスリ・・・じゃなかった、サプリ飲んでガンバリマス!


【現地情報】
 エリア中央やや右寄り、「風の子カンテ」周辺は落石があったため、当面クライミング自粛とのこと。(貼紙あり)

 

【裏技情報】
 テンションかかって8ノットがほどけないとお嘆きの諸氏に。
 Dスケくんが渋谷ナイキパークのスタッフに教えてもらった、かしこい結び方。

      

 8ノットで結んだ後の先端を・・・さらに根元の輪の中に戻します。
 
 要は輪の中にゆとりを持たせて、ほどきやすくしただけ。
 これまでカラビナを咬ませるやり方は知っていたが、こちらの方がよりシンプル
 8ノットの進化形ということで「NEOエイト」と勝手に命名。


子持山獅子岩マルチ

2011年10月16日 | フリー(関東)

天候:無風
同行:常吉さん
 
 今週は谷川アルパインの予定だったが、天候等の都合により見送り。
 代替案として、常吉さんと最近人気のある子持山獅子岩のマルチピッチに行ってきた。
 「子持山獅子岩」、空耳だと「子持ちシシャモ」に聞こえるのは私だけ?

 当日朝の時点で横浜では風雨共強く嵐のような天気。
 大丈夫かいなと思いながらも現地へ向かうが、そこは晴れ男を自認する「常吉」天照大神。
 快晴どころか、季節はずれの夏日にしてくれた。

 しかし、今回は最初のアプローチから波乱含み。
 まずカーナビの目的地に最寄の「子持神社」とインプットするが、着いてみると畑に囲まれた農家の一画???
 明らかにヘンで、地元の人に聞きながらそこからかなり離れた本来の「子持山登山口」に到着することができたが、どうやらカーナビが検索したのは「若子持神社」という、まったくの別物。
 常吉さんも同じように引っかかったらしい。
 
 気を取り直して、獅子岩を目指すも二人とも駐車スペースからすぐの登山口をなぜか見過ごし、本来なら取付きまで40分のところを延々2時間近く大汗かいて縦走する始末。
 常吉兄曰く「担いで歩いてこそアルパイン・クライマー」と慰めにもならないことをおっしゃるが、わかりやすい獅子岩のアプローチで迷うなんておそらく我々ぐらいだろう。

 
 なぜかクライミング前に尾根を「徘徊」してしまう哀しき50代二人組 

  この標識が目印。左の「この先危険」へ。

で、すったもんだした挙句、どうにか岩場の基部についてクライミング開始。

  

 獅子岩マルチは計7ピッチ。
 どのピッチも5.8~5.9のお気楽グレード、基本的に伊豆の城山南壁や丹沢・広沢寺のようなスラブ・フェースだ。
 既に先行が3組取り付き、その後、我々の後ろに1組、計5パーティーと盛況。

 常吉さんの希望で今回は奇数ピッチを常吉氏、偶数ピッチを私が受け持ち、また1、2ピッチと5、6ピッチは短いので繋げて登ってしまうパーティーも多いが、今回は律儀に短く切ることにした。
 以下、グレードは他のネットの記録を参照、長さは主観的スケールによる。

1P目 5.8 15m 常吉さんリード
 傾斜は緩めだが、全体的に外傾したホールドに若干戸惑う。アプローチの縦走で足が多少疲れたか、常吉さんも私もやや腕に力が入り過ぎてる感じ。

 
 2P目を先行するパーティー

  支点はハンガーボルトとワイヤーで整備済

2P目 5.9 18m 私のリード
 少し傾斜が立ってくる。中間部の左足ハイステップがミソ。

3P目 5.8+ 15m 常吉さんリード
 右側の大きなフレークがミソ。フレークの下端に右足スメア、レイバック風にしてフレーク上のガバをとれれば、後は問題なし。

  右側のフレークがポイント。

  

4P目 5.9+ 25m 私のリード
 一応、このルートの核心部(らしい)。
 二組目?のセカンドさんが苦戦しているようで遅々として進まず。

 中間部、指の太い私にはうまく掛からないシン・クラックのようなホールドが続くが、アンダー・ホールド&スメアで解決。
 しかし、4P目上のテラスに上がる手前でまたまた渋滞。テラス下のハンガーボルトにハングドック状態で長く待たされ(体感30分以上?)、腰は痛いわ足は痛いわ・・・。
 フォローの常吉さんには敢えてアンダーが使えることを教えなかったが、まったく淀みなく登ってきた。ナイスです!

 

   4P目をリードする私

 

 

5P目 5.8 15m 常吉さんリード
 コケが付いた砂混じりのスラブ。右手に懸垂用の支点があり、それに惑わされるとラインが屈折してしまい、常吉さんとしては、ここのロープの引き上げが核心だったとか。

6P目 5.9 15m 私のリード
 見た目、階段状だが、ラストのスラブがこれまでのピッチで一番立っている。
 左から巻き気味に逃げることもできるが、それではちょっと美しくないので右側から甘カチを使ってスメアで上がる。
 ここを抜けると獅子岩頂上直下の登山道に出る。

   6P目をリードする私

7P目 5.7 10m 常吉さんリード
 最後のオマケとしてほんのちょっと凹角。
 常吉さんは最後、右から抜けたが、真っ直ぐマントルで超えるのも、そう難しくない。

 

 

 獅子岩の頂上は360度の展望。
 渋滞で予想以上に時間がかかってしまったが、絶好の秋空の下、快適なクライミングに満足。

  
                             「どや顔」ならぬ「どやポーズ」?

 下りはそのまま同ルートを懸垂でも良かったが、結局、下山道を歩いて下る。
 取付きに戻り荷物を回収。
 そのまま下山道を行き、もう一つの岩「屏風岩」を視察する。

 余裕があればアブミ練習の予定であったが、時間も押しているので今回はパス。
 駐車スペースに戻り、お開きとする。
 お疲れさまでした~。

  

 これまでお手軽マルチといえば二子山中央稜だったが、あちらの核心はせいぜい1ピッチしかないので、こちらの方がパートナー共々楽しめるかも。
 支点も整備され、浮石、落石も無く快適だ。
 強いて難を言えば、どれも似たようなスラブ・フェースのピッチばかりで、やや変化に乏しいといったところか。

 現地で別れた後、私は関越渋滞を見越して温泉&メシとする。

  

  赤城牛コロッケ定食
 「白井温泉・こもちの湯」源泉かけ流し露天付きで1時間ナント250円。
 すぐ隣の「そば処・こもち庵」の各種定食750円と併せても千円ポッキリは、まさに「子持山バリューセット」?


汗ダクの天王岩

2011年07月03日 | フリー(関東)

天候:一時
同行:山P係長(軟式クライミング部)

 今週もまた雨だろうとジム(BaseCamp)を予定していたが、天気も良さげなので急遽、天王岩へ転進。
 天王岩はこれが二回目(山Pは初めて)。前回はヌメったチャートにこてんぱんに打ちのめされた苦い記憶がある。

 出発がジムの開店に合わせて遅かったので、岩場到着は10時半過ぎ。
 多少の染み出しはあるが、既に先客は上の岩場と下の岩場で4組ほど。

 で、本日のトライ。

【上の岩場】
クラックジョイ
 5.9 ★★★
 まずはアップ。私、山PともにFL
 上部のクラック(フレーク)はやや湿り気味。スメアが滑りそうでちょっと怖かった。

 

亀の子束子 5.10a  
 私が一便目×。山Pが2テンしてTopOut。私が二便目TRで
 濡れていたこともあるが、これで10a?・・・絶対、辛いと思う。(体感10c以上?)

 

勉太郎伝説 5.10b/c ★★★
 私だけトライ、マスターでFL
 山渓の「日本100岩場」では「鬼太郎伝説」となっているが、本当は「勉太郎~」が正しいとか。本日、気持ちよく登れた一本。

  左の青いロープのラインが「勉太郎伝説」

涅槃の風 5.10b ★★
 山Pだけトライ、1テンTO。
 私は前回トライしてひどい目にあったのでパス。(苦手系?)


【下の岩場】
サンコウチョウ
 5.10a
 下部は緩傾斜で簡単だが、上部の1ポイントで大いにハマる。何とか粘って私がMOS、山PがFL
 他の人もけっこうハマっていて、なかなか面白い課題。

 

ノーリー 5.10b/c ★★★
 私がマスターでRP、山Pは1テンTO。
 中間のガバカチを2~3手つなぐ所が核心。何とか耐えてクリア。前回まるでダメだったので、嬉しい一本。

 

ダブルハッカー
 5.10b
 私は×、山Pが2テンTO。
 ボルダーちっくなスタートからホールド乏しいハング直上・・・これでホントに10b?
 辛いです。

つゆしらず 5.9 ★★
 私、マスターで再登○ 。山PはFL
 湿っていたが、クールダウンで。これも他の岩場だったら10aぐらいかも。

 

涅槃の風 5.10b
 山P、本日最後のトライ。核心で「勝ち」を急ぎ過ぎたか、残念ながら1テン。
 ほとんど出来上がっているので次回は一撃でしょう。私もTRでやらせてもらうが、相変わらず狭い体勢からデッドが飛ばせず×。

 
 本日は何とも蒸し暑く、おそらく2リットルは汗をかいたんじゃないかと思う。ただ、思ったよりホールドのヌメりは無かった。(足のスメアには多少気を使ったが・・・。)

 虫がいようが、やはり天気の良い日はジムより外岩が気持ちイイ。
 身体もようやく絞れてきて、少しずつ復調の兆し。


【駐車場について】  
 今回、「日本100岩場」の解説を読んで目の前の「秋川国際マス釣り場」の駐車場を利用させてもらったが(500円)、JFAのHPによると現在、クライマーは同駐車場の利用を自粛してほしいとのこと。(マナーを守らないため、ちょいとモメているとか。)
 私の場合、たぶんクライマーというより釣りに来たただのオヤジに見られたので、すんなり入れたが、いずれにしても駐車場は16時までなので要注意!
 今回はもちろんトラブル無しだったが、以後、気をつけます。


障子岩のちベース・キャンプ

2011年05月22日 | フリー(関東)

天候:のち
同行:M田氏、D介くん

 本日はまず奥多摩の障子岩へ。
 久しぶりの石灰岩。

 
 
 午後からの予報のせいか岩場は貸切。
 これは空いててイイと思ったら、目の前を巨大女王スズメ蜂が巡回中。
 まさか誰もいないのはコイツのせい?
 まるで蝉のようなズングリしたヤツで、とりあえずこちらもビクビクしながらスタート。

 相変わらず好調のM田氏は、まずは「TNT(5.10a)」と「バルジ大作戦(5.10d)」をマスターで一撃。

 私とD介くんはアップのつもりの「TNT」で早くもヘタレ。
 途中のトラバースでホールドに迷っているうち、どんどん前腕の力を吸い取られていってしまう、典型的な石灰岩での負けパターン。
 とりあえず二便目で私はRP (・・・ホッ) 

  TNTにトライ中のD介くん

 で、ウダウダしているうちに早くも空の気配が怪しくなってきたので、外岩は打ち切り。
 ハーネス着けたまま車で移動し、そのままユージ氏の「ベース・キャンプ」へ。

 こちらで私がやったのは、

フルムーン 5.11b × (障子岩でのパンプが残り、核心までも届かず。)
・ラズベリーvsブルーベリー 5.10c OS (カチ系)
・マグマ大王 5.10c RP (二便)
・文明Do! 5.10c/d ×
・残像拳 5.11a TR × (カチ系スラブ)
・グリーンモンスター 5.10c × (二便とも核心のスローパーでハマり、テンション付きTO)
・ガツン!とミカン 5.10a FL (クール・ダウンで)

 M田氏はここでも「フル・ムーン」をクリア!
 被災地支援を続けていたD介くんは「体重増し増し」になってしまったため、リハビリ・モード。

 本日は御大ユージ氏もいて、間近でそのクライミングを見ることができた。
 どっ被りの壁でふつうの人にはとても耐えられないようなスローパーを片手で保持してクリップなんて・・・一体、この人の手足はどういう仕組みになっているのか。

  
 左はM田氏の「フルムーン」5.11b。       右は「世界のユージ」の登り。

 M田氏と私は前回に撮ってもらったので、今日はD介くんが御大と記念のツー・ショット。

 帰りはいつものR16号沿いのラーメン屋「夜鳴き軒」で、今日一日消費したカロリーの「超回復」を図る。 (←本末転倒?)

  私の定番「こってり野菜・太麺」 (750円)。

 「二郎」系太麺と「天一」風こってり味スープのいいとこどりハイブリッド(?)。あの手の味が好きな人には満足の一品。

 それにしても、少し間が開くとすぐ登れなくなってしまうのは困ったもの。
 前も言ってた気がするが、これは山なんか行ってる場合じゃないな?