キャベツ

キャベツの

炒め物


ひとくち

食べたら

広がった


キャベツ畑の

香り


春の野

小さな一本道

明日へ

それでいいよ

自分へ


感情は

でこぼこで


だから

何も

責められない


それがいいよ

明日へ


梅の香り

ふんわりと


日々を

優しく包んで

ゆく

猫の

猫の

あくびと


緩んだ夕暮れ


風は

微かに

春の香り


今日も

まぁるい

膝の上

ぽかぽか

通りは

ぽかぽか


ひだまりの

猫さん


たんぽぽ

さん


背中から

心まで


日差しの

魔法


ぽっかぽか

景色

菜の花が

咲いていた


揺れて

いた


流れてゆく

景色


まちを

抜けて


広がる

田園


川を越えて


あの煙突まで

あと少し…



北九州に帰りました。