今思うこと

過去は朽ち果て
自分が惨めになったとき
ただ虚しい風だけが吹いていた

失くしたものを必死に取り戻そうとして
そうはいかない現実を突きつけられた

今思うことは
この経験こそが
わたしをつくってくれたということ

挫折こそが心を育ててくれた

だから
あのときは…なんて

少し笑いながら話してみたい

蘭

10年ぶりに咲いた実家の蘭
この10年間ひっそり花を温めていたのね

だから暗闇によく映える

もしもあなたが天真爛漫だったら
こんなに暗闇に映えなかったわね

もしもあなたが何も苦しまなかったら
こんなに暗闇を照らせなかったわね

秋の花

秋の花が団地の前で笑っていたから
道行く人は幸せよ

あなたがお店の前で笑っていたから
道行く人は幸せよ

時々私たちに降る雨は容赦ないけど
いつか晴れていくんだね

今日は私が笑っていたから
きっとあなたも幸せよ

褒め言葉

いつになってもいいな
少しブルーでも周りがピンクに見えてしまう

それって魔法の言葉かな

ほんわりして
恥ずかしくて

生まれてきてよかったって思える

それでいい

なにをやってもお礼がないな
お礼を期待している自分も寂しいものだな

せっかくの青いワンピースが
くすんでしまわないように

お礼のない親切も
同じように価値があると

誰かが言っていた

それでいいのかな

見えない親切で守られているって
わたしも気がついたよ



最近病状が良くなってきています
こんな下手な詩ですが、読みに来てくださって
ありがとうございます～

この一年とても励みになりました