今日という日に
涙が溢れて
ホッとした…
風の香りの
愛しいこと
向こうの家
窓
夕空の
美しいこと
虫の音
ノクターン
今日という日の
柔らかいこと
小鳥の羽根は
森の色
光を浴びて
木漏れ日色
あなたのこぼす
うたは種
あなたのこぼす
うたは花
小鳥はとっても
小さいけれど
大きな心があるんだね
それは
もしかしたら
この部屋超えて
お月様くらいかも
しれないよ
きっと
小さなものたちに
大きな心があるんだね
目では見えない
胸のうち
今宵
月夜に船を漕ぐ
猫
心地よいところを
知っている
陽のあたる窓辺や
クローゼットの中
その日その時
心のままに
ふふん
それでいいんだよね…
今
月夜に
見惚れていたい
コーヒーで
ちょっとひと息
朝のひと仕事は
歌いながら
タッタラン…
むかしの人は
田植えや茶摘み
いろんなときに
歌ってた
洗濯干して
タッタラン…
茶しぶを取って
タッタラン…
ちょっとひと息
タッタラン…