誰かの笑顔に
救われたり
誰かの言葉で
明日を見つけたり
誰かの歌で
虹が架かったり
だんだん春
今日出会った
微笑ましい場面を
思い出しては
爽やかになる
きらりと光る
春
だんだん
だんだん春
日曜日の昼下がり
ラジオから
ボサノヴァが流れている
雨というのに
桜が咲きそうで
猫は
ひざに寄り添い
眠ってしまった
きっと
猫が今日を
占ってくれた
「家でゆっくりしましょう」
と
しとしと雨
すやすや猫は
夢の中
ふと口ずさむ
鼻歌で
今日の調子が
わかる
春のときめき
感じてる
春のきらめき
感じてる
ふと口にする
フレーズで
目尻のシワの
数で
今日の調子が
わかって
しまう
春のときめき
感じてる
春のきらめき
感じてる
まるで
淡い絵画を
見ているような
街角で
青い蝶が
飛んでゆく
なんて
いい日
素敵な日
ほんのちょっとで
いい
角砂糖くらいの
しあわせ
くるくる
くるくる…
昨日、書いた詩です。
日々の中で
しあわせを感じられたら
いいですよね。
今日という日に
ほほえみを
ひとつまみ
あいさつ代わりに
ひとつまみ
別れぎわに
ひとつまみ
今日という日に
ほほえみを
ひとつまみ
愛想じゃないのよ
ひとつまみ
ほんのちょっと
いい方へ
ひとつまみ