12月18日 (火曜日) 晴れ
今朝は昨日に比べ暖かく感じる。6度ほどである。
ここ、熊谷の最高気温は13度とあるが、
日中は昨日よりは2度ほど低そうだ。
~~~~~~~~~~~
★最近は年賀状にこう書いてこられる方も増えた。
”今年をもって賀状を失礼いたします。便りの無いのが元気とお思いください”
メールで代用手紙・携帯で生の声を聴ける時代だ!
それに同世代も年を重ねてきている。
書くのが習慣化されなくなった時代でもある。
昨日、私は平成最後の賀状も書き終えて投函した。
少々字も下手になって恥ずかしいが・・!
喪中や賀状失礼の枚数も増えて昨年の2割減の枚数であった。
カミさんは殆んどメールでの賀状交換だ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
そんなときに
【コラム】筆洗18日に年賀状のことが・・
「鬼平犯科帳」などの作家、池波正太郎さんは年が明けると
年賀状の干支(えと)の絵を描いた。
ずいぶんとのんびりした話に聞こえるか。勘違いしては困る。
描いているのは来年の年賀状の下絵である。
▼毎年、数千枚の年賀状を出していたそうだが、
この枚数では年末になってからでは間に合わない。
春に刷り上がった年賀状を日に十枚ほどずつ書いていく。
▼「戦後の日本は、古きよき習慣や風俗も事もなげに捨て去ってきたけれども、
年賀状の習慣だけは廃らないようだ」。
そう書いていらっしゃるが、平成の終わりにあっては
池波さんの見立てもあやしくなってきたかもしれぬ。
▼2019年用の年賀はがきの当初発行枚数は約24億枚。
結構な枚数とも思えるが、
ピークだった2004年用の約44億6千万枚に比べれば、
半減近い。
年賀はがきに冷たい風が吹く。
▼ネットの普及や人口減。理由はいくらでもある。
そもそもペンで何かを書くという習慣も減り、
いざ年賀状と思っても、わずらわしさが先に来るということもあるだろう。
▼池波さんのまねも無理で今年はどうするかと迷っていたが、
コピーライターの岩崎俊一さんのこんな文章で気を取り直す。
「年賀状をもらってうれしいのは、
(出した人が)あなたの顔を思いうかべながら、
年末の深夜、眠い目をこすり、
知恵をしぼりながら、
せっせとペンを走らせてくれたからだ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★晩年の父親も賀状は30枚ほど震える手で書いていた。
やがて私が代理で書くようになったが、
行き来きが出来なくなると
友の便りは、相当うれしかったんであろう。
今朝は昨日に比べ暖かく感じる。6度ほどである。
ここ、熊谷の最高気温は13度とあるが、
日中は昨日よりは2度ほど低そうだ。
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★最近は年賀状にこう書いてこられる方も増えた。
”今年をもって賀状を失礼いたします。便りの無いのが元気とお思いください”
メールで代用手紙・携帯で生の声を聴ける時代だ!
それに同世代も年を重ねてきている。
書くのが習慣化されなくなった時代でもある。
昨日、私は平成最後の賀状も書き終えて投函した。
少々字も下手になって恥ずかしいが・・!
喪中や賀状失礼の枚数も増えて昨年の2割減の枚数であった。
カミさんは殆んどメールでの賀状交換だ。
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そんなときに
【コラム】筆洗18日に年賀状のことが・・
「鬼平犯科帳」などの作家、池波正太郎さんは年が明けると
年賀状の干支(えと)の絵を描いた。
ずいぶんとのんびりした話に聞こえるか。勘違いしては困る。
描いているのは来年の年賀状の下絵である。
▼毎年、数千枚の年賀状を出していたそうだが、
この枚数では年末になってからでは間に合わない。
春に刷り上がった年賀状を日に十枚ほどずつ書いていく。
▼「戦後の日本は、古きよき習慣や風俗も事もなげに捨て去ってきたけれども、
年賀状の習慣だけは廃らないようだ」。
そう書いていらっしゃるが、平成の終わりにあっては
池波さんの見立てもあやしくなってきたかもしれぬ。
▼2019年用の年賀はがきの当初発行枚数は約24億枚。
結構な枚数とも思えるが、
ピークだった2004年用の約44億6千万枚に比べれば、
半減近い。
年賀はがきに冷たい風が吹く。
▼ネットの普及や人口減。理由はいくらでもある。
そもそもペンで何かを書くという習慣も減り、
いざ年賀状と思っても、わずらわしさが先に来るということもあるだろう。
▼池波さんのまねも無理で今年はどうするかと迷っていたが、
コピーライターの岩崎俊一さんのこんな文章で気を取り直す。
「年賀状をもらってうれしいのは、
(出した人が)あなたの顔を思いうかべながら、
年末の深夜、眠い目をこすり、
知恵をしぼりながら、
せっせとペンを走らせてくれたからだ」
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★晩年の父親も賀状は30枚ほど震える手で書いていた。
やがて私が代理で書くようになったが、
行き来きが出来なくなると
友の便りは、相当うれしかったんであろう。
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