1月10日 (水曜日) 晴れ
昨晩から歌手の八代亜紀さんが亡くなったニュースが
八代さんの歌は映像にはまると更にいい。と思っていた。
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高倉健さんの映画で”
駅”を
思い出す。
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〇年の瀬、粉雪の舞う増毛駅のホームに北海道警の刑事、
英次(高倉健)が降り立った。帰省する船に乗るためだった。
改札の外に赤いヤッケを着た女が人待ち顔で立っていた。
列車から降りたすべての客が行ってしまったあとも未練げに
ホームの方を見ている。桐子(倍賞千恵子)だ。
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〇あいにくのシケで船が欠航になったその夜、町に出た英次が
通りがかりの居酒屋ののれんをくぐった。カウンターに腰を下ろし、
所在無げに客待ちをしていたのは桐子だった。
「30日までやってるなんて珍しいんじゃない。ほかの店は
ほとんど閉めてるよ」と静かに言って英次が席についた。
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〇静かな会話が続き、雰囲気がほどけ始めたころ
2本目の燗を準備する桐子に英司が話しかける。
「昼間さあ 駅にいたでしょう?」「どうして知ってるの?」
「見てた。いっぺん見れば忘れないよ」
そういえば、改札を出て港に向かう英次も振り返っていた。
若くはないが、目立つ女だった。
「お芋の煮っころがし、サービスしちゃおう!」。
左手の指を鳴らして桐子ははしゃいだ声で言った。
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〇12月30日のテレビは歌謡曲を放送していた。
会話が途切れたとき、
八代亜紀の「舟唄」の前奏が始まった。
「この歌 好きなの、わたし」と桐子は妙に明るい声で言うと、
テレビのボリュームをあげ、歌手に合わせて口ずさむ。
♪肴はあぶったイカでいい…
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毎日新聞 余録
精緻な文章や画像などを作り出す生成AI(人工知能)が急速に普及し…
●米オープンAI最高経営責任者(CEO)のサム・アルトマン氏
精緻な文章や画像などを作り出す生成AI(人工知能)が急速に普及し、
昨年の流行語にもなった。今では学校の授業から企業の業務効率化まで、
多くの場面で活用されている。
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▲一方で「人の仕事を奪って大規模な失業を生み出す」
「大量破壊兵器と組み合わされれば、人類を危機にさらす」などと、
将来を危惧する声も根強い。
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▲毀誉褒貶(きよほうへん)を象徴するような出来事が、
開発をけん引する米新興企業、
オープンAIで昨年11月に起きた。
創業者のサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)が一時、解任された「お家騒動」だ。
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◆背景には
「全人類にとって安全で有用なAIをつくる」との崇高な理想と、
「利益を追求し開発資金を確保できなければ競合企業に追い抜かれる」という
資本の論理の相克があった。
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▲理想から出発した同社は
非営利組織(NPO)の理事会が経営を監督する特殊な統治構造だった。
〇米マイクロソフトからの出資を受け入れ開発にまい進するアルトマン氏に対し、
NPOの理事会が営利よりも安全性を重視するように要求。抜き差しならなくなった。
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▲多くの従業員がアルトマン氏解任に猛反発したため、
理事会側はCEO復帰を認めたが、対立の構図は解消されていない。
市場には「神学論争」と揶揄(やゆ)する声もある。
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▲だが、著名な投資家の
ウォーレン・バフェット氏はAIの進化を核兵器になぞらえ
「一度発明されれば、なかった状態に戻せない」と懸念する。
どうすれば人類に役立つ発明にできるか。切実な問題である。
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■解任から5日で復帰を発表
アルトマン氏は、今月17日に行われたオープンAIの取締役会で、
コミュニケーション不全を理由に解任。
20日には、アルトマン氏が、
オープンAIに出資しているマイクロソフト社に入ることが発表された。
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しかし、
オープンAIの大半の社員がアルトマン氏の解任に反対し、退社も辞さない構えに。
結局、
アルトマン氏はわずか5日後に、オープンAIのCEOに復帰することが発表された。
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★世界が注目を集めるアルトマン氏の今後の発明に期待だ!
「精緻な文章や画像などを作り出す生成AI(人工知能)が急速に普及」
ついていけないなあ~!
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◆情報部門に籍を置いていたころ一緒にシステム開発をしていたK君から
年賀状が届き、生成AIを使った映像が載っていた。
6月に撮った銀閣寺を生成AIで処理したらこんな絵になったとあった。
イメージと違うと・・
〇トリミングしてみた。
凄い荘厳な絵になっているなあ~!技術の発展は怖いなあ・・
時を見てほかの絵のイメージも見てみたい。