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日記(10.17) コラム「新聞週間」

2017-10-17 17:25:43 | 日常
10月17日  (火曜日)   雨・・> 曇り・・>晴れ間

「望外の結果です」。
今をときめく将棋の中学生棋士、藤井聡太四段は、
対局後のインタビューで使う難しい言葉も話題になった。

小学生の頃から毎日、学校から帰ると新聞に目を通していたそうだ。
なるほど、圧倒的な語彙力にも納得がいく。
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 ▼「新聞週間」が始まった」
各紙で著名人が新聞の魅力や効用を語ってくれている。
もっとも、新聞の購読者が減り続けているのは、事実である。
なぜそうなるのか、考える1週間であってもいい。
   
  社団法人日本新聞協会が1948年(昭和23)から
  毎年10月、1週間にわたって催す年中行事。 
  初め占領軍の示唆でアメリカの「ニューズペーパー・ウィーク」と
  呼応して催された。
  行事の主眼は、読者に新聞の重要性を知らせ、
  新聞と読者との結び付きを強化すること。
  同時に、新聞・放送に携わる者が「言論・報道の自由」を守り、
  いっそうの発展を期する覚悟を新たにすることを目標にしている。

  週間中、新聞紙面を通じ趣旨の徹底を図るほか、標語募集などを行う。
  また、新聞協会加盟各社の幹部が集まって全国新聞大会を開き、
  その年の重要問題について研究討議を行う。
  58年から「新聞広告の日」、62年から「新聞少年の日」が週間中に設けられている。
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 ▼そこで思い出されるのは、平成14年に87歳で世を去った
  「超辛口」のコラムニスト山本夏彦さんである。
   とりわけ、新聞に対する批判は激烈を極めた。
  「わかりにくい言葉を読者にわかるように翻訳するのが
   ジャーナリストの仕事なのに、それをしないというよりする気がない。
   または出来ないのである」。
  耳が痛いとしか、言いようがない。


★何冊か読んでいるが少々難しかった。
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 ▼「明治の昔は読むのを禁じる家庭が多かった。
  何故禁じたかというと、新聞はうそを書く、
  うそでないまでも誇張して書く。好んで醜聞をあばく」。

  今年の新聞週間標語は、
 新聞で 見分けるフェイク 知るファクトである。
 「うそ」ではない「事実」のみを書いているのか、改めて自戒したい。

  もっとも夏彦翁はその前に、カタカナ語に閉口しているだろうが

 ▼若者の「新聞離れ」の背景には、インターネットの普及が挙げられてきた。
 スマートフォンをいじってばかりいるのには、別の理由もあるらしい。

 「新聞を持ち歩くのは、かっこ悪い」
 「電車の中で読むのは、オッサン臭い」というのだ。
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 ▼小欄なら、新聞を熟読している若い女性を見かけたら
  思わず見ほれてしまう。
  これが「オッサン臭い」ということか・・・と

コメント
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