10月17日 (火曜日) 雨・・> 曇り・・>晴れ間
「望外の結果です」。
今をときめく将棋の中学生棋士、藤井聡太四段は、
対局後のインタビューで使う難しい言葉も話題になった。
小学生の頃から毎日、学校から帰ると新聞に目を通していたそうだ。
なるほど、圧倒的な語彙力にも納得がいく。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼「新聞週間」が始まった」
各紙で著名人が新聞の魅力や効用を語ってくれている。
もっとも、新聞の購読者が減り続けているのは、事実である。
なぜそうなるのか、考える1週間であってもいい。
社団法人日本新聞協会が1948年(昭和23)から
毎年10月、1週間にわたって催す年中行事。
初め占領軍の示唆でアメリカの「ニューズペーパー・ウィーク」と
呼応して催された。
行事の主眼は、読者に新聞の重要性を知らせ、
新聞と読者との結び付きを強化すること。
同時に、新聞・放送に携わる者が「言論・報道の自由」を守り、
いっそうの発展を期する覚悟を新たにすることを目標にしている。
週間中、新聞紙面を通じ趣旨の徹底を図るほか、標語募集などを行う。
また、新聞協会加盟各社の幹部が集まって全国新聞大会を開き、
その年の重要問題について研究討議を行う。
58年から「新聞広告の日」、62年から「新聞少年の日」が週間中に設けられている。
~~~~~~~~
▼そこで思い出されるのは、平成14年に87歳で世を去った
「超辛口」のコラムニスト、山本夏彦さんである。
とりわけ、新聞に対する批判は激烈を極めた。
「わかりにくい言葉を読者にわかるように翻訳するのが
ジャーナリストの仕事なのに、それをしないというよりする気がない。
または出来ないのである」。
耳が痛いとしか、言いようがない。
★何冊か読んでいるが少々難しかった。
~~~~~~~~~~~~~~~
▼「明治の昔は読むのを禁じる家庭が多かった。
何故禁じたかというと、新聞はうそを書く、
うそでないまでも誇張して書く。好んで醜聞をあばく」。
今年の新聞週間標語は、
「新聞で 見分けるフェイク 知るファクト」である。
「うそ」ではない「事実」のみを書いているのか、改めて自戒したい。
もっとも夏彦翁はその前に、カタカナ語に閉口しているだろうが。
▼若者の「新聞離れ」の背景には、インターネットの普及が挙げられてきた。
スマートフォンをいじってばかりいるのには、別の理由もあるらしい。
「新聞を持ち歩くのは、かっこ悪い」
「電車の中で読むのは、オッサン臭い」というのだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼小欄なら、新聞を熟読している若い女性を見かけたら
思わず見ほれてしまう。
これが「オッサン臭い」ということか・・・と
「望外の結果です」。
今をときめく将棋の中学生棋士、藤井聡太四段は、
対局後のインタビューで使う難しい言葉も話題になった。
小学生の頃から毎日、学校から帰ると新聞に目を通していたそうだ。
なるほど、圧倒的な語彙力にも納得がいく。
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▼「新聞週間」が始まった」
各紙で著名人が新聞の魅力や効用を語ってくれている。
もっとも、新聞の購読者が減り続けているのは、事実である。
なぜそうなるのか、考える1週間であってもいい。
社団法人日本新聞協会が1948年(昭和23)から
毎年10月、1週間にわたって催す年中行事。
初め占領軍の示唆でアメリカの「ニューズペーパー・ウィーク」と
呼応して催された。
行事の主眼は、読者に新聞の重要性を知らせ、
新聞と読者との結び付きを強化すること。
同時に、新聞・放送に携わる者が「言論・報道の自由」を守り、
いっそうの発展を期する覚悟を新たにすることを目標にしている。
週間中、新聞紙面を通じ趣旨の徹底を図るほか、標語募集などを行う。
また、新聞協会加盟各社の幹部が集まって全国新聞大会を開き、
その年の重要問題について研究討議を行う。
58年から「新聞広告の日」、62年から「新聞少年の日」が週間中に設けられている。
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▼そこで思い出されるのは、平成14年に87歳で世を去った
「超辛口」のコラムニスト、山本夏彦さんである。
とりわけ、新聞に対する批判は激烈を極めた。
「わかりにくい言葉を読者にわかるように翻訳するのが
ジャーナリストの仕事なのに、それをしないというよりする気がない。
または出来ないのである」。
耳が痛いとしか、言いようがない。
★何冊か読んでいるが少々難しかった。
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▼「明治の昔は読むのを禁じる家庭が多かった。
何故禁じたかというと、新聞はうそを書く、
うそでないまでも誇張して書く。好んで醜聞をあばく」。
今年の新聞週間標語は、
「新聞で 見分けるフェイク 知るファクト」である。
「うそ」ではない「事実」のみを書いているのか、改めて自戒したい。
もっとも夏彦翁はその前に、カタカナ語に閉口しているだろうが。
▼若者の「新聞離れ」の背景には、インターネットの普及が挙げられてきた。
スマートフォンをいじってばかりいるのには、別の理由もあるらしい。
「新聞を持ち歩くのは、かっこ悪い」
「電車の中で読むのは、オッサン臭い」というのだ。
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▼小欄なら、新聞を熟読している若い女性を見かけたら
思わず見ほれてしまう。
これが「オッサン臭い」ということか・・・と