旧い自販機巡りと趣味と(アーカイブ)

3大レトロ自販機を巡り、その他諸々も綴ってます。新規更新はありません。アーカイブとしてお楽しみ下さい。

映画この世界の片隅に を観て

2022-08-15 12:00:00 | 趣味の話
今回は趣味のお話です

今年も上映を聞きつけては、劇場に足を運んだ作品
それは…

映画この世界の片隅に

原作 こうの史代
監督 片渕須直
出演 のん

2016年公開の映画です

広島、呉を舞台に戦前から戦中、戦後を生き抜く
主人公 北條すず(声・のん)が描かれた作品です


この世界の片隅に

今年の大型連休の頃にも観に行ったのですが、この夏にも上映され足を運びました


映画 この世界のさらにいくつもの片隅に

こちらは2019年公開の作品です

登場人物のエピソード等を追加した内容で、所謂「ディレクターズカット版」では無く、見比べると分かるのですが
全くの別作品と言える解釈になりますね

前作の公開から3年を経て、新たに描かれ、追加収録された物です

より、原作に近付いたとも言えるのではないでしょうか?

どちらかを御覧になった、或いは原作を読まれた方ならお分かりかと思いますが
主人公すずさんは「ボーッとしとるけぇ」と言うセリフがあり
その行いにも現れていますが、この「いくつもの片隅に」を観ると、決してボーッとはしていない印象を、私は受けました

さて


川越スカラ座

今年は8月6日に、この作品を観る機会に恵まれました

懐かしい雰囲気の映画館で、何よりも音響が良かった
後で聞いたのですが「適音音響」と言われているのだそうですね

ちょっと音が響くかなぁと思って居るところに、ハッキリとくっきりと届いてくる音響は、心地良さを感じましたから

そんなスクリーンで
広島原爆の日に、この作品を観る

77年前に起きた原爆投下、その日に…
感慨深い思いでしたね

今年は広島に足を運び、呉にも立ち寄りました
そして、この作品を繰り返し劇場で観て
色々と思い、解釈を拡げているつもりです

片渕須直監督がトークショー等でお話しをされる
「すずさんが居た空間が伝わる様に作った」
「ひょっとしたら、すずさんは実在するのかもしれない」
そんなお考えに、作品を拝見して「なるほど」と共感した思いですから

広島、呉を巡った時の既視感
作品への没入感は、これまでには無い感覚でしたからね

改めて凄い作品だと思いますし
御覧になって居ない方には、お勧めしたい作品でもあります

また、すずさんに会いに劇場を訪れたいものです…m(_ _)m






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