HARI INI ?

じゃすみんの雑記帳

ニチイへ譲渡決定

2007-08-27 | HARI INI ?
 グッドウィル・グループ<4723.T>は27日、介護大手子会社コムスン(東京都港区)の有料老人ホームなどの施設介護事業の譲渡先として、ニチイ学館<9792.T>を選定したと発表した。売却価格や事業移行時期は、今後の交渉となる。

 事業譲渡先の審査をしていた第三者委員会は、52件の応募のなかから、ニチイ学館が適切とする答申を行った。これを受けて、グッドウィル・グループとコムスンはそれぞれ役員会を開き、ニチイ学館に譲渡することを決めた。施設事業の譲渡対象は、有料老人ホーム26カ所と認知症のグループホーム183カ所。

 会見したコムスンの樋口公一社長は譲渡時期について「利用者に安心してもらうためにも、できるだけ早いほうが良い」と述べた。また、価格については、ニチイ学館から提示があったことを明らかにした上で「これから交渉する。赤字ではないか、という印象だ」と語った。

 また、第三者委員会の堀田力委員長は「譲渡先選定にあたって、価格を検討して決めたわけではない」と強調、あくまで利用者の継続を最優先したと述べた。

 今後、ニチイ学館とコムスンは価格交渉など詰めの協議を行い、早急に譲渡契約を結ぶ方針。

 ニチイ学館を選定した理由として第三者委員会は、1)ほぼすべての都道府県で介護事業を営み他社に比べて管理能力が高い、2)事業承継の際に欠員が生じても従業員数の状況から判断すると人員補充やサービスの継続能力が高い、3)現行サービスの質を落とさずに安定的なサービスを提供するための独自提案があった、4)財務基盤が他社に比べて良好なほか、従業員の雇用条件の維持を認めている──などの点を挙げた。

 ニチイ学館も不適正な介護報酬請求で東京都から業務改善勧告を受けるなどしたが、「過去に指定取り消しに相当するような問題はなかった」(掘田委員長)として委員から不適正との意見は出なかったという。

 掘田委員長は、在宅介護事業の売却先も9月4日の委員会で決めたいと述べた。在宅介護事業は47都道府県ごとに分割して売却する予定だが、「空白県が生じることがないよう、全力を挙げてやっている」と語った。

   ―――グッドウィル、コムスンの居住系サービスをニチイ学館に譲渡へ(ロイター)

ニチイねー。
ふぅーーーん。。

今日の天気