1週間前から同志社大学の授業聴講を復活させています。佐野先生の「ソーシャルネットワーク論(?)」。
先週は、2名の受講者の発表で、研究目的やリサーチクエスチョン、手法が云々という、久しく聞いていなかった(!)ことを聞けてよかったです。
今回はこの授業の一環で、別の講師を招いての公開授業。
講師は、鎌田華乃子さん(NPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン理事)。
10日前の告知というのに、100人ほどが参加。一般や京大の方もおられた様子。こんなに多いのはツテでの参加も多かった?? それにしても多かった。講師や佐野先生の印象は、安保運動で下火になったと言われていますが、社会運動に対する人々の姿勢が変わりつつあるのかも、と。
私は(時間を間違えて)30分ほど遅れての参加。
「社会運動」ということに対する印象などをグループワークで意見交換したり、講師から社会運動についての背景や、自らの活動の紹介がありました。
■以下、印象的だったことを少しメモしておきます。
コミュニティ・オーガナイジングについての(単なる経験則を超えた)理論や、組織論を背景にしたリーダーシップ論などが興味を引きました。
●インサイダー戦略、アウトサイダー戦略
自分が性暴力に関する法整備を進めようとするとき、法律がどう決まっていくのか(政党の中で誰がキーになって進むのか)全然わからなかった。
●対立しないで問題を突きつける
「○○反対」ではなく。
●コミュニティ・オーガナイジングの理論
・魚の「スイミー」のように仲間を集めて、大きな力(姿)に。
(1) ストーリーを語る
私/私たち/行動・今することについて
(2) 関係を作る
共通の価値観(関心と資源)
(3) チーム
a)境界。安定(定期的に会う)。多様性。
b)共有目的。グランドルール。相互依存。
c) (メモできず)
(4) 戦略
小さな目標から
(5) アクション
効果的な誘い方。意欲の湧くデザイン。
●活動を始めるときの3つの質問
同志は誰か("当事者"ではなく)。(あとはメモできず)
●社会運動の目的の一つ: パワーの不均衡を解消
●リーダシップ
カリスマ的な中心的なリーダーでもなく、みんなバラバラ/独自でもなく。
スノーフレーク・リーダーシップ。一人一人からつながっていくような。
■雑感
職場や地域(大学のゼミも)の中で何かを進めていくときのコツというか、進め方について、もちろん経験則で進められることも多いとは思います。けれど、今回、それらをある程度(実践に基づいて)理論的に整理されていることを改めて知りました。
図書館関係者も、例えばこんな授業を聴講されて、現場の実践力をあげていくと、図書館の力も増すんじゃないかなと。
ちなみに私も、立命館大学時代に所属していた日本史関係のサークルでは、活動の社会的な還元とか変化というのは、割と重要な事柄として活動していました。
先週は、2名の受講者の発表で、研究目的やリサーチクエスチョン、手法が云々という、久しく聞いていなかった(!)ことを聞けてよかったです。
今回はこの授業の一環で、別の講師を招いての公開授業。
講師は、鎌田華乃子さん(NPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン理事)。
10日前の告知というのに、100人ほどが参加。一般や京大の方もおられた様子。こんなに多いのはツテでの参加も多かった?? それにしても多かった。講師や佐野先生の印象は、安保運動で下火になったと言われていますが、社会運動に対する人々の姿勢が変わりつつあるのかも、と。
私は(時間を間違えて)30分ほど遅れての参加。
「社会運動」ということに対する印象などをグループワークで意見交換したり、講師から社会運動についての背景や、自らの活動の紹介がありました。
■以下、印象的だったことを少しメモしておきます。
コミュニティ・オーガナイジングについての(単なる経験則を超えた)理論や、組織論を背景にしたリーダーシップ論などが興味を引きました。
●インサイダー戦略、アウトサイダー戦略
自分が性暴力に関する法整備を進めようとするとき、法律がどう決まっていくのか(政党の中で誰がキーになって進むのか)全然わからなかった。
●対立しないで問題を突きつける
「○○反対」ではなく。
●コミュニティ・オーガナイジングの理論
・魚の「スイミー」のように仲間を集めて、大きな力(姿)に。
(1) ストーリーを語る
私/私たち/行動・今することについて
(2) 関係を作る
共通の価値観(関心と資源)
(3) チーム
a)境界。安定(定期的に会う)。多様性。
b)共有目的。グランドルール。相互依存。
c) (メモできず)
(4) 戦略
小さな目標から
(5) アクション
効果的な誘い方。意欲の湧くデザイン。
●活動を始めるときの3つの質問
同志は誰か("当事者"ではなく)。(あとはメモできず)
●社会運動の目的の一つ: パワーの不均衡を解消
●リーダシップ
カリスマ的な中心的なリーダーでもなく、みんなバラバラ/独自でもなく。
スノーフレーク・リーダーシップ。一人一人からつながっていくような。
■雑感
職場や地域(大学のゼミも)の中で何かを進めていくときのコツというか、進め方について、もちろん経験則で進められることも多いとは思います。けれど、今回、それらをある程度(実践に基づいて)理論的に整理されていることを改めて知りました。
図書館関係者も、例えばこんな授業を聴講されて、現場の実践力をあげていくと、図書館の力も増すんじゃないかなと。
ちなみに私も、立命館大学時代に所属していた日本史関係のサークルでは、活動の社会的な還元とか変化というのは、割と重要な事柄として活動していました。
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