システム担当ライブラリアンの日記

図書館システムやサービス系の話題を中心に。最近、歩き旅の話題も。

(2019.8.26) IFLA2019, Debating the Impact and Reach of Reference and Information Services (RIS)

2019-08-26 18:30:32 | イベント参加
どちらがついでか分かりませんが、IFLAの大会でアテネに来ています。
今日は、標記のタイトルのセッションを聞いてきました。

あとは、同志社・司書課程の学部生が佐藤翔先生の代わりに⁉︎来られているポスター発表の見学に。
書架に管理用の番号を大きく付けている図書館をVR上に再現して(そのためのハード、ソフトを購入した上で)、利用者の視線?を実験しているようでした。

分かりやすい表現については私もうるさいので、研究云々としてする前に、分かりやすい表現のことを考えてほしいと、参考文献を紹介したり(カラー・ユニバーサル・デザインのことは言い忘れた)。
さらには、利用者の行動として、書架の管理番号をどれくらい見てるかとか、業務上でその管理番号を案内にどれくらい使っているか調べた方が、この実験の意義にも影響するのではとか、偉そうなことを言ったり…

さて、標記のセッションは、ディベイト形式になるのかと思いましたが、なんかそんな感じでもなく。

◾️Debate Topic 1. Reference and Information services will be less important when all content is open access

◼︎賛成の立場から? New Avenue of Reference and Information services... (モハメド氏、パキスタンから)

Q:What are the role of Reference Librarian in OA content?

OAプラットフォームを例示して、学術情報の流れの整理。
まとめとして、見つけるより、活動のヘルプが重要 など…

◼︎反対の立場から? Importance of RIS in relation with OA (ジェニファー、メキシコから)

ディベイト形式のはずなんだけど、2人のスピーカーがどっちの立場か分からない、というか、OAが進んでもライブラリアンの役割は重要と、両者が言ってるように聞こえる。
#にしても、きれいなホールでやってるけど、跳ね上げ式の椅子が、あちこちでキーキーうるさい。

ディベイトなんだけど、それぞれのスピーカーが発表、そして会場からの質疑、図書館員の重要性?についての挙手みたいなので終わった。

◾️Debate Topic 2. Libraries and Information services can’t change the impact of fake news.
○反対討論「Yes We Can」で、楽しくなってきました。パッションがあり、根拠ある内容、そして、聴衆に問いかけることも交えて。

最後の挙手では、ほぼ半々。反対討論の方が面白く聞こえたのは、私の集中力と英語力の問題もあるでしょう。
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