ISBN: 978-4101441214 (これは新潮文庫版のISBN)
#以下のページ数は、太田出版のもの
「臨場感あふれるドキュメンタリー」 (p.404、あとがき)
確かにそうでした。論証していくような記述ではないかもしれませんが、番組制作や調査の経緯がよく分かるよう(ドキドキするよう)書かれています。
ネタバレになりますが、備忘録として、キモの部分を。
◆◆本書の知的な考察作業を . . . 本文を読む
ISBN: 978-4000258531
カナダに興味のある私としては、非常に面白かった。
専門書で記述はやや難しい。最初の方だけを読んだ。
要点をメモしておきます。
・建国時にイギリスが制定した「1867年英領北アメリカ法」がカナダの憲法だった。
(国名が Dominion of Canada だったはずで、名称的には植民地?)
・立法権はイギリス議会にあり、憲法改正権も同様。これをカナ . . . 本文を読む
ISBN:978-4-480-06816-3
かなり感動した本です。
私としては、「分かりやすい表現の技術」(講談社ブルーバックス)の発展系。
分かりやすい表現や、空間デザインに興味のある人にオススメ。
図書館など公共空間の設計、サインにも活かせる内容。
図書館のサイン担当者にもぜひ読んでほしい。現状がいかに不親切か、痛切に感じるのでは。
現在の駅の案内に不満が募ったり、図書館の案内板のテ . . . 本文を読む
漢籍のことは書いていないのかと、いぶかりながら読んでみた。
和漢古書の基礎知識の再確認には悪くなかった。
P.91辺りに、明治20年以降に木版の和装本が激減するという記述がある。
要は時代や人材の変化に、20年ほど要したという意味だと理解した。
明治期にも和装本が多かった理由に納得。
鉄道などの技術の輸入、政治体制の変化など、ドラスティックに変わった部分と、入れ替わるのに年数のかかったことがある . . . 本文を読む
以下、個人的に気になったところを拾い書きしておきます。
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○「ハイスクールを出たての100人近い学部生たちを大教室で教えるためには、相応の教授スキルがいる」
「これは単なる授業観察にとどまらない。...講義がどのように行われ、学生がそれにどのように反応しているかを知ることが、TAの仕事にとって重要な準備となるからである」 (p.30-31)
○「アメリカの場合、日本のように大学間 . . . 本文を読む
非常に興味深い書籍でした。
以下、個人的に気になったところをメモしておきます。
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○額などで見られる右横書き(に見えるもの)は、一行一文字のタテ書き。
○日本語の横書きが生まれのは、江戸時代末期。
○横書きの外国語の文字との関わりから生じた。
蘭学の影響。
・右横書きとなった理由は、一行一文字のタテ書きが影響。
○近代貨幣、当初から横書き。
○鉄道切符、当初から右横書き。鉄 . . . 本文を読む
「企業のコミュニケーション能力 : 仕事は単語,キャリアは言語,CSRとCSVは文法」
仕事でお世話になっている教員からご寄贈いただき、CSRとか全然知らないので、目を通してみました。
・出版社のサイト
http://www.nakanishiya.co.jp/modules/myalbum/photo.php?lid=986
本論のところはもちろんですが、脇の話題のところも興味深かった。
. . . 本文を読む
阪大図書館サイトには、このように紹介されています。
「著者は出版時点(2013年1月)で本学工学研究科に在籍されていた秋山浩司さん。
「さがしものが見つかりません!」(ポプラ社)。
本学を舞台にした小説です。第1回(2011年)ポプラ社小説新人賞奨励賞受賞作。」
http://www.library.osaka-u.ac.jp/news/20130516c_common.php
この原稿は私が . . . 本文を読む
比較的若い社会人の皆さんにお勧めしたい本です。
「SE(エスイー、システムエンジニア)」という言葉が出てきますが、社会人一般に必要なことが書かれています。
ところどころ専門的な言葉も出てきますが、そこは読み飛ばせばOK。
もちろん、書いてあることを実践して身に付けないとダメですが、よければご一読を。
そもそもは、「SEの勉強法」が、職場の「キャリア支援図書コーナー」にあったのですが、なかなか借 . . . 本文を読む
ところで、こんな話で思い出す、20代後半にサッカーをしていた頃の思い出を2つ紹介します。
1つ目:
職場のサッカー仲間に、指導員の経験もある人が入ってきました。
彼が僕らに言ってくれたことは数多いですが、その一つに
「ボールをもらう前に、首を振って、周りを見る」
ということがあります。
サッカーをされない人には分かりにくいかもしれませんが、どこに誰がいるか確認して、ボールが自分のところに来る前 . . . 本文を読む