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障害犬タローの毎日

2007-05-18 | 愛すべき生き物たち

 太郎くんはいま11才。

福岡県宗像市近郊のお寺に捨てられてた、雑種の仔犬でした。
縁あって優しい“おじいさん”に貰われ、幸せな日々を過ごしていましたが、
1歳のときに原因不明の難病におかされ、
シッポと両耳、4本の脚が壊死し、切断することになりました。

でも太郎君は不幸な可哀想な犬ではありません。

いまの飼い主の獣医師・小森先生の家族として、
動物病院のスタッフのみなさんはじめ、たくさんの愛情に包まれて、
大好きなメス犬のみりんと、毎日マイペースに過ごしています。

ぐうぜん太郎くんの本を知り、手に取りました。
障害のある犬の話ですが、けっしてお涙ちょうだいの内容ではありません。
おじいさんと太郎の絆の深さと、別れのシーンは泣けましたが…

耳がなくったって、尻尾がなくったって、脚がなくったって
太郎くんは元気です。わがままです。マーキングだってします。
邪魔なところに寝ていて、忙しい動物病院のスタッフに踏まれたりもしています。
くうたや普通の犬となにも違っちゃいないんです。

本の帯の言葉
“ごく普通に生きているだけで、太郎は人を元気づけている”
ではないですが、太郎くんの笑顔はほんとうの強さを教えてくれます。

なんだかうまく説明できません。だから私がごちゃごちゃ言うより
まずは太郎くんの笑顔をみてください。
太郎くんの笑顔はブログ「障害犬タローの毎日」でどうぞ



12 コメント

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こんにちは。 (典茶)
2007-05-18 13:10:15
障害を持っている可哀想とかそう言う目で見てしまいがちですが決して動物も人間も障害がある=不幸だとは限らないのですよね。私の知り合いに子供さんが障害を持った方がいるのですが私も最初はどう接して良いか迷ったのですね。でもそのお母さんにとったらほんとに子供は普通の子なのですよね。そう言った偏見の目を向けてしまわない自分でいたいです。
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愛情いっぱい~ (momokina)
2007-05-18 14:17:52
くうたくんもそうですが、タローくんも愛情いっぱいで育っていて、やさしい目をしていますね

どんな状況や状態であっても、周りの愛情があり、それを感じ取ることができたら、良い顔をしているものなんだな。。と思います。

典茶さんのコメントにもあるように、その状態・状況がその家族や本人にとって、“ふつう”なのであって、周りが特別扱いをすることってないのですよね…。

私も何でも柔軟に受け入れられる人でありたいな~
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Unknown (きなまま)
2007-05-19 00:05:38
ふ~っ!夜までお腹いっぱいでしたよ~

タロー君は素敵な方に巡り合えて良かったですね~それも運命だったんでしょうかね~!
もし、タロー君が心無い飼主のうちの子だったら、とっくに処分されちゃってた事でしょう。

それにしても、怖い病気があるものですね~
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Unknown (リク)
2007-05-19 07:52:43
タロー君、いい人に巡り合えてよかった。
五体満足の血統書つきのわんこでも処分されてしまう世の中ですからね・・・。悲しいですけど。
怖い病気も乗り越えて、いい人たちに囲まれて暮らしているタロー君は幸せです。
ちょっと体の不自由はあるものの、心は自由でのびのびしているってことですよね。
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典茶さんへ (ぽんぽこ)
2007-05-19 10:11:11
学生の頃。ハンディを持ってる方に
「私はかわいそうな人じゃない。あなたたちよりちょっと体が不自由なだけ。心は同じように自由なんだよ」と言われ、自分自身が恥ずかしくなったことがあります。
街中で白い杖の人が自転車にぶつかりそうだったとき、とっさに「危ない!止まって!!」と叫んで注目をあびてしまいました。
それで事故はふせげたんですが、もっと上手に教えてあげられないものかと、恥ずかしく思いましたよ。
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momokinaさんへ (ぽんぽこ)
2007-05-19 10:19:09
太郎くんいい笑顔でしょ。
表紙のこの笑顔にひかれて本を購入しました。

たとえばくうただったらどうしただろう、と考えさせられました。
どのような状況でも、ふつうに思える柔軟さは、いくつになっても持ち続けたいです。
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きなままさんへ (ぽんぽこ)
2007-05-19 10:29:37
昨日はありがとう~楽しかったね。
昨夜はお腹いっぱいだったけど、ぽん父に付き合ってカレー食べたら、今朝はコーヒー以外入りません。


周囲の人にいろいろ言われ、おじいさんも手術か安楽死かかなり迷ったようですが、最終的に太郎への愛情が勝ちました。
一方小森先生もタローのおかげで獣医師として、人間として、いいように変っていったそうです。
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リクさんへ (ぽんぽこ)
2007-05-19 10:37:05
太郎は元々捨て犬ですから、自分が望まない死の選択を何度も潜り抜けてきた、ある意味強運の持ち主ともいえる犬ですね。

少々わがままでも、イタズラがすぎて手がやけても、「ただ生きてるだけでいい、そこにいてくれるだけでいい」と思える人だけが、ペットを飼う資格があると思います。
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思い出しました。 (マロンパパ)
2007-05-20 08:41:12
そういえば、ぽんぽこ一家のブログにはじめて辿り着いたのは、「どうぶつたちへのレクイエム」で検索してた時のコト。
タローくんのように不自由があっても、人間の「家族愛」があれば不自由は感じないハズ、と思ってみました。
「どうぶつたち…」もそうでしたが、人間次第で動物の感情とかって変わるのかな!?
そう思うと、くうたクンは幸せモンです!分身までできるようになったもんね☆
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マロンパパさんへ (ぽんぽこ)
2007-05-20 21:21:26
やはり愛情もらってる子は優しい表情になるのかな~
と太郎くんを見てわたしも思いました。
生まれてくる小さな命に幸あれと祈らずにはいられません。
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