祈り

例年より１週間ほど遅れて桜が満開になりました

今日は日差しもあたたかく春本番です

こんなのどかな春の日差しの中では

１か月前のあの惨事が夢のように思えます

 

しかし地震感知器のくうたは

いまだに震度１の揺れにも敏感に反応しています

 

そのせいなのか

真夜中に歩きまわったり

タンスに向かってアウアウ文句を言ったりしてます

 

歩きまわってるときは

１分くらいなでてあげると落ち着くし

タンスに向かって文句を言ってるときは

ぽん母が布団の中から「う～る～さい！」と言いながら

シッポをつかむと

すぐにベッドに戻って丸くなるので

 最初の頃の奇行にくらべたら可愛いものです

 

 

テレビでは住民がいなくなった町中を

置き去りにされた犬たちがさまよい歩き

牛が集団で住宅街を歩きまわり

小屋に繋がれたままやせ細ったサラブレットたちが

悲しそうな目でカメラをみつめていました

 

いまだにライフラインが復旧されてない中で

懸命に耐えてる人々が多くいます

 

窮屈な避難所での生活に耐えてる人も

行方不明の家族を探している人も

まだまだいっぱいいます

 

ぽんぽこ家は彼らのことを決して忘れたりしていません

とくに首都圏の電力のために犠牲になってる

福島の方々のことを思うと

申し訳なくてしかたありません

 

現地に飛んでのお手伝いとかは

素人のぽん母では足手まといになるのでできませんが

ひきつづきより一層の節電を心がけたり

買い物の際にレジ横の募金箱にお釣りを入れたり

風評やデマに惑わされず公平な目で物事を見

正しい判断が出来るように知識をつけたりと

自分自身でできることで精一杯の応援をしていこうと思っています

 

そしてこれからも

 

東北の人々や生きるすべての命たちに

一日も早く安穏な生活が戻ることを心から祈っています

 

 

 

 

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春の伊豆～いちめんのなのはな～

くうたのリハビリを兼ねた伊豆旅行

国道をひたすら南下し

南伊豆町の日野（ひんの）地区の菜の花畑にいきました

 

 

青野川ふるさと公園にクルマを停めて

お散歩スタートです

 

 

青野川の堤防にはずっと桜があるけれど

去年より開花が遅れていて

ほとんどの桜はまだ１分咲き

一番咲いてた桜でもせいぜいこの程度

 

きっと今日あたり見ごろになってると思われます

 

 

しかしゆったり流れる青野川に

風はちょっと強かったけど春本番の日差しに

気分も晴れ晴れ

 

なんと言っても

見渡すかぎり一面の菜の花畑

 

 

菜の花の黄色は

春の柔らかなお日さまの色

落ち込んだ気持ちをふわっと軽くして

元気をくれる色

 

そしてここにくると思いだすのがこの詩

 

「風景」　　山村暮鳥

いちめんのなのはな

いちめんのなのはな

いちめんのなのはな

いちめんのなのはな

いちめんのなのはな

いちめんのなのはな

いちめんのなのはな

かすかなるむぎぶえ

いちめんのなのはな 

 

 

 

くうたにはどう見えてるかわからないけど

いちめんのなのはな散歩を

心ゆくまで満喫してきたぽんぽこ家です

 

 

 

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歩く地震感知器

火曜日の明け方

ジョン君で丸まって寝ていたはずのくうたが

いきなり起きて階段を下りてゆきました

「水でも飲みに行ったのかな～」

と半分眠りながら思っていたら

またすぐに上がってきて

小さ～～～くボッと吠えたので

「またかよ～」と思い枕元の時計を見たら

５時にセットした目覚ましがなる直前でした

 

ぽん母が起きたのを確認したら

またジョン君で丸くなって目を閉じてるので

「一体なんだったの？」と思いながら

いまさら２度寝もできないので目覚ましを解除して

いつもよりちょっと早めに仕事に出かけたぽん母でした

 

そしてその日の昼間

「今朝地震あったからぽん母いつもより早かったんでしょ」

ご近所のM子さんに言われました

M子さんによると

あっ地震だ！と思って時計みたら４時５８分くらいだった

そうなんですが

ぽん母は地震なんてぜ～んぜん気がついてなかったし

その場にいたほかの人たちも、だ～れも気づいてませんでした

 

だから「ほんとに地震なんてあったの～？」と怪しく思いながらも

くうたが起きだした時間とほぼいっしょなので

地震情報を見てみたら

ちゃ～～んとその時間に地震がありました

 

しかし

東京２３区でも震度１で

八王子の観測所の地震計では観測されてなかったほどの地震でした

 

地盤の関係とかで市内でもぽんぽこ家の辺りだけは

軽く揺れたのかもしれませんが

それに気がつくM子さんとくうたは

歩く地震感知器と呼ぶことにします

 

 

次からは揺れる前に教えてね 

 

 

 

 

 

　
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「♪しゃぼん玉」

熱海の海岸にて

 

 

 

 ♪しゃぼん玉

 

 

 しゃぼん玉　とんだ

 

くうたまで　とんだ

 

 

くうたまで　とんで

割れずに　ふ～わふわ

 

か～ぜ　かぜ　ふくな！

しゃぼん玉　こわい

 

 

 

 

ヘタレは一生ものです

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完治でぐっすり

震災から続いていたくうたの深夜の奇行

最初の頃の激しいのは治まり

徐々に落ち着いてはきたけれど

１時間ごとに起こされたり

電気を消すと不安げにうろつきだし

狂ったように座布団を掘ったり

水入れやお座敷ワゴンに向かって「あっち行け！」と

あうあう、ガウガウ言いながら

血が出るくらいマズルで床をこすったりしてました

 

そんなこんなで金曜日の夜まで

ずっと居間で毛布巻いて寝ていたぽん母

 

友人にも「家庭内避難所状態だね」とか

言われたりしていて

「一体いつになったら布団で寝られるんだろう」

と途方にくれつつも眠剤だけは飲ませたくなかったので

被災者のみなさんに比べたら家の中で寝られるだけマシ

と思い寝不足や腰痛に耐え頑張ってきた毎日でした

 

 

そんななか金曜の朝、ぽん父がとつぜん

くうたのリハビリ＆気分転換と

ぽん母の慰労と

ぽん父の仕事のストレス解消に

１０周年のお祝いも兼ねて

ぽんぽこ家の第２のお家と化していて

万が一くうたが落ち着かなくても

勝手がわかっているのでフォローしやすい

楽風雅殿さんに行こう

と言いだし

急な電話予約をこころよく受けてくださったおかげで

土日で行ってきました

 

お宿では 

いつもの部屋のいつもの寝床（ソファー）に一目散で

くうたぐっすり

 

おかげでぽん母も朝まで布団でぐっすり

 

 

そして昨夜

以前のように電気を消して２階に上がって行ったら

くうたもすぐについてきて

足元のベッド犬ジョン君で丸くなって朝までぐっすり

ぽん父が出勤したあと下りてきたけど

今は和室のベッドでぐっすり

 

けっきょく９時過ぎまでこのままでした

 

 

週末の思いきった気分転換も功を奏したようで

地震でついたくうたの心の傷PTSDも

ようやく完治することができました

あとはぽん母の腰痛が治れば完璧だ！！

 

 

未来を信じて笑顔でGO!

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あのときキミは…

10年ひと昔とはよく言ったもので

ついこの間のことだと思ってたのに

そんなに変わったとは思ってなかったのに

１０年前はそれなりに若かったな～

としみじみ写真を眺めておりました

 

いまから１０年前

２００１年４月１日日曜日仏滅

 
※昭和３０年代の写真ではありません

ぽん父とぽん母は明治記念館で結婚式をあげたのでした

仏滅のエイプリルフールに結婚式をやるモノ好きは

ぽんぽこ家のほか８組もいました

 

アルバムを引っ張り出して眺めていたら

ついため息

ぽん母の人生で最高に細かったんだよな～と

アゴのラインもほっそり、鎖骨もくっきり

二の腕も今とは比べものにならないし

実際このころは７号で、ウェストも６０センチ以下だったんだよな～

 

そうよ！よくわかってるね

 

 

つい回想にひたってしまいましたが

そんなわけで

今日がスイ～ト１０の結婚記念日なんです

 

とは言っても

新婚当時から「結婚１０年目の夫婦みたい♪」とマジに言われ

スイ～トだったかどうかは疑問の多いぽんぽこ家のことですから

特別に豪華ディナーを楽しむとか

プレゼントの交換をするとかはなく

「１０年間ありがとう。これからもヨロシク」と

朝食のテーブルで挨拶するくらいでした

 

ところが周囲には優しい人が多くて

朝から携帯にお祝いメールが届き

 

友人の雪ちゃんからは

卵を１０個とおまけのお菓子を

さあ？たぶん卵があったからだよ

 

キャサリンちゃんからは

こ～んな素敵な

手作りのプリザーブドフラワーをいただきました

 

 

たくさんの優しい友人たちのおかげで

１０anniversaryがとっても華やかなものになりました

 

１０年目は 錫・アルミ婚式 というそうですが　　

４０年後の金婚式はお互い年齢的に難しいけど

まずは２５年の銀婚式を目指して

夫婦ともに元気でなかよく暮らしていけたらと思っています

もちろんくうたもいっしょだよ

 

 

 

昨夜は電気を消して朝まで寝ることができました
一歩前進です！

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