BLOG 思い遥か

日々新たなり/日本語学2020

文字記号

2021-11-29 | 日本語学21

言語記号という。象徴とも見え、音形となる。日本語で言う記号とはそのとらえる範囲が異なる。記号はサインとも訳してカタカナのままになる。コトバ、語というふうになる私たちの言語について、なぜ記号となるかを理解しなければならない。記号は二重分節の分析で、語そのものとなる。記号素を用い、音素をいうには音形とその分解になるので分節はわかりよい。もっとも言語ごとの音韻でもあるから事象はそれぞれに異なっている。
記号はコトバとすれば、語であるから、それは文字のことであると合点して、ことば尾音形に見る見方と字形に見る捉え方とその根本のちがい考えざるを得ない。日本語が音節を単位とすることも音形にして音素で表記してみてもそれでもやはり文字としての漢字が言語の機能を担ってくる。文字言語はすなわち記号言語であるから、言語記号といえば言語文字となりそうな関係に、わざわざ言わない、日本語では文字については省庁だけではない用い方で表象の機能も見ることになる。



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